中国の哲学者『孔子』
その論語の中に、
『子曰、不憤不啓、不非不発、挙一偶不以三隅反、則不復也。』
というのがある。
これが、『啓発』の語源と言われており、
意味としては、
憤るくらい、憤慨するほど感情的でなければ、
教育はしてはいけない。
発信欲求が強くなければ、教えの言葉は言ってはいけない。
教えた事の3倍返答しないなら、2度と教えない。
という事らしい。
つまりは、
後半だけ切り取ると、
聞くだけの、やる気のない奴が聞いて来ても、
2度は教えない、という事だろう。
で、
『ggrks』というネットスラング。
これ自体は死語に近いが、
精神としては息づいている?様だ。
ただ、
孔子も言ってるように、
一度教えて、3倍の返事なので、
一度も教えずに、『ggrks』は当てはまらない。
だいたい、
教えるのが面倒なら、
『自分で調べろ』すら言わなきゃ良いのに。
仕事などで、教えなければいけない立場にある場合も、
その風潮はあったりするが、
この場合は、
大概、
答えを知らないとか、
知っていても教えたくないとか、
そんな場合が多い気もする。
まぁ、
自分で調べるのは基本だけど、
知らない時は、『知りません』と言えばいいのに。