先日、ある30代の女性から『引っ込み思案で人見知りがちな性格なので、人に自分から話しかけることが苦手です。社交性を高められるような色がありましたら、教えてください。』というご相談を受けました。
皆さんの中でもこのようなお悩みをお持ちの方はおられるかもしれません。そこで今日は、社交性を高められる色のお話をしたいと思います。
色彩心理学ではコミュニケーションを高める色として「オレンジ」や「ピンク」をお勧めしています。オレンジは同族意識を高める色なので団体やグループで何かを行う際にはオススメです。
最近注目されているのが『桜色』です。癒し効果も高いということがわかり、大手電気メーカーでは照明のLEDに採用しているほどです。周囲にも明るく柔らかなイメージを与えます。ピンクは幸せの象徴カラーとされています。桜のお花見をすると誰もが幸せな気分になれるのもピンクの効果が影響していると確信しています。人間の心理とは、意識しないでいると坂道から転がるようにマイナスに考えてしまう傾向が誰しもにあるのです。明るくポジティブになるには意識していかないと、すぐマイナスに考えてしまいがちです。私の座右の銘は、『色を変えると自分が変わり、自分が変われば周囲が変わる!』です。ほんの少し勇気を出して、まずはパステルカラーからチャレンジしてみて下さい。そして、色に少し慣れてきたら、ビビットな色(鮮やかな色)にもトライしてみて下さい。引っ込み思案を打破するには、自分に自信を持つことが必要です。自信とは、自分を信じるところから生まれてきます。鮮やかな暖色は自信を持たせてくれます。あまり無理をせず少しずつの取り入れからスタートさせましょう。上着に抵抗があるなら、インナーや下着からスタートしてみてはいかがでしょうか。明るい色を着てみると不思議と元気スイッチが入りますよ。
2021-03-10 23:36:26 コメント(0)| Trackback(0)