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舛添要一東京都知事と部下が1泊10万円のホテルに泊まり1週間の英国、ドイツの歴訪で1億円も都税を使う

2014-11-24 15:39:23 | 人権侵害する警察庁等の犯罪記事(コピー)


2014年11月15日


舛添知事宿泊の英『ドーチェスター』…豪華すぎるほどの出張の成果は?

一等地に立地するザ・ドーチェスター。玄関にはひっきりなしに高級車やタクシーが乗り入れる=10月、イギリス・ロンドン
 11月2日まで約1週間の日程でイギリスのロンドンとドイツのベルリンを歴訪した東京都の舛添要一知事が、ロンドン滞在中に宿泊した老舗ホテル「The Dorchester(ザ・ドーチェスター)」。スパイが活躍する英国の人気小説「007」シリーズに登場し、世界のセレブが愛用する超高級ホテルとしても知られ、宿泊料は1泊10万円を下らないという。どれほどの豪華さなのか。最も低いランクの部屋に一夜限りの宿泊を許された記者が、“潜入取材”を試みた。(福田涼太郎)

 ■“リズ”も定宿にした重厚感のある空間

 かつては英国貴族の屋敷が並んでいたロンドン・メイフェア地区。日本大使館からほど近い緑豊かなハイド・パークの眼前に、舛添知事一行の宿泊したドーチェスターは“君臨”する。

 1931年創業。古くは米国の女優のエリザベス・テーラー、最近ではアンジェリーナ・ジョリーら多くのセレブが定宿にすることで知られ、昨秋に出版された「007」シリーズの最新刊をはじめ、数々の小説や映画の舞台にもなっている。

 舛添知事の出張中も、さるアラブの王族が宿泊していたといい、あいさつに訪れた大勢のアラブ出身の英国在住者が、ホテルの周囲を取り囲むように列をなしていた。

 玄関には、シルクハットにえんび服姿のドアボーイ。1階ラウンジの伝統的な英国調に統一された重厚感のある空間には、ランプのほのかな明かりを表現したライト、花をあしらったふかふかのカーペット、巨大なフラワーアレンジメント…。そこに広がる光景は豪華でありながら、けばけばしさがなく、いかにもセレブが好みそうな様相だ。

 記者が宿泊した客室タイプは最も安い「デラックス・クイーン」(1泊約9万6千円)。一方で舛添知事は「知事としての格式に合った部屋」(都担当者)とのことで、少なくとも記者や随行職員の部屋よりは「数ランク上」という。

 同ホテルのホームページで、出張期間中に空室があった客室のタイプをいくつか安価な順で挙げると…。「デラックス・キング」(1泊約11万円)▽「ジュニア・スイート」(同約13万円)▽「パーク・スイート」(同約35万円)▽「ドーチェスター・スイート(同約42万円)▽「ハーレクイン・スイート」(同約95万円)。

 ■廊下では「サー」と話しかけられ

 関係者によると、今回の出張に同行した都職員は二十数人。半数ほどは近隣のより安価なホテルに泊まったというが、うち「10人前後」(都幹部)がドーチェスターに宿泊したとみられる。メンバーは常に知事と行動をともにする特別秘書、都市外交のブレーンとなる外務長のほか、身辺警護を行うSP、五輪担当の知事補佐官、全体のスケジュール管理や会見での知事発言を調整する外務部長や、その直属の部下や知事担当の秘書らが含まれるという。

 それぞれほかのホテルに宿泊する職員と連絡を取り合いつつ、知事に助言や調整などを行うといい、「やり取りをするのに近くにいた方が便利」(同)との理由で同ホテルに宿泊したという。

 シャンデリアが輝くエレベーターホール、華やかな色彩のカーペットが敷かれた廊下などホテル内を歩いていると、従業員とすれ違うたびに「サー(男性への敬称)」と話しかけてくる。決して「紳士」とは言えない身なりの記者としては、恐縮してしまうほどだ。1階のティーラウンジで紅茶とデザートを頼めば5千円近くもかかる。

 ■出張費「1億円突破の可能性も」

 客室内は絵画やアンティークの調度品、豪華な花の刺繍(ししゅう)入りカーテン、全面大理石の浴室など、おとぎ話に出てくるような雰囲気。最安値の部屋でさえ、これまで見たことのないすばらしいレベル。“VIP”待遇の舛添知事らの部屋はどうなっているのか。

 取材をしようとしたが、都は知事が宿泊した部屋のグレードや費用について、「精算がまだ済んでいない。2カ月後くらいにホームページ上で公表する」と説明。おおよその費用についても「実際と乖離(かいり)が生じてしまうことがあり得る」として明かさず、現段階では一切が“秘密のベール”に包まれたままとなっている。

 舛添知事はこのホテルに3泊した。出張時期の為替レートは1ポンド約180円の円安で、舛添知事が4日の定例会見で「めちゃくちゃ物価が高い」と漏らすほど。日当で支払われる食費なども加われば、出張にかかった費用は、それ相当の額に上ることになる。

 舛添知事は就任後9カ月で、今回の訪欧を含めて海外出張はすでに6回目。出張費が確定、公表された範囲では2月のロシア・ソチは出張人数8人で5日間計約3149万円、4月の中国・北京は9人で3日間計約1094万円となっている。

 ただし、この数字は知事周辺の知事本局(現在は政策企画局に改称)の職員のみの費用。他部署から随行した職員は含まれておらず、今回のロンドン・ベルリン出張は「1億円を突破する可能性もある」(都職員)との指摘もある。

 ■成果が分かるのは2020年以降

 都は、ホテルの選定について、セキュリティーや価格などを考慮し、日本大使館や旅行代理店の情報をもとにした結果と説明。今回の出張費については「日程や人数などを考え、通常のレベルは出ない範囲」とし、これでも「ほかの海外出張から突出して高い額にはならない見込み」と力説する。

 舛添知事は帰国後の会見で、ロンドン五輪後の競技会場の利用状況や、ベルリンが進めるエネルギー政策などの視察について、「大変充実した出張になった」と成果を強調した。

 しかし、「参考になった」と言い続けるだけで、今後、2020年の東京五輪の準備をはじめ、都政に対し、目に見えて分かるような新施策を打ち出せなければ、多大な税金を投入した出張への都民の理解は得られないだろう。

 舛添知事は、ロンドン五輪の視察を通し、「五輪会場をマイナスの遺産としない」ことの重要性を学んだという。成果が分かるのは、2020年以降となるが、その手腕に期待したい。
産経新聞
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