南海で在来車を置き換えるために2007年より新型車両の
8000系
を投入しています。8000系は東急車輌の標準車体(20m4扉)を採用しているため、JR東日本E231系の部品が一部採用されています。JR東日本で使われている技術と部品が南海8000系によって関西にもお見えするようになりました。そこで、E231系の部品を中心に見てみましょう。
8000系の外観ですが、前面形状はオリジナルのものを使用しているとはいえ、側面をよく見るとE231系と類似している点が多く見られます。ドア、側窓枠などです。ただ、窓の仕切りはE231系がFRPを使用しているに対し、南海は金属を使用しているのでパッと見た目では気づきにくいのかもしれません(車内はいずれもFRPですが・・・)。全体的に言えば、車体幅を除けばE231系とほとんど変わりません。
8000系の車内です。車内のあちこちでE231系と同じ部品が使われています。座席、座席仕切り、網棚など数えればキリがありません。しかも、天井の造作もほぼ同じです。
8000系の座席です。形状もE231系と全く同じです。従って、南海8000系に乗るだけで関西でE231系の座席に座っているような感じになります。ただ、E231系とは異なり、カーテンが付いているため、窓枠にはカーテンレールが付いています。首都圏では最近の新車にはカーテンを省略した車両が多いに対し、関西は相変わらずカーテンを付けています。その辺りの違いですね。
ドア部です。ドアやドア周りと共にE231系の部品が使われています。南海8000系ではE231系の部品が多く使われていますが、製造銘板は従来通りプレートのままです。首都圏の東急車輌製はシールで対応するケースが多いのですが、関西はプレートがまだ生きているんですね。
南海8000系により、E231系の部品が関西にも見られるようになったわけですが、関西に
標準化の波
が来たかといえば、そうでもありません。関西で東急車輌製の車両を採用しているのは南海だけであり、他の私鉄では標準化の取り組みはなされていません。でも、標準化の進む首都圏の状況を知らないとすると、南海の独自仕様は守られている事になります。つまり、南海8000系はさまざまな角度から見ると色んな見方が出来る
不思議な車両
です。
8000系
を投入しています。8000系は東急車輌の標準車体(20m4扉)を採用しているため、JR東日本E231系の部品が一部採用されています。JR東日本で使われている技術と部品が南海8000系によって関西にもお見えするようになりました。そこで、E231系の部品を中心に見てみましょう。
8000系の外観ですが、前面形状はオリジナルのものを使用しているとはいえ、側面をよく見るとE231系と類似している点が多く見られます。ドア、側窓枠などです。ただ、窓の仕切りはE231系がFRPを使用しているに対し、南海は金属を使用しているのでパッと見た目では気づきにくいのかもしれません(車内はいずれもFRPですが・・・)。全体的に言えば、車体幅を除けばE231系とほとんど変わりません。
8000系の車内です。車内のあちこちでE231系と同じ部品が使われています。座席、座席仕切り、網棚など数えればキリがありません。しかも、天井の造作もほぼ同じです。
8000系の座席です。形状もE231系と全く同じです。従って、南海8000系に乗るだけで関西でE231系の座席に座っているような感じになります。ただ、E231系とは異なり、カーテンが付いているため、窓枠にはカーテンレールが付いています。首都圏では最近の新車にはカーテンを省略した車両が多いに対し、関西は相変わらずカーテンを付けています。その辺りの違いですね。
ドア部です。ドアやドア周りと共にE231系の部品が使われています。南海8000系ではE231系の部品が多く使われていますが、製造銘板は従来通りプレートのままです。首都圏の東急車輌製はシールで対応するケースが多いのですが、関西はプレートがまだ生きているんですね。
南海8000系により、E231系の部品が関西にも見られるようになったわけですが、関西に
標準化の波
が来たかといえば、そうでもありません。関西で東急車輌製の車両を採用しているのは南海だけであり、他の私鉄では標準化の取り組みはなされていません。でも、標準化の進む首都圏の状況を知らないとすると、南海の独自仕様は守られている事になります。つまり、南海8000系はさまざまな角度から見ると色んな見方が出来る
不思議な車両
です。
コメントありがとうございます。
12000系の自由席車は8000系が充当されるという噂は聞いた事がありますが、どうなんでしょうね・・・。