斬剣次郎の鉄道・バス斬り

 拙者、斬剣次郎である。たった今から、鉄道・バスを斬る

迫りゆく地下鉄桜通線の徳重延伸開業

2011年02月22日 22時38分44秒 | 鉄道
 2011年3月27日、名古屋市地下鉄桜通線の野並~徳重間が
 延伸開業
 される予定です。その延伸開業を約1ヶ月後に控えた今、試運転などが活発に行われています。



 桜通線の定期列車に混じって
 試運転列車
 が運行されています。桜通線は昼間10分ヘッドですが、試運転は定期列車3~4本に1本挿入する形で走っており、各駅に停車していました。6000形と6050形の両方とも試運転列車に充当されていました。写真は2010年秋に落成した6153編成です。
 上の写真は野並で撮影したものですが、列車は徳重方面から入線して来て、数分停車し、中村区役所方面へ出発して行きました。停車している間は最前部のドアのみ開けていました。この動作を各駅で繰り返しているようで、開閉するドアには誤乗車を防ぐためにロープがしてありました。下の写真は試運転列車の最後部ですが、普段にはお目にかかれない車掌が乗車していました(桜通線はワンマン運転)。


 ホーム上の案内表示にはきちんと試運転の表示がなされていました。



 桜通線では
 ホームドア
 の設置が進んでいます。ホームドアの設置は全国の地下鉄で急速に進んでおり、名古屋市地下鉄も例外ではありませんでした。ホームドアは中村区役所から設置が進んでいますが、現時点でまだ数駅しか進んでいない状態です。尚、延伸区間の各駅には開業時からホームドアが設置されることになっています。


 延伸に伴う車両増に伴い2010年より
 6050形
 が投入されています。2010年2月に6151編成が搬入されていますが、秋から2次車にあたる6152~6154編成が順次搬入され、早速営業運転に就いています。





 2次車では車内案内表示器が
 LCD表示
 となりました(1次車はLED表示)。名古屋市地下鉄でLDC表示を採用するのは6050形が初めてとなりました。桜通線の各駅や階段位置などの案内がなされていますが、延伸区間の各駅の表示も既に対応している他、延伸開業をPRする表示も行われていました。延伸開業に伴い、野並発着の列車が消滅すると考えられるので、もしかしたら貴重なものになるのかもしれません。

 2011年3月27日の延伸開業に向けて着々と準備が進んでいる桜通線でした。

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2 コメント

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ホームドアといえば・・・ (若人)
2011-02-23 01:07:05
京都市営地下鉄東西線は平成9年の開業当初から全面式のホームドアを設置していますが、最近は天井まで仕切りがないタイプのほうがはやってるみたいですね・・・。
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Unknown (斬剣次郎)
2011-02-23 21:35:41
 若人様
 コメントありがとうございます。

 天井まで仕切りが無いタイプといえば、可動式ホーム柵ですね。最近、これが主流なのはコストによるものが大きいです。既存のホームから設置が可能という点もあります。
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