その昔、まだ吉本興業に所属していた頃、漫才師でプライベートは
アーティステックな事に携わっている「岡 けんた」さんが主宰した
個展に、作品を出品することになった事があった。
芸術センスゼロの私、絵は巨匠級に下手なので書けないし、工作もできない・・・・
そこで、その時のインスピレーションで”うさぎ”を作ることにした。
その当時、買っていたウサギが1週間で死んだ直後、おまけに失恋・・と
とにかく、絶好調に不幸な状態だったので、
幸せになりたいという切実な願望から
ウサギを作ることに決めた
それが、このウサギです。
作品タイトルは「幸せウサギ」
自分では、なかなかよい出来だと満足していたが、
友人たちが、「なんやこのウサギ、ペッタンコで不幸が詰まっている!!」と
うぅぅ。。やはり、作品にはその時の心理状態が出るのであった
そんな10数年前の幸せウサギ(不幸ウサギ)の写真が引き出しの整理を
していたら出てきた。。。
あれから十数年が経ち、今は日々の慌ただしい生活で、そんなセンチメンタルな
事を思う気持ちはすっかりなくなり、そんな乙女の心を持っていた自分を
懐かしく思うのでした。
幸せは、待っていても一向にやってきてはくれません。
自分で努力し、築き、掴んでいくものだとわかった40代
夫婦生活は山あり谷ありで色々とあるが、共に喜怒哀楽を共感できる
相方がいることは、幸せだと思うのであります。
腹の立つこと事も多いが、やっぱカッパに感謝しなきゃね。。
2009-12-08 23:16:03 コメント(1)| Trackback(0)