くろりんのぷらぷらブログ

こどもたちといっしょに宮崎や近県をぷらぷら~と遊びまわった日記です

息子退院!

2011年09月19日 | 日記
今日、無事退院しました。皆様にはご心配おかけ致しました・・・コメントを頂いたり、他にも温かいメッセージを頂きました。本当にありがとうございました

***** 入院への経緯 *****
14日お昼頃、肩で息をしてゼーゼーという音が大きく聞こえ、熱も出てきて一気に症状が悪化しました。台風が近づく前や季節の変わり目などで以前にもこのような症状は出たことがあったのですが、今回はいつもよりきつそうで、ふらついて歩いている姿を見てさすがに心配になり、係りつけの病院へ急いで連れて行ったのです

(うちの息子は、普段はエネルギーがありあまってるせいか、熱があっても「ぐったり」することはほとんどないので、ゼーゼーという音だけでは、小発作なのか中発作・大発作なのか判断が難しいのです。)

診察するなり、「お母さんこれは大発作よ!」との言葉。すぐ近くの某病院へ入院することに即決です。息子と酸素ボンベ等を抱えた看護婦さん2名をうちの自家用車に乗せて移動→入院でした。

気管支喘息は、予防が大事のようです
せっかくこの1年間、係りつけの病院のお力を借りて予防をしてきたのに・・・数ヶ月発作がなかったので、この大事な時期に気を抜いてしまったかもしれないと反省しております。また0からのやり直しとなってしまいました


***** 入院の様子 *****
息子は体調の苦しさと、入院という劇的な環境への戸惑いで「イヤだ!イヤだ!」「帰りたい・・・帰りたい・・・」と泣いたり叫んだり、ホントに代われるものなら代わってあげたい!・・・胸が張り裂ける思いの日々でした

↓点滴などのチューブでつながれたままの食事。


病室は約8畳程度の個室です。子どもは感染予防のため(退院するまで)病室から1歩も外へ出ることはできません。幼児ですので必ず付き添いが必要で、付き添い人がトイレなどで一時的に離れる時は当直の看護婦さんに声をかけてからと徹底されています。また、うちの子のようなワンパク盛りの子はベッドからの転落防止にも厳重に気を配っていました


↑病室です。右の方に見えるのが据付けの幼児用トイレです。


夜、寝ていると他の病室から子どもの激しい泣き声などが聞こえてきます。その子の付き添いの方の心情が察しられてつらいものがありました。そのような中、真夜中であろうとも子どもの治療に向かうドクターや看護婦の懸命なご対応に本当に頭がさがります

↓子どもが少しでも気がまぎれるようにと看護婦さんが。


息子が大好きなノリノリコンビの応援↓です(ディスプレイby主人)



↓だいぶ回復してきたときの様子です。いろんなおもちゃを持ち込みました~。


12歳以下は感染予防のため入室禁止なので娘は面会できず、私と娘でゆっくり過ごすことも出来ませんでした。娘は主人との2人の生活で寂しかったり、不便だったりしたでしょうけど、よく頑張ってくれたと思います

主人は仕事と病院付き添い交代、娘の学校へ送り出し、娘の食事、洗濯などよくやってくれました。主人は独身のときは1人暮らししていたのでこういうときにはホント助かりました


***** そして退院 *****
19日の朝の回診で「問題なし」ということで、退院できることになりました。着替えやタオルやいっぱい持ち込んだおもちゃなどを片付けるだけで一苦労ですが、退院できる喜びの方が大きくて嬉しかったですね。

↓我が家へ帰ってきたら、主人と娘が作った“おかえりのメッセージ”が。


この日の夕食は、お見舞いに来てくれた私の母の手作り赤飯などで家族でお祝いの食事をしました。その時、息子がおねえちゃん(娘)に『あいたかった~!』とポツリとひとこと。娘もなにやら感激していました

家族皆が助け合い、自分がやるべき事、出来る事を助け合いながらやれた1週間だったように思います。日頃の訓練が発揮できたかな~!?(笑)

私はいつも思うのです・・・
人はその立場になってみて初めてわかるものがあります。
ときにはその本人にしかわかり得ない辛さや悲しさであったりもします。
それでも、その人に、その気持ちに寄り添うことはできます。

私は出産以外に入院した経験がありませんが、今回、息子が入院した事でまたそのことを感じました・・・

医療関係者の皆様をはじめ、ブログの皆様、お友達、知人、親戚の皆様にお礼を申し上げます