心穏やか委員会

笑い飛ばせば気分は上々。

いくつになっても心配

2020年06月22日 | 子ども
今年の4月から社会人の長男。
リモ-ト勤務が終わり配属先が決まったため、会社の寮に入ることになりました。
勤務地は東京なのですが、とにかく朝が早い。
お寄り駅まで遠い田舎の我が家より、駅に近い都会の寮を選んだ訳です。

しかし、彼は勉強は頑張ったけど、生活能力が著しく乏しい。何も教えなかった・・・・。
その証拠に、彼の部屋は土禁ならぬ土足可のようなごみ屋敷なのです。

「大丈夫、大丈夫、何とかなるっしょ。」
と、天からお手伝いさんが降りてきて何とかしてくれるような口ぶりで、
ホントに身一つで行くつもりだったようです。

奥さんは、日用品を用意したり色々世話を焼いていたようですが、
僕は「全く、一度不便な思いするといいよ。」などと、冷たいことを言っていました。
でも、やっぱり見ていられず、
Yシャツの替えや新しい布団を買ってやり、寮までの車で送ってやりました。

寮は、コンクリ-ト打ち放しの今風の綺麗な建物で、設備も整っているようです。
「なるほどね。うちより綺麗だ。」

長男はこの船出に、至ってさっぱりしておりまして、
寮の前での別れ際、
「何かあったら電話しな。1時間で来てやるからな」
と有難い父上のお話が終わらないうちに
「ありがと、んじゃ!」とさっさと寮に入ってしまいました。


長男に関しては、「もう23なんだから」と意外と普段からさっぱりしている僕ですが、
小さい頃のことを思い出したりして、少ししんみり淋しい帰り道でありました。

ま、何とかなるっしょ。
コメント
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