この狸の夫婦、仲むずかしく、銭勘定してます。
こうしたそろばんを弾いているタヌキは、『そろばん狸』というんですよ。
江戸時代から、商売繁盛・火事除け。の縁起ものとして店先などに置かれているものです。
火事除けというのは、『喧嘩と火事は江戸の華!』と呼ばれたほど
火事が多かった江戸の街で、このそろばん狸を置いていた店は、不思議と
火事の災害から免れたという逸話があり、このことから縁起をかついで
火事除けとされているとか。。
狸の抱えたそうろばんの珠が火の粉をはじいたとも言われています。
この話、浅草の浅草寺の仲見世にある『助六』さんという江戸末期の頃からの
日本でただ一軒の江戸趣味小玩具の店で聞いたことがあります。
そういえば、ことわざに『取らぬ狸の皮算用』(まだ捕まえてもいない狸の皮を売
ることを考えること。手に入るかどうかわからないものを当てにして計画を立てる
ことのたとえ。)のがあるけど、、、よく昔から私が、何かを企んで、『ウックッ
ク』と浮かれている時に、母から言われた事を思い出す。
2009-01-29 21:54:30 コメント(0)| Trackback(0)
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