昨夜は2時に目が覚めてしいまいました。 例によって、夜中に良からぬ事を考えてしまいました。 一晩経つと、頭痛は和らいできます。 今日のブログは少し長くなります。
Iさんからいただいた宇宙創成という本ですが、今更ですが、何故、Iさんはこの本を選んだのでしょうか。 ここからは全くの私見・偏見です。Iさん、間違っていると思いますがご勘弁を。
小学生の頃、父親が今西錦二先生の「生物の起源」(だったと記憶していますが)という本を買ってきてくれました。確か、岩波新書だったような。。。 小学生の私には難しくて、内容はあまり記憶に残ってはいないのですが、今西先生が登山家であること、科学者というのは哲学者でもあるのだということ、生物がある固まりで生きている、のようなことをぼんやりと覚えています。
そして大学1年生になって薬用植物採集のために山歩きをしていると、リュックサックを背負った人が話しかけてきました。 その人は大学の先生で、趣味で山歩きをしているという事でしたが、何と、あの今西先生のお弟子さんで、山歩きの趣味も今西先生の影響だとのこと。 私の頭は小学生の頃に読んだ本にフラッシュバックです。 ちょうどその頃、その山からは、御岳山の噴煙が見えていましたので、二人でその噴煙を見ながら、しばらくは、山登りや植物採集のコツなどについて話しました。
もう、その先生の名前も忘れてしまいましたが、そのコツは植物採集の宿題をする上で大変役立つものでした。
前置きが長くなってしまいましたが、Iさんが宇宙創成を選んだ理由は、もしかすると、私の父がIさんにそうさせたのではないかと。あまりにも私の趣味に、今の境遇にぴったりとこの本がハマるものですし、父が生きていたらこの本を買ってくれたかもしれないなぁと思ってしまったものですから。(Iさん本当に勝手な想像でスミマセン、怒らないで下さいね)
時間はみんな平等にあるかも知れないけど、もしかするとどこかに時空の捻れがあって、長い時間もあれば短い時間もあり、何かの形で過去と未来がつながっていることもあるのかな、と思ったりもします。 昔経験した、虫の知らせ、と言うのも。。。
E=mc2
本当に奥が深いです。
タイムマシンなんてのは無理でしょうけどね。
----------------- sent from W-ZERO3
Iさんからいただいた宇宙創成という本ですが、今更ですが、何故、Iさんはこの本を選んだのでしょうか。 ここからは全くの私見・偏見です。Iさん、間違っていると思いますがご勘弁を。
小学生の頃、父親が今西錦二先生の「生物の起源」(だったと記憶していますが)という本を買ってきてくれました。確か、岩波新書だったような。。。 小学生の私には難しくて、内容はあまり記憶に残ってはいないのですが、今西先生が登山家であること、科学者というのは哲学者でもあるのだということ、生物がある固まりで生きている、のようなことをぼんやりと覚えています。
そして大学1年生になって薬用植物採集のために山歩きをしていると、リュックサックを背負った人が話しかけてきました。 その人は大学の先生で、趣味で山歩きをしているという事でしたが、何と、あの今西先生のお弟子さんで、山歩きの趣味も今西先生の影響だとのこと。 私の頭は小学生の頃に読んだ本にフラッシュバックです。 ちょうどその頃、その山からは、御岳山の噴煙が見えていましたので、二人でその噴煙を見ながら、しばらくは、山登りや植物採集のコツなどについて話しました。
もう、その先生の名前も忘れてしまいましたが、そのコツは植物採集の宿題をする上で大変役立つものでした。
前置きが長くなってしまいましたが、Iさんが宇宙創成を選んだ理由は、もしかすると、私の父がIさんにそうさせたのではないかと。あまりにも私の趣味に、今の境遇にぴったりとこの本がハマるものですし、父が生きていたらこの本を買ってくれたかもしれないなぁと思ってしまったものですから。(Iさん本当に勝手な想像でスミマセン、怒らないで下さいね)
時間はみんな平等にあるかも知れないけど、もしかするとどこかに時空の捻れがあって、長い時間もあれば短い時間もあり、何かの形で過去と未来がつながっていることもあるのかな、と思ったりもします。 昔経験した、虫の知らせ、と言うのも。。。
E=mc2
本当に奥が深いです。
タイムマシンなんてのは無理でしょうけどね。
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なぜ私があの文庫を持っていったのか、それを説明できるその時の私なりの理由はありますが、結局はお父さんがそうさせたのかもしれませんよ。
あの本を読んでしまうと、宇宙というものの不思議さはもちろんのこと、天文学、物理学といったサイエンスの奥深さやそれらを築いてきた科学者の熱情、時の流れというもののつかみ所のなさ、そして生命というもののちっぽけさと偉大さなど、それこそすべてといいたくなるほどたくさんのことに心が打たれてしまいます。
34億年前に誕生したらしい命がこの自分にも途切れることなく繋がっているということを知る感動と、なのに人間は他愛もないことでこの愛しい命を殺したりしているということに対する失望。
とにかく、あの本は結構長く生きてきた私に知の感動を目覚めさせてくれたのでした。そして、その感動を誰かに伝えたいなあ、と心の奥で思っていたのでしょうね。そのときにあなたがいてくれたわけです。
だから、ありがとうというのも変ですが、喜んでいただけて私もうれしいです。
あなたの毎日のがんばりに元気付けられています。