日頃、ビジネスや男性向けの講演会などでは、具体例として
ネクタイの色と心理的に与える印象やイメージのお話をさせて頂きます。
最近、『ゴールドのネクタイの意味は?』というご質問を受ける機会が
増えています。
鳩山総理大臣になってから、すっかりおなじみになった
『ゴールドのネクタイ』
まず、ゴールドとは、どんな意味があるかといえば・・・
神仏などに見られる、神秘的で高貴なイメージがあります。
強力なエネルギーやパワーの象徴でもあり、不変の色として古くから、皇帝や国王などがこよなく愛した色でもあります。
戦国時代に、豊臣秀吉が好んだことでも有名です。
では、『ゴールドが他人に与えるイメージは?』・・・というと
ゴールド(金色)など光る色には人間の視神経を刺激して、人を興奮させ、明るい
気持にさせる効果があります。
少し前に流行した、「マツケンサンバ」という歌がありましたが、軽快なサンバの
リズムとダンスに加えて、あの煌びやかな衣装から放たれる黄金の光パワーが、
より一層明るく、楽しい気分にさせてくれ、ヒットに繋がったのかも知れません。
このように金色には『一時的』に人間の心理を興奮させ、エネルギーを与えてくれ
ます。ですから景気よく見せたい場合や弾けさせてくれるにはうってつけの色です。
景気が低迷して、人々の心が落ち込んでいる現代に、日本国のリーダーが
ゴールドを使うというのは、色彩心理的にも素晴らしいといえます。
ただし、その効果は長時間の使用になると、疲労を招いてしまうので慢性的に使用
するのはお勧めできません。
強力で豪華であるが、飽きられてしまう面もあります。
ゴールド一色ではなく、控え目なグレーが入っている2色のストライプ柄の
鳩山総理のネクタイチョイスは実にGOODです。ハイ
やはり、みゆき婦人が選ばれたのでしょうかね。フフ
現実ばかりの毎日で、小さくまとまってしまった気持を賦活させる時にも
憂鬱な気分になった時や落ち込むことがあったら、ゴールドの力を借りると良いでしょう。
一時的に使用すると、人間を豊かに、大きな気持にさせてくれますよ。
2009-10-31 16:22:31 コメント(0)| Trackback(0)
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