ゆかりある人を思うや梅の花
細き枝に思い乗せるや梅一輪
春まだき桜の前の雪柳
水仙のゆかりを知るや城の土
ひとり行く桜並木に降る時雨
ウクライナ思い佇む桜かな
池面出て鵜の目まぶしき桜かな
ジョギングしながら浮かぶ俳句かな
ゆかりある人を思うや梅の花
細き枝に思い乗せるや梅一輪
春まだき桜の前の雪柳
水仙のゆかりを知るや城の土
ひとり行く桜並木に降る時雨
ウクライナ思い佇む桜かな
池面出て鵜の目まぶしき桜かな
ジョギングしながら浮かぶ俳句かな
在宅の仕事をすれど打ち上げの仲間もなくてクレームもなし
クチナシの花をば洒落にクチもハナも無くて優しきマスクの目かな
クチナシの花の言葉や口なくも幸せ運ぶマスクの目かな
人生のラストコーナーで
経つ日のスピードに
抜かれまいと焦っても
地球の自転も公転も
遅くならない
去った人や日々を追うより
明日することを考えよう
空しいのは
充実感がないから
歳にふさわしいことを
人に喜んでもらえることを
しようとすれば
きっと何かが応援してくれ
空しさを超える力になるのだろう