三沢から十和田市を結ぶローカル私鉄の
十和田観光電鉄
はかねてから廃止の可能性が挙げられていましたが、今月に入って廃止方針を表明しました。廃止される可能性が高くなった十和田観光電鉄ですが、8月に訪れましたので、その様子をレポートします。
十和田観光電鉄の主力は
7700系
です。元東急の7700系で、VVVFインバータ制御車です。7700系はモハ+クハの2両編成を組んでおり、ワンマン化されています。外観は基本的に東急時代そのままですね。尚、この7700系はVVVFインバータ制御車が地方へ譲渡される初のケースになっています。
こちらは十和田観光電鉄の
三沢駅
です。青い森鉄道の三沢駅を出て左手にあり、細長い古い駅舎が印象的です。この駅舎は2階建てですが、かっては2階に喫茶店や案内所などがあったのですが、現在は閉鎖されています。ちなみに駅舎内に2階へ通じる階段があり、そこには板で仕切られており、2階には行けないようになっていました。駅舎は鉄道線とバスを兼ねていますが、バス停に通じるドアはかなり重いもので、昔ながらの風格がありました。
三沢駅の改札口です。ローカル私鉄らしく、古い窓口と簡単な改札ラッチがありました。尚、窓口のそばには自動券売機が設置されています。ほかにそば屋もあります。
三沢駅のホームです。ホームは1面2銭ですが、通常は片側のみ使用されています。十和田観光電鉄では通常、一番前のドアのみ開閉し、そこから乗降するスタイルを採っていますが、三沢と十和田市では駅舎に一番近いドアのみ開けて乗車扱いしています。因みに降車時はすべてのドアが開きます。
三沢駅の駅標です。帯には十和田観光電鉄のカラーが使用されています。そういや、バスのオリジナルカラーと同じやな。
こちらは終点の
十和田市駅
です。古い駅舎が残る三沢とは対照的に駅ビルの中に位置しており、近代的なスタイルになっています。ホームは1面1線のみで、ホームから駅舎へは跨線橋で通じており、改札口は2階にあります。駅ビルのほうはバスターミナルやショッピングセンターを兼ねるなど規模が大きなものになっていますが、ショッピングセンターのほうはテナントの撤退が相次ぎ、ATMコーナーや旅行センターなどのごく一部が残るのみとなっていて、少々寂しい状態になっています。
そして、駅のほうは階段のみと非バリアフリーな状態になっています。
十和田観光電鉄では東日本大震災の影響を大きく受けており、貸切事業の不振によって5月に路線バスの大減便(特に土休日)と列車ダイヤの一部減便が行われてばかりでした。それを見て、本当にやばいんちゃうかと感じたのですが、10月になって廃止が現実なものになってしまいました。元々十和田観光電鉄としては鉄道線を存族させる方向で地方自治体に補助を依頼していたのですが、地方自治体は難しいという回答があり、廃止の方向となったようです。つまり、地方自治体が見切ったという形ですが、ローカル私鉄が生き残る厳しさを感じさせられました。
私が乗ったとき、途中で高校生が多数乗ってきたものの、全体的に空いていたので、やはりと思ったものです。
P.S. 暫く更新を休ませて頂いていましたが、そのときみたままを以下にUPします。
・京都市バスの8号系統に中型車が入っているのを確認。確認したのは189と710。最近増えてるような・・・。
・京阪バスの山急にエアロスターが入っているのを初めて見た。番号は確認してないが・・・。
・某日、大津の16号経路→25号経路の最終便にB-1939が入っているのを確認。しかも、15号経路の表示で走ってた。
十和田観光電鉄
はかねてから廃止の可能性が挙げられていましたが、今月に入って廃止方針を表明しました。廃止される可能性が高くなった十和田観光電鉄ですが、8月に訪れましたので、その様子をレポートします。
十和田観光電鉄の主力は
7700系
です。元東急の7700系で、VVVFインバータ制御車です。7700系はモハ+クハの2両編成を組んでおり、ワンマン化されています。外観は基本的に東急時代そのままですね。尚、この7700系はVVVFインバータ制御車が地方へ譲渡される初のケースになっています。
こちらは十和田観光電鉄の
三沢駅
です。青い森鉄道の三沢駅を出て左手にあり、細長い古い駅舎が印象的です。この駅舎は2階建てですが、かっては2階に喫茶店や案内所などがあったのですが、現在は閉鎖されています。ちなみに駅舎内に2階へ通じる階段があり、そこには板で仕切られており、2階には行けないようになっていました。駅舎は鉄道線とバスを兼ねていますが、バス停に通じるドアはかなり重いもので、昔ながらの風格がありました。
三沢駅の改札口です。ローカル私鉄らしく、古い窓口と簡単な改札ラッチがありました。尚、窓口のそばには自動券売機が設置されています。ほかにそば屋もあります。
三沢駅のホームです。ホームは1面2銭ですが、通常は片側のみ使用されています。十和田観光電鉄では通常、一番前のドアのみ開閉し、そこから乗降するスタイルを採っていますが、三沢と十和田市では駅舎に一番近いドアのみ開けて乗車扱いしています。因みに降車時はすべてのドアが開きます。
三沢駅の駅標です。帯には十和田観光電鉄のカラーが使用されています。そういや、バスのオリジナルカラーと同じやな。
こちらは終点の
十和田市駅
です。古い駅舎が残る三沢とは対照的に駅ビルの中に位置しており、近代的なスタイルになっています。ホームは1面1線のみで、ホームから駅舎へは跨線橋で通じており、改札口は2階にあります。駅ビルのほうはバスターミナルやショッピングセンターを兼ねるなど規模が大きなものになっていますが、ショッピングセンターのほうはテナントの撤退が相次ぎ、ATMコーナーや旅行センターなどのごく一部が残るのみとなっていて、少々寂しい状態になっています。
そして、駅のほうは階段のみと非バリアフリーな状態になっています。
十和田観光電鉄では東日本大震災の影響を大きく受けており、貸切事業の不振によって5月に路線バスの大減便(特に土休日)と列車ダイヤの一部減便が行われてばかりでした。それを見て、本当にやばいんちゃうかと感じたのですが、10月になって廃止が現実なものになってしまいました。元々十和田観光電鉄としては鉄道線を存族させる方向で地方自治体に補助を依頼していたのですが、地方自治体は難しいという回答があり、廃止の方向となったようです。つまり、地方自治体が見切ったという形ですが、ローカル私鉄が生き残る厳しさを感じさせられました。
私が乗ったとき、途中で高校生が多数乗ってきたものの、全体的に空いていたので、やはりと思ったものです。
P.S. 暫く更新を休ませて頂いていましたが、そのときみたままを以下にUPします。
・京都市バスの8号系統に中型車が入っているのを確認。確認したのは189と710。最近増えてるような・・・。
・京阪バスの山急にエアロスターが入っているのを初めて見た。番号は確認してないが・・・。
・某日、大津の16号経路→25号経路の最終便にB-1939が入っているのを確認。しかも、15号経路の表示で走ってた。
さて、ここからは山科営業所情報です。
本日高槻にいたW1960号車が移籍してきたのを確認しました。(京都200か2470)日野だけじゃなくて三菱のワンステも移籍してきているようですね。
あと、近づいてまいりました「清水焼団地陶器まつり」ですが、五条坂バス停の休止の対象になっているようです。ということは五条京阪→会場ノンストップってことかな?なんて考えています。まだ紅葉は早いとは言え今年は大遠忌法要などもあるので東山周辺はいつになく混雑することでしょう。
そして、小山バス停を移設するそうです。
バス停の背中側の宅地造成が本格化しているからなのか?向かい側に移設したことで、回転方向を変えるらしいです。
これはある意味一大事です。市バス時代からバス停の位置と回転方向は変わっていないのですから。
以上、山科情報でした。
PS、青森はブルートレインがあるうちに行きたいところです。
十和田観光鉄道も廃止ですか・・・。時代を感じますね。
さて、京都市バス関連です。
梅津京阪による71系統の代走ですが、6:46にアバンティ前着後、錦林車庫7:35の93に入るようです(7:35の93にはスタフに回送表記がない(71側にあるのか)為)。錦林8:00以降の便は2周目になり、6:45と7:09が203からの便です。
9/19の8系統には元MKの938も入っていました。その一方、ツーステも恒常的に入っています。元々13から8へ流れる運用がありますから、そこに中型が入ったのでしょう。
コメントありがとうございます。
十和田観光電鉄は典型的な地方私鉄の雰囲気があります。あと、ブルートレインの方も早い時期にお乗りになることをお薦めします。私は2014年の北陸新幹線開業時がヤバいのではと見ています。
京阪バス山科の情報ありがとうございます。W-1960が山科に行ったの事ですが、ここに来てワンステの転属も始まったような感じですね。小山バス停の位置が変わるの事ですが、回転場自体は無くならないので、狭い回転場の中をバスが回転する姿は引き続き見られると考えています。市バス時代の名残りが消えてしまいますが・・・。
コメントありがとうございます。
京都市バス関係の情報ありがとうございます。71号系統の代走の次は7時35分発の93号系統に入るんですね。6時49分発と7時9分発が203→93ということは、6時10分発が錦林代走ダイヤとなるようですね。
あと、938は元MKじゃなく、エルガミオですよね(元MKはみんな単区間車やし)。横大路阪急の多区間車は基本的に梅津京阪と同じ考え方ですからね。
同社が運営する飯坂線で使用される元東急7000系は内3編成・8両が非冷房車であり老朽化も進んでいると聞きます。7700系であれば全車冷房で寒冷地改造済み、更に車椅子スペースが設置されていてバリアフリーであるなど近代化が図れると思います。同じ7000系列であるのでメンテナンスもし易いかと。
いずれにせよこのまま解体されてしまうのは惜しい気がします。
コメントありがとうございます。
確かに7700系の去就が気になりますね。7700系は3編成いるので、福島交通の非冷房車を置き換えるのにピッタリのような感じがしますね(2両少ないですが・・・)。もしも、現実にそうなれば、福島交通にとっては初のVVVF車となりますね。
あと、車番は忘れたのですが6にも元MKが入っています。また、800は横大路阪急専属のようです。今まで見たものはすべて横大路阪急でした。
コメントありがとうございます。
元MK、たまに6号系統に入りますね。というか、基本的に単区間系統ならほぼ全系統に入りますしね。元MKは確か813までが阪急、814以降がJR(京阪)のはずです。
もうあと数日しか運行日が残っていませんが、先日乗った際は私一人のみでした。
コメントありがとうございます。
800とは800号系統の事でしたね・・・。申し訳ありません。800号系統って、意外と乗る人少なかったようですね。私が見た限りでは横大路阪急以外に洛西も来ていましたね。
重複投稿があったようですので、最初の投稿のみ残し、それ以外は削除しました。