心穏やか委員会

笑い飛ばせば気分は上々。

人生、初司会進行

2022年10月03日 | 日記
私はスピ-チの得意な人が羨ましい。

子どもの頃から人前で話すのが苦手な引っ込み思案で、
何かと話さなければならない社会人になっても、
被害は最小限に留まるよう立ち回ってきたのでありました。

また、友人の結婚式の挨拶で、練りに練った台本に「(爆笑)」と書いた部分で、
気持ち良いほどの「静寂」の連発を出した苦い経験から、私の心は貝になりました。。


しかし、この歳、立場になるとそんなことも言ってられません。

「今度のPR会の司会をお願いします。」
※PR会とは建材業者の発表会で設計事務所など50名ほど集まります。
建築組合の会合でご指名を受けました。

あなたたち!何か勘違いしてませんか?
私が普段、口数少なくゆっくり発言するのは、喋るのが苦手だからですよ。
ほら、僕をよく知ってる人がこちらを見て笑ってる!

あ~嫌だ、
緊張の余り
「本日はお日柄も良く」とか「人生には大事な袋が三つあり」とか
言っちゃいそう。


そして当日
私はある作戦にでました。
「前日まで何の用意もしない」
「とにかく機械的に淡々と進める」
「頭がテンパっても、低い声でゆっくり喋る」


結果、その作戦が功を奏し、さほど緊張しなかった。
会場を埋めた若い人には、余計なお喋りしない進行が良かったようです。

後日集まったアンケ-ト用紙に「司会がクソだった」とは誰も書いてませんでした。


んもう、よかったよう。
でも、こ-ゆ-のは人前で喋りたくて仕方ない人に頼むべきです。

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