陸上自衛隊別府駐屯地の三等陸曹の山口利幸容疑者(２８)が性的暴行未遂で逮捕された

2019年7月24日


自衛官が店内で性的暴行未遂か


先月、別府市のカラオケ店で２０代の女性の体を触ったうえ、性的暴行をしようとしたとして２４日、２８歳の陸上自衛官の男が逮捕されました。

逮捕されたのは、別府市鶴見の陸上自衛隊別府駐屯地に所属する第４１普通科連隊の三等陸曹、山口利幸容疑者（２８）です。

山口容疑者は先月２５日の夜、別府市にあるカラオケ店で、２０代の女性を女性用トイレの個室に押し込んで体を触るなどしたうえ、性的暴行をしようとした疑いが持たれています。

警察によりますと、山口容疑者は事件当日、同僚とみられる男性たちと一緒に市内の飲食店で食事をした際、被害者の女性と知り合い、その後、カラオケ店に行ったということです。

警察は、その場から逃げ出した女性から被害届けの提出を受け、店内の防犯カメラの分析など捜査を進めた結果、山口容疑者を割り出しました。

容疑者は調べに対し「間違いありません」と容疑を認めているということです。

警察は、事件の詳しいいきさつを調べています。

今回の事件を受けて、陸上自衛隊別府駐屯地第４１普通科連隊の山田憲和連隊長は「被害に遭われた方に心よりおわび申し上げます。捜査に協力するとともに、事実関係に基づいて厳正に対処し再発防止に努めます」とコメントしています。
NHK