万城目作品には、関西の各地を舞台に繰り広げられるユニークなSFファンタジーがいっぱい。
今回紹介する本の舞台は、滋賀県の琵琶湖のほとり。
個性豊かな登場人物たちと、しゅららぼんの正体を突き止めましょう!
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『偉大なる、しゅららぼん』集英社文庫
万城目学(まきめまなぶ)/著 集英社 2013年発行
琵琶湖のほとりに住む日出家(ひのでけ)と棗家(なつめけ)は「湖の民」として、それぞれに異なる特殊な力をもつ者が存在し、代々続く因縁(いんねん)の間柄。
力を操る修行のために日出本家にやってきた涼介(りょうすけ)は、後継ぎで変わり者の淡十郎(たんじゅうろう)に振り回されながら、現実離れした高校生活を送っていた。
そこに突如訪れた両家存亡の危機。
涼介たちは、この窮地(きゅうち)を乗り越えられるのか。