世は、まさにロンドンオリンピックの真っ最中。
LIVEにこだわる方は、寝不足が続いているのではないでしょうか。
普段は、スポーツにあまり関心がない私ですが、オリンピックは別格です。
昨夜の女子バトミントンの決勝戦も興奮しました。惜しくも負けてしまいましたが
中国を相手にすばらしい試合でした。
さて、オリンピックといえば五輪の輪がおなじみですが
あの5色の意味は、世界五大陸(ヨーロッパ、アジア、アフリカ、オセアニア、アメリカ)
を表現しているといわれています。
以前は、どの色がどの地域と明記されていましたが、
現在では、どの地域がどの色かは限定されてません。
しかし、この色の組み合わせは、色彩学的には理にかなった組み合わせです。
そもそも「色」が見えるのは、視細胞の錐体細胞と呼ばれる細胞があるからです。
錐体細胞は赤・緑・青の3種あり、テレビやパソコンで色を表現するのもR(赤)・G(緑)・B(青)です。
さらに区分すると、赤緑経路と青黄経路に区分され、「色」というものが認識されます。
まさに、五輪の並びは、錐体細胞の経路と同じ組み合わせになっています。
こうした色の経路の組み合わせで、私たちは鮮やかな色の世界を感じることができるのです。
ちなみに人間は、生まれから初めて識別できるのは、赤緑の系列で生後2ヶ月ぐらいから
可能だと言われています。青黄は、それより遅れて認識されるようになっていくそうです。
偶然かもしれませんが、五輪マークと視細胞の組み合わせが同じなんだと
感心したのでした~~。
2012-08-05 12:57:41 コメント(0)| Trackback(0)