
瀬戸内に浮かぶ大島、伯方島、大三島においてバス路線を運行する
瀬戸内海交通
の車両たちを紹介します。瀬戸内海交通はトップドアの車両を多く占めるほど瀬戸内運輸とは違った車両構成が特徴です。



瀬戸内海交通を語るには外せない車両が、
いすゞ+西工
です。瀬戸内海交通の大型車はいすゞ+西工が主力で、大島、伯方島、大三島の3営業所全てに配置されています。島内バスの大型車はいすゞが中心ですが、一部を除いて短尺かつトップドアを採用しているのが特徴です。車体はP代の途中までは純正車体のキュービックでしたが、それ以降は西工に切り替わっています。しかも、ビルトインクーラーなのでかなり濃い車両とも言えましょう。車内はオール2人掛けシート+補助座席という仕様で、ワンロマ車と似ています。何か、沖縄のバスに近いように感じるのは気のせいでしょうか・・・。
四国で西工を好んで投入したのは瀬戸内海交通だけなので、四国における西工は意外と貴重な存在なのです。四国は西工にとって近くて遠い存在でもありました。

こちらはKC代のいすゞ+西工で、96MCの車両です。KC代から窓がT字窓になりましたが、基本的な仕様はあまり変わっていません。KC代は大島と大三島に各1台ずついるようです。島内バスの大型車はここまでで、以降は中型車になります。

こちらは
三菱ふそう+西工
です。シャーシがいすゞから三菱ふそうに切り替わっただけで、トップドアである事は変わっていません。そもそも、この車両は今治~宮浦港間の急行バス用として投入されたもので、標準尺となっています。



大型車に代わって投入されるようになったのが
エアロミディ
です。トップドアである事はそのままですが、何とワンステになっている事が特徴です。トップドアのワンステはローカル線用として設定されたもので、同じ仕様として岩手県北交通のレインボーなどがいます。ワンステエリアは基本的に通路のみに限られ、座席は一段高いところに設けられ、車いすスペースは設けられていません。つまり、バリアフリー非適合のワンステという事になります。一部に一人掛けシートがある以外は2人掛けシートで、補助席はありません。このようなエアロミディは大島、伯方島、大三島に配置されています。


こちらも
エアロミディ
ですが、バリアフリー法に適合した一般的なワンステになりました。前中扉で、車内は一般的なワンステのものになっています。同時に行先表示器がLED化されています。瀬戸内海交通の前中扉車は意外と少数派で、大島では写真の愛媛200か 218の1台のみという有様です。大三島にはクーラーコンデンサが変更された2003年式の車両もいます。


こちらは大島に1台いる
ローザ
です。このローザは後部にリフトを装備しており、車いすでの乗降に対応しています。島内バスの乗客は少ないのですが、小型バスは意外と1台しかいないようです。つまり、瀬戸内海交通は大型と中型が主力です。


大三島に1台いる
エルガミオ
です。中型車になってからは三菱ふそうでの投入が続いていたので、久しぶりのいすゞとなります。PA代のワンステです。ここで、このエルガミオに注目したいのは前面に三菱ふそうのマークが付いているという事です。エルガミオなのに三菱ふそうのマークが付くとはアンバランスですね。そのような事をした意図とは・・・。



今治~宮浦港間の急行バスに充当されている
エアロバス
です。エアロバスはU代が中心で、最新型は2003年式のKL-MS86MPです。因みにKC代はコストダウンの一環として路線バスシャーシ+西工で投入されているので、エアロバスは投入されていません。急行バスのラインナップは一応三菱ふそうで揃えられているようです。

こちらは
宮浦港
バス停です。このバス停から今治行きの急行バスと大三島の島内バスが出ます。このようなバス停のスタイルは宮浦港だけでなく、同じ大三島の井口港バス停にも見られ、いかにもバスの拠点らしい雰囲気を醸し出しています。因みに宮浦港バス停は降車と乗車で共用しているのですが、宮浦港発のバスはバス停を出た後、奥の施設の裏を回って各方面へ向かいます。
瀬戸内海交通の車両はかなりアクの強い車両が揃えているので、何か惹かれるような気分がしたものです・・・。
※一部の写真は事務所の許可を得て撮影しています。
瀬戸内海交通
の車両たちを紹介します。瀬戸内海交通はトップドアの車両を多く占めるほど瀬戸内運輸とは違った車両構成が特徴です。



瀬戸内海交通を語るには外せない車両が、
いすゞ+西工
です。瀬戸内海交通の大型車はいすゞ+西工が主力で、大島、伯方島、大三島の3営業所全てに配置されています。島内バスの大型車はいすゞが中心ですが、一部を除いて短尺かつトップドアを採用しているのが特徴です。車体はP代の途中までは純正車体のキュービックでしたが、それ以降は西工に切り替わっています。しかも、ビルトインクーラーなのでかなり濃い車両とも言えましょう。車内はオール2人掛けシート+補助座席という仕様で、ワンロマ車と似ています。何か、沖縄のバスに近いように感じるのは気のせいでしょうか・・・。
四国で西工を好んで投入したのは瀬戸内海交通だけなので、四国における西工は意外と貴重な存在なのです。四国は西工にとって近くて遠い存在でもありました。

こちらはKC代のいすゞ+西工で、96MCの車両です。KC代から窓がT字窓になりましたが、基本的な仕様はあまり変わっていません。KC代は大島と大三島に各1台ずついるようです。島内バスの大型車はここまでで、以降は中型車になります。

こちらは
三菱ふそう+西工
です。シャーシがいすゞから三菱ふそうに切り替わっただけで、トップドアである事は変わっていません。そもそも、この車両は今治~宮浦港間の急行バス用として投入されたもので、標準尺となっています。



大型車に代わって投入されるようになったのが
エアロミディ
です。トップドアである事はそのままですが、何とワンステになっている事が特徴です。トップドアのワンステはローカル線用として設定されたもので、同じ仕様として岩手県北交通のレインボーなどがいます。ワンステエリアは基本的に通路のみに限られ、座席は一段高いところに設けられ、車いすスペースは設けられていません。つまり、バリアフリー非適合のワンステという事になります。一部に一人掛けシートがある以外は2人掛けシートで、補助席はありません。このようなエアロミディは大島、伯方島、大三島に配置されています。


こちらも
エアロミディ
ですが、バリアフリー法に適合した一般的なワンステになりました。前中扉で、車内は一般的なワンステのものになっています。同時に行先表示器がLED化されています。瀬戸内海交通の前中扉車は意外と少数派で、大島では写真の愛媛200か 218の1台のみという有様です。大三島にはクーラーコンデンサが変更された2003年式の車両もいます。


こちらは大島に1台いる
ローザ
です。このローザは後部にリフトを装備しており、車いすでの乗降に対応しています。島内バスの乗客は少ないのですが、小型バスは意外と1台しかいないようです。つまり、瀬戸内海交通は大型と中型が主力です。


大三島に1台いる
エルガミオ
です。中型車になってからは三菱ふそうでの投入が続いていたので、久しぶりのいすゞとなります。PA代のワンステです。ここで、このエルガミオに注目したいのは前面に三菱ふそうのマークが付いているという事です。エルガミオなのに三菱ふそうのマークが付くとはアンバランスですね。そのような事をした意図とは・・・。



今治~宮浦港間の急行バスに充当されている
エアロバス
です。エアロバスはU代が中心で、最新型は2003年式のKL-MS86MPです。因みにKC代はコストダウンの一環として路線バスシャーシ+西工で投入されているので、エアロバスは投入されていません。急行バスのラインナップは一応三菱ふそうで揃えられているようです。

こちらは
宮浦港
バス停です。このバス停から今治行きの急行バスと大三島の島内バスが出ます。このようなバス停のスタイルは宮浦港だけでなく、同じ大三島の井口港バス停にも見られ、いかにもバスの拠点らしい雰囲気を醸し出しています。因みに宮浦港バス停は降車と乗車で共用しているのですが、宮浦港発のバスはバス停を出た後、奥の施設の裏を回って各方面へ向かいます。
瀬戸内海交通の車両はかなりアクの強い車両が揃えているので、何か惹かれるような気分がしたものです・・・。
※一部の写真は事務所の許可を得て撮影しています。
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