少し前から、自転車に乗るときのドライブレコーダー(ドラレコ)として、Go Proを使い始めました。
一筋縄では行かず、色々と工夫が必要ですが、やっと安定的に運用できるようになったので、その使い方をここにご紹介します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/39/d65a3cd8be19fc83b536ab3fd2fa6824.jpg)
これが実際にドラレコとしてGo Proを使っている写真です。
■はじめに
昨今、何かと物騒な世の中になってしまいました。ワタシも自転車ライド中に何度か交通事故に遭ったことがあり、相手方の過失を立証できず泣き寝入りになってしまったことが2回、完全に逃げられてしまい証拠もなくて捕まえられなかったことが1回あります。
そんなわけで、自転車でもドラレコの必要性を痛感していました。
しかし、多くのドラレコは車を前提に作られていますし、また、自転車に乗るだけのためにわざわざドラレコを買うのもそれなりに出費です。
スキーでも使うことのあるGo Proをドラレコに使えないかと考えました。
「自転車 ドラレコ」と検索すると、いろんなサイトが出てきますし、簡単に「Go Proはドラレコとして使える」という記載も見かけますが、実際にドラレコとして数時間実証してみた例はあまり見かけません。あまりに安易過ぎる記載が多いので、きちんとした実証例を書かなければと思いました。
■ドラレコセット
Go Proはアクションカメラとしては良く出来ていると思います。ワタシもスキーで良く使っています。しかし、スキーでちょっとした滑りを撮影するのと、ドラレコとして常時撮影し続けるのとでは要求されるレベルが格段に違うのです。
以下に記したセットは、ワタシが何度も試行錯誤を繰り返して得たほぼ必須スペックと言えるものです。これを満たさないとドラレコとして使えないと言って良いでしょう。
必須アイテム
(1)Go Pro本体(型番が限定されますので後述の型番に注意)
(2)Go Proハウジング(特定のケースが必要です)
(3)推奨SDカード
(4)ハンドル用マウント
(5)モバイルバッテリー(後述する特定の規格が必要)
(6)充電用USBケーブル(後述する特定の規格が必要)
以下、あったほうが良いアイテム
(7)落下防止用ストラップ
(8)モバイルバッテリー収納バッグ
(9)Go Proレンズ保護フィルム
以下、アイテムの説明です。
(1)Go Pro本体
Go Proに限らずドラレコとして撮影するためには、「ループ撮影機能」が必要です。
「ループ撮影」というのは、1分とか5分とか一定時間の撮影を自動で録画し、次々上書きしていく機能のことです。この機能がないカメラをドラレコで使うと、内蔵メディアがビデオファイルで一杯になった時に容量不足で撮影ができなくなります。
ドラレコとして使うときは、必ず「ループ撮影」ができるものを選びましょう。
Go Proでは「ループ撮影」機能があるものとして、次の型番を挙げています(2019年9月現在)。ワタシはHERO5 Blackを使っています。最新の型番情報はGo Pro公式サイトを必ずご確認ください。
・HERO7 Black
・HERO6 Black
・HERO5 Black
・HERO5 Session
なお、後述する理由で、HERO4以前の機種は実用に適さないと思われます。
・HERO4 Black & Silver
・HERO Session + HERO4 Session
・HERO+ LCD
・HERO3+ Black & Silver
・HERO3: Black & Silver Edition
ワタシも以前から持っていたGo Proではループ撮影が出来ないことが分かり、買い直しました。
(2)Go Proハウジング
まず、Go Pro本体は固定するものが何もないので、自転車のハンドルに固定するには専用のハウジングが必要です。
しかし、後に述べますが、長時間撮影のためにはGo Pro本体を充電し続ける必要があります。純正のハウジングは完全に密閉されており、充電ケーブルをつなぐことが出来ないため、充電ソケット部分が空いているハウジングを購入する必要があります。
(3)推奨SDカード
ここはワタシも随分苦労したところです。以前からGo Proはスキーで使っており、ごくごく普通のmicroSDでも撮影できていたので流用していましたが、しばらく連続撮影していると「SDカードエラー」が頻発し、悪くするとGo Pro本体自体がフリーズしてしまうこともあります。
色々検索したところ、長時間のループ撮影のためには、Go Proが動作保証するSDカードでなければダメということが分かりました。
最新の適合リストをご確認の上、必ずそのmicroSDカードをお使いください。
次々録画ファイルを上書きしていく「ループ撮影」という性格上、64GBとか128GBという大容量である必要はなく、32GBでも十分と思います。
(4)ハンドル用マウント
ドラレコとして使うには、当然ハンドルに固定する必要があります。ハンドルに実際に装着したイメージは次のとおりです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/48/82202934f6d1f80fa7ec300e41d5e566.jpg)
Go Proもそれなりに高価ですし、駐輪中に盗まれては悲しいので、自転車を離れるときは取り外して持っていけるよう、「クリップマウント」式にしておいた方が良いと思います。
ハンドル径はご自分の自転車に適合しているか良くご確認ください。
(5)モバイルバッテリー
ループ撮影ができる機種のビデオ撮影は、画質にもよりますが45分から90分程度となっています。ワタシも何度か無充電で使用しましたが、きっちり45分でバッテリーが切れました。
したがって、何時間もライドで使用するためには外部から充電し続ける必要があります。車ならシガレットライターから取ればよいですが、自転車はそうは行かないのでモバイルバッテリーにつなぐ必要があります。
バッテリーについては、必要容量と出力に注意が必要です。
■必要容量
目安として1時間あたり1200mAhです。つまり4時間連続使用するならおよそ5000mAh必要です。
4時間以上使用する時に、5000mAhを2つ使って、新しいものにつなぎ替えてもいいのですが、途中で電圧が下がるとGo Pro側が給電を打ち切ってしまう仕様になっているようですので、ある程度余裕のあるうちにつなぎ替える必要があります。目安としては容量の80%くらいの時間を過ぎたら、新しいバッテリーに替えたほうが良いようです。
■出力
モバイルバッテリーからの出力は、2Aが必要です。2Aより少ない1.5AではGo Proの使用電力のほうが多く、充電が追いつかなくなってGo Pro側のバッテリーががどんどん減っていきます。1Aは全く足りず、Go Pro側のバッテリーだけ使い切って終了してしまいます。
反対にGo Proでは2Aを超える充電を推奨していません。
ここで、HERO4以前の機種はGo Proの推奨充電電流が1Aとなっています。そうすると、やはりGo Proの使用電力のほうが多く、充電が追いつかなくなってバッテリー切れになると思われます(ここは実証していません)。
(6)充電用USBケーブル
Go Pro側の入力はUSB type-cです。こちらとお手持ちのモバイルバッテリーからの出力に合わせてケーブルを選んでください。
当然のことですが、(5)で述べたように電流は2Aである必要があります。ケーブルが1Aでは、モバイルバッテリーがどんなに大容量でも、大電流でも意味がありません。
ワタシは、Android携帯でよく見られるUSB type-bの2Aケーブルが沢山余っていたので、type-bからtype-cの変換アダプタを使いました。
ただし、この変換アダプタも2Aである必要があります。ワタシはこれを買いました。
アダプタを使う場合は失くしやすいので注意が必要ですが、この製品はストラップが付属していました。
(7)落下防止用ストラップ
必須ではありませんが、経験上、あった方が良いと思います。長時間ライドを何度も繰り返せば振動も激しく紫外線にも晒されて、(4)ハンドル用マウントは劣化し、ある日突然割れてGo Proが落下する恐れがあります。
ワタシは以前、新雪の中を滑っていてマウントがぽっきり折れてGo Proが落ち、そのまま雪の中に埋もれて見つからなかった悲しい経験があります。
ワタシは百均でよく売られている簡易的なカラビナをGo proにつなぎ、ブレーキケーブルに引っ掛けています。
(8)モバイルバッテリー収納バッグ
モバイルバッテリーを自転車のどこかに入れておく必要があります。ワタシは昔からフレームに小さなバッグを取り付けているので、そこへバッテリーを入れています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/cf/7e41a8d85153bd4d867eccd10632c9d6.jpg)
(9)Go Proレンズ保護フィルム
長時間ライドを繰り返していると、Go Proのレンズはホコリなどで傷つく可能性があります。保護フィルムを貼っておいたほうがいいと思われます。
ワタシの場合は(2)Go Proハウジングを購入した時に何故か保護フィルムが付属していました。
■使い方
(1)事前設定
ビデオ画質は1080p程度はあったほうが良いと思います。720pくらいに下げると、バッテリーは長持ちしますが、車のナンバープレートの鮮明さがかなり劣りますので、いざというときに証拠にならないかもしれません。
撮影モードは「ループ」にしておきます。
(2)Go Proをハンドルに固定して電源をオンにしたら、後は撮影ボタンを押すだけです。乗っているうちにハンドルの振動でカメラが下を向いてくることがあるので、時々直してください。
振動で動かないようマウントはしっかりネジ締めした方がいいと思いますが、締めすぎると割れてしまうかも知れません。ワタシの場合はマウントの締め具に養生テープを貼って滑り止めにしています。
(3)休憩などで数分間でも使わないときは、こまめに録画をオフにし、かつGo Pro本体電源もオフにしましょう。これだけでモバイルバッテリーからの充電が加速し、少しでもGo Proのバッテリー容量が回復します。感覚的には、電源をオフにすればGo Proのバッテリー容量は1分当たり1%程度回復していくようです。
(4)交通トラブルその他の理由で画像を残しておきたいときは、一度録画ボタンを押して停止し、再び押して録画を再開します。そうすると、そこまでの撮影の数ファイルはループで上書きされずにSDカードに残ります。
(5)帰宅したら、不要な画像ファイルは全て消しておきます。(4)で述べたように録画ボタンを押したときの数ファイルはSDカードに残ってしまうため、ライドのたびにこまめに消さないと、いつのまにかSDカードが一杯になってしまいます。
(6)悪天候
HERO5以上は本体にも防水機能は備わっていますが、側面のドア(蓋)を閉じた状態です。このように充電しながら使用しているときは当然のことながら防水機能は失われます。
雨が降ってきたときなどは、充電を諦めてドアを閉じて使うか、あるいは使用そのものを諦めなければなりません。
以上、Go Proを自転車用ドラレコとして使うときの必要アイテム類や使用上の注意などをまとめました。ドラレコは本来、使わないに越したことはありません。ドラレコとして役立つ日がむしろ来ないことをお祈りします。
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#ドラレコ
#ドライブレコーダー
#ロードバイク
一筋縄では行かず、色々と工夫が必要ですが、やっと安定的に運用できるようになったので、その使い方をここにご紹介します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/39/d65a3cd8be19fc83b536ab3fd2fa6824.jpg)
これが実際にドラレコとしてGo Proを使っている写真です。
■はじめに
昨今、何かと物騒な世の中になってしまいました。ワタシも自転車ライド中に何度か交通事故に遭ったことがあり、相手方の過失を立証できず泣き寝入りになってしまったことが2回、完全に逃げられてしまい証拠もなくて捕まえられなかったことが1回あります。
そんなわけで、自転車でもドラレコの必要性を痛感していました。
しかし、多くのドラレコは車を前提に作られていますし、また、自転車に乗るだけのためにわざわざドラレコを買うのもそれなりに出費です。
スキーでも使うことのあるGo Proをドラレコに使えないかと考えました。
「自転車 ドラレコ」と検索すると、いろんなサイトが出てきますし、簡単に「Go Proはドラレコとして使える」という記載も見かけますが、実際にドラレコとして数時間実証してみた例はあまり見かけません。あまりに安易過ぎる記載が多いので、きちんとした実証例を書かなければと思いました。
■ドラレコセット
Go Proはアクションカメラとしては良く出来ていると思います。ワタシもスキーで良く使っています。しかし、スキーでちょっとした滑りを撮影するのと、ドラレコとして常時撮影し続けるのとでは要求されるレベルが格段に違うのです。
以下に記したセットは、ワタシが何度も試行錯誤を繰り返して得たほぼ必須スペックと言えるものです。これを満たさないとドラレコとして使えないと言って良いでしょう。
必須アイテム
(1)Go Pro本体(型番が限定されますので後述の型番に注意)
(2)Go Proハウジング(特定のケースが必要です)
(3)推奨SDカード
(4)ハンドル用マウント
(5)モバイルバッテリー(後述する特定の規格が必要)
(6)充電用USBケーブル(後述する特定の規格が必要)
以下、あったほうが良いアイテム
(7)落下防止用ストラップ
(8)モバイルバッテリー収納バッグ
(9)Go Proレンズ保護フィルム
以下、アイテムの説明です。
(1)Go Pro本体
Go Proに限らずドラレコとして撮影するためには、「ループ撮影機能」が必要です。
「ループ撮影」というのは、1分とか5分とか一定時間の撮影を自動で録画し、次々上書きしていく機能のことです。この機能がないカメラをドラレコで使うと、内蔵メディアがビデオファイルで一杯になった時に容量不足で撮影ができなくなります。
ドラレコとして使うときは、必ず「ループ撮影」ができるものを選びましょう。
Go Proでは「ループ撮影」機能があるものとして、次の型番を挙げています(2019年9月現在)。ワタシはHERO5 Blackを使っています。最新の型番情報はGo Pro公式サイトを必ずご確認ください。
・HERO7 Black
・HERO6 Black
・HERO5 Black
・HERO5 Session
なお、後述する理由で、HERO4以前の機種は実用に適さないと思われます。
・HERO4 Black & Silver
・HERO Session + HERO4 Session
・HERO+ LCD
・HERO3+ Black & Silver
・HERO3: Black & Silver Edition
ワタシも以前から持っていたGo Proではループ撮影が出来ないことが分かり、買い直しました。
(2)Go Proハウジング
まず、Go Pro本体は固定するものが何もないので、自転車のハンドルに固定するには専用のハウジングが必要です。
しかし、後に述べますが、長時間撮影のためにはGo Pro本体を充電し続ける必要があります。純正のハウジングは完全に密閉されており、充電ケーブルをつなぐことが出来ないため、充電ソケット部分が空いているハウジングを購入する必要があります。
(3)推奨SDカード
ここはワタシも随分苦労したところです。以前からGo Proはスキーで使っており、ごくごく普通のmicroSDでも撮影できていたので流用していましたが、しばらく連続撮影していると「SDカードエラー」が頻発し、悪くするとGo Pro本体自体がフリーズしてしまうこともあります。
色々検索したところ、長時間のループ撮影のためには、Go Proが動作保証するSDカードでなければダメということが分かりました。
最新の適合リストをご確認の上、必ずそのmicroSDカードをお使いください。
次々録画ファイルを上書きしていく「ループ撮影」という性格上、64GBとか128GBという大容量である必要はなく、32GBでも十分と思います。
(4)ハンドル用マウント
ドラレコとして使うには、当然ハンドルに固定する必要があります。ハンドルに実際に装着したイメージは次のとおりです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/48/82202934f6d1f80fa7ec300e41d5e566.jpg)
Go Proもそれなりに高価ですし、駐輪中に盗まれては悲しいので、自転車を離れるときは取り外して持っていけるよう、「クリップマウント」式にしておいた方が良いと思います。
ハンドル径はご自分の自転車に適合しているか良くご確認ください。
(5)モバイルバッテリー
ループ撮影ができる機種のビデオ撮影は、画質にもよりますが45分から90分程度となっています。ワタシも何度か無充電で使用しましたが、きっちり45分でバッテリーが切れました。
したがって、何時間もライドで使用するためには外部から充電し続ける必要があります。車ならシガレットライターから取ればよいですが、自転車はそうは行かないのでモバイルバッテリーにつなぐ必要があります。
バッテリーについては、必要容量と出力に注意が必要です。
■必要容量
目安として1時間あたり1200mAhです。つまり4時間連続使用するならおよそ5000mAh必要です。
4時間以上使用する時に、5000mAhを2つ使って、新しいものにつなぎ替えてもいいのですが、途中で電圧が下がるとGo Pro側が給電を打ち切ってしまう仕様になっているようですので、ある程度余裕のあるうちにつなぎ替える必要があります。目安としては容量の80%くらいの時間を過ぎたら、新しいバッテリーに替えたほうが良いようです。
■出力
モバイルバッテリーからの出力は、2Aが必要です。2Aより少ない1.5AではGo Proの使用電力のほうが多く、充電が追いつかなくなってGo Pro側のバッテリーががどんどん減っていきます。1Aは全く足りず、Go Pro側のバッテリーだけ使い切って終了してしまいます。
反対にGo Proでは2Aを超える充電を推奨していません。
ここで、HERO4以前の機種はGo Proの推奨充電電流が1Aとなっています。そうすると、やはりGo Proの使用電力のほうが多く、充電が追いつかなくなってバッテリー切れになると思われます(ここは実証していません)。
(6)充電用USBケーブル
Go Pro側の入力はUSB type-cです。こちらとお手持ちのモバイルバッテリーからの出力に合わせてケーブルを選んでください。
当然のことですが、(5)で述べたように電流は2Aである必要があります。ケーブルが1Aでは、モバイルバッテリーがどんなに大容量でも、大電流でも意味がありません。
ワタシは、Android携帯でよく見られるUSB type-bの2Aケーブルが沢山余っていたので、type-bからtype-cの変換アダプタを使いました。
ただし、この変換アダプタも2Aである必要があります。ワタシはこれを買いました。
アダプタを使う場合は失くしやすいので注意が必要ですが、この製品はストラップが付属していました。
(7)落下防止用ストラップ
必須ではありませんが、経験上、あった方が良いと思います。長時間ライドを何度も繰り返せば振動も激しく紫外線にも晒されて、(4)ハンドル用マウントは劣化し、ある日突然割れてGo Proが落下する恐れがあります。
ワタシは以前、新雪の中を滑っていてマウントがぽっきり折れてGo Proが落ち、そのまま雪の中に埋もれて見つからなかった悲しい経験があります。
ワタシは百均でよく売られている簡易的なカラビナをGo proにつなぎ、ブレーキケーブルに引っ掛けています。
(8)モバイルバッテリー収納バッグ
モバイルバッテリーを自転車のどこかに入れておく必要があります。ワタシは昔からフレームに小さなバッグを取り付けているので、そこへバッテリーを入れています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/cf/7e41a8d85153bd4d867eccd10632c9d6.jpg)
(9)Go Proレンズ保護フィルム
長時間ライドを繰り返していると、Go Proのレンズはホコリなどで傷つく可能性があります。保護フィルムを貼っておいたほうがいいと思われます。
ワタシの場合は(2)Go Proハウジングを購入した時に何故か保護フィルムが付属していました。
■使い方
(1)事前設定
ビデオ画質は1080p程度はあったほうが良いと思います。720pくらいに下げると、バッテリーは長持ちしますが、車のナンバープレートの鮮明さがかなり劣りますので、いざというときに証拠にならないかもしれません。
撮影モードは「ループ」にしておきます。
(2)Go Proをハンドルに固定して電源をオンにしたら、後は撮影ボタンを押すだけです。乗っているうちにハンドルの振動でカメラが下を向いてくることがあるので、時々直してください。
振動で動かないようマウントはしっかりネジ締めした方がいいと思いますが、締めすぎると割れてしまうかも知れません。ワタシの場合はマウントの締め具に養生テープを貼って滑り止めにしています。
(3)休憩などで数分間でも使わないときは、こまめに録画をオフにし、かつGo Pro本体電源もオフにしましょう。これだけでモバイルバッテリーからの充電が加速し、少しでもGo Proのバッテリー容量が回復します。感覚的には、電源をオフにすればGo Proのバッテリー容量は1分当たり1%程度回復していくようです。
(4)交通トラブルその他の理由で画像を残しておきたいときは、一度録画ボタンを押して停止し、再び押して録画を再開します。そうすると、そこまでの撮影の数ファイルはループで上書きされずにSDカードに残ります。
(5)帰宅したら、不要な画像ファイルは全て消しておきます。(4)で述べたように録画ボタンを押したときの数ファイルはSDカードに残ってしまうため、ライドのたびにこまめに消さないと、いつのまにかSDカードが一杯になってしまいます。
(6)悪天候
HERO5以上は本体にも防水機能は備わっていますが、側面のドア(蓋)を閉じた状態です。このように充電しながら使用しているときは当然のことながら防水機能は失われます。
雨が降ってきたときなどは、充電を諦めてドアを閉じて使うか、あるいは使用そのものを諦めなければなりません。
以上、Go Proを自転車用ドラレコとして使うときの必要アイテム類や使用上の注意などをまとめました。ドラレコは本来、使わないに越したことはありません。ドラレコとして役立つ日がむしろ来ないことをお祈りします。
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