
2011年3月改正で特急「雷鳥」がサンダーバードに置き換えられて消滅しましたが、その時に充当していた485系には特徴的な
中間車
が組み込まれていました。今回はその中間車にスポットを当ててみましょう。

これは
サハ481-503
です。サハ481形500番台の1両となります。これは「スーパー雷鳥」の10両貫通編成化によってサロ481形から改造されたものです。グリーン車から普通車に格下げされていますが、窓割はそのままなのでシートピットと窓間隔が不一致になっています。更に乗務員室もそのままで残っています。

これは
サハ481-601
です。サハ481形600番台の1両となります。これは「スーパー雷鳥」から「しらさぎ」への転用時にモハ484形から電装解除したものです。パンタグラフを撤去したものの、種車の冷房装置がそのまま使われたため、特徴のある外観になっています。パンタグラフ跡は綺麗になっているので、パッと見た目では113系のモハ112形に似ているような感じです。4両が登場しています。
尚、サハ481形には他にモハ485形を電送解除した700番台と750番台がいます。

これは
モハ485-506
です。モハ485形500番台の1両となります。これは「スーパー雷鳥」から「しらさぎ」への転用時にサロ481形2000番台からCPを転用して出来たものです。つまり、種車のモハ485形にCPを取り付けたという事になります。ただ、500番台では「スーパー雷鳥」時代にトイレなどを撤去しており、CPはその水タンク跡に取り付けています。なので、外観上はごく普通なモハ485形の姿をしています。6両が登場しています。

これは
モハ484-81
です。改造車でないのですが、1972年以前のポンネット世代の車両で、キノコ型クーラーがポイントになります。京都総合運転所からポンネットが全廃になった後もモハ484形とモハ485形のみ残り、5号車と6号車に組み込まれています。特にモハ484形の冷房ははセパレート式で、車内外ともに特徴のある姿をしています。特急「雷鳥」の廃止により、キノコ型クーラーの車両が定期運用から離脱してしまいました。
「雷鳥」の晩年は特徴のある車両が集まっていたわけですが、全て「雷鳥」への転用時に改造したものではなく、「スーパー雷鳥」及び「しらさぎ」時代に改造したものです。でも、こんなにバラエティに富んだのは485系が時代に翻弄されたということになりますね・・・。
中間車
が組み込まれていました。今回はその中間車にスポットを当ててみましょう。

これは
サハ481-503
です。サハ481形500番台の1両となります。これは「スーパー雷鳥」の10両貫通編成化によってサロ481形から改造されたものです。グリーン車から普通車に格下げされていますが、窓割はそのままなのでシートピットと窓間隔が不一致になっています。更に乗務員室もそのままで残っています。

これは
サハ481-601
です。サハ481形600番台の1両となります。これは「スーパー雷鳥」から「しらさぎ」への転用時にモハ484形から電装解除したものです。パンタグラフを撤去したものの、種車の冷房装置がそのまま使われたため、特徴のある外観になっています。パンタグラフ跡は綺麗になっているので、パッと見た目では113系のモハ112形に似ているような感じです。4両が登場しています。
尚、サハ481形には他にモハ485形を電送解除した700番台と750番台がいます。

これは
モハ485-506
です。モハ485形500番台の1両となります。これは「スーパー雷鳥」から「しらさぎ」への転用時にサロ481形2000番台からCPを転用して出来たものです。つまり、種車のモハ485形にCPを取り付けたという事になります。ただ、500番台では「スーパー雷鳥」時代にトイレなどを撤去しており、CPはその水タンク跡に取り付けています。なので、外観上はごく普通なモハ485形の姿をしています。6両が登場しています。

これは
モハ484-81
です。改造車でないのですが、1972年以前のポンネット世代の車両で、キノコ型クーラーがポイントになります。京都総合運転所からポンネットが全廃になった後もモハ484形とモハ485形のみ残り、5号車と6号車に組み込まれています。特にモハ484形の冷房ははセパレート式で、車内外ともに特徴のある姿をしています。特急「雷鳥」の廃止により、キノコ型クーラーの車両が定期運用から離脱してしまいました。
「雷鳥」の晩年は特徴のある車両が集まっていたわけですが、全て「雷鳥」への転用時に改造したものではなく、「スーパー雷鳥」及び「しらさぎ」時代に改造したものです。でも、こんなにバラエティに富んだのは485系が時代に翻弄されたということになりますね・・・。
コメントありがとうございます。
特急列車は禁煙化が徐々に進んでいるので、元喫煙車の名残りが所々見られますね。座席が一段高いというのはグレードアップ車だからですね。それだけに立派ですね。