くろりんのぷらぷらブログ

こどもたちといっしょに宮崎や近県をぷらぷら~と遊びまわった日記です

チャリティー茶会&いけ花展

2012年10月21日 | 日記
このブログで何度かご紹介した玉利宗清先生が主催されるチャリティーお茶会に家族で行ってきました(→以前に玉利先生をご紹介したブログ記事

受付けをしてまず案内されたのが、いけ花のお部屋

↑様々な花器を使って素敵な作品ばかりでした。


奇抜でいながら落ち着いた感じです。

柿の木を切って竹筒に挿してたり


見ていて飽きませんね






通路にはサラリと飾りつけが。


次に案内されたお部屋でお琴の演奏を鑑賞

雅です。

そして、お庭を眺めてお茶の順番待ちです。



息子も苔がびっしりのお庭に興味津々。
お庭も素晴らしく手入れされていて、苔も可愛い可愛いと育てているそうです。 玉利先生らしいです。

そうこうしているうちにお茶の順番となり、茶室へにじり口から入ります。

大河ドラマでも見た千利休の世界!?本格的です。
はじめてくぐる子ども達もワクワク!


まずは、玉利先生のごあいさつ、今年のテーマ「里の秋」に沿って掛け軸や床の間の置物、茶道具にまでもこだわっている事が伝わってきました。



お弟子さんがお茶を点てて振るまってくださいました。

私達10~15人グループには、茶道の先生のような方もたまたま同席されていて、こだわりをすぐに感じとられて共感され、感想をお伝えされていたので、何も知らない私たちも内容がより詳しくわかり、さらに良い時間を共有できたなと感じました


次は茶室の隣の部屋でちょっとくだけた感じで2杯目の抹茶をいただきました。


2回目のお茶菓子をほおばる子どもたち↓

この部屋の床の間には高千穂ゆかりの女面(あめのうずめ)が飾ってあり、お菓子は男面!粋なこと。

高千穂のお茶菓子だそうです。

随所に古事記にちなんだ飾りつけがされていました。



この切り紙は高千穂の神楽で実際に使われたものを取り寄せられたそうです。

全てにわたり玉利先生をはじめお弟子さんたちの心遣いを感じ、思いのほか本格的にお茶会を体験できて感激しました。

フローランテでお茶会を体験したことはありますが、またより深くお茶の世界を覗かせて頂いた
ようで良い経験であり、子ども達も貴重な体験だったと感じました。

娘は帰りながら「秋の気配いっぱいだったね~!」と感想を言い、その後も我が家の食卓では、お茶会の話題で満載でした。「何故、お外からあの窓をくぐるの?」など、娘の質問攻撃にさらされましたが。主人の答えを聞いて「ええっ?そうだったのー!」と私も一緒に感心したりして

今回初めてお茶会に来られた方も意外に多く、私達も子ども連れでしたが、全体的に気さくな感じで気軽に、それでいてちょっと本格的なお茶会を楽しませていただけました。
本当に素晴らしいお茶会、いけ花展でした。ありがとうございました