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斬剣次郎の鉄道・バス斬り

 拙者、斬剣次郎である。たった今から、鉄道・バスを斬る

新八代駅 ~在来線から新幹線への乗り継ぎ~

2007年11月29日 23時41分54秒 | 鉄道
 九州新幹線の開業に合わせて新幹線の起点駅として開業したのが
 新八代駅
 です。九州新幹線は暫定的に新八代を起点にしていますが、2012年ごろには博多まで延伸される予定です。従って、新八代での在来線との乗り換えは特急「リレーつばめ」に限って同じホームで行われています。新幹線と在来線が同じホームで乗り継げるのは
 極めて珍しい
 形です。在来線はこの乗り継ぎのために新幹線ホームへのアプローチ線が設けられています。

 ところで、在来線の普通列車から新幹線に乗り継ぐとすればどうなるのでしょうか・・・。
 答えは
 一旦外に
 出る必要が生じます。


 在来線ホームは新幹線の高架と交差したところに設けられています。ホームから降りて、階段を登るともう改札口です。在来線の駅舎は橋上駅舎となっていて、JRでも肥薩オレンジ鉄道でも1回は改札口を出る必要があります。

 駅舎を出て、少し歩くと新幹線の駅舎に着きます。

 新幹線と在来線の駅舎は別になっていて、建物にはそれぞれ「新八代駅」と書かれています。何か、鶴見線と南武線の浜川崎駅と似てますね・・・。ただ、両駅舎を結ぶ通路に上屋があるので、乗り継ぎの客を考慮しているようですね・・・(在来線から東口へ向かうことも考慮されていますが・・・)。

 そして、新幹線の駅舎の中に入ると、

 改札口にたどり着きます。つまり、在来線の普通列車と新幹線を乗り継ぐには改札口を
 2回
 通る必要があるわけです(普通列車とリレーつばめの乗り継ぎも同様)。
 つまり、新八代駅は「リレーつばめ」のみ同じホームで乗り継げる魅力がありながら、普通列車は2回改札口を通る必要があるという弊害が生じます。こんな駅は
 珍しい
 ですね・・・。

 もしも、新幹線が博多まで延びると、このような面倒な乗り継ぎは継続されるのでしょうか・・・。博多延伸時には熊本にも新幹線の駅が設けられるので客はそこの方へ流れてしまうかもしれませんなぁ・・・。

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