毎日の散歩のさいに、オブジェを作るのになにかいい材料はないかとキョロキョロとあたりを見回しながら歩く。みっともないと言えばその通り。昔は壊れそうな家や、工事中の現場には錆びた螺子や鉄板がけっこう落ちていたりしたものだが、最近はほとんど見かけない。みんなきれいに片付けている。
この木片は近くの線路脇の空き地に落ちていた。ロープと柵で囲っていたのだが、なんとか乗り越えられそうなので入ってみた。もっと長いものもあったが、長過ぎて使い物にならぬ。これだけを手にしてまたロープと柵を乗り越えようとしたら、あやうく転倒しそうになって冷や汗が出た。いい年齢をしてこんなところで転んで怪我でもしたらいい笑いものである（笑）。
1.5寸の角材。50数年ほど前に街頭や大学構内でよく使われたサイズじゃね（笑）。
