世界遺産大峯奥駆道を歩く その2

世界文化遺産大峯奥駆道を歩いた記録です。

桜満開の前鬼から釈迦ヶ岳へ往復のロングコースを歩きました 2017年4月30日 その1

2017-05-04 22:47:30 | 世界文化遺産大峯奥駈道を歩く
ゴールデンウイークに入り、奥駈も雪が消えた頃と思い、出かけました。
また休日は 人出も多く、普段の日は人でも少なく 夕方になると
熊が出歩く事が多く、2回も熊に出会っているので、休日で 人が沢山
歩いているときに ロングコースを歩くことにしました。
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桜満開の前鬼から釈迦ヶ岳へ その1
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登山地図です。前鬼林道ゲートから前鬼、太古の辻、深仙灌頂堂を経由して釈迦ヶ岳までの往復で
登り5時間、降り3時間45分、合計8時間45分、約9時間のロングコースです。
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前鬼林道は良く晴れ渡り、気持ちよく走れます。
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旭に輝く七重の滝も清々しく見えます。
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林道ゲートに付いてびっくり、駐車スペースは既に満車です。少し手前の第二駐車スペースに止めました。
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退屈な林道歩きが始まります。
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林道歩きの途中で 時々大日岳が見えたり
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満開の山桜が見えるので 気分がまぎれます。
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石垣が現れました。昔畑を作っていたと思われます。5軒あったという宿坊も今は1軒だけです。
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素晴らしいたい僕の桜が満開です。エドヒガンのようです。
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三椏の大群落の中を通ります。
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宿坊が見えてきました。
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前鬼の名前の謂れが説明してあります。今の小仲坊主人の五鬼助義之氏はたしか62代目の子孫のはずです。
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なんと小仲坊の周りに沢山の乗用車が止めてあります。初めて見ました。まあ普段はウイークデイしか登らないので
ほとんど人はいませんし、小仲坊も無人ですが。さすが連休中の日曜日です。

うわさで聞いたことがありますが、小仲坊に宿泊する場合は ここまで車で入れると聞いたことがあります。
小仲坊の方針なのか、たぶん下北山村の方針なのでしょうが、そこまでして宿泊客をふやしたいのでしょうか。
なんか割り切れない気持ちやナア。山岳修験の精神とは 縁遠い 世俗の垢とカネにまみれた精神だなあ。

下北山村も もっと役行者の初心に戻り 何のために役行者が 前鬼村に宿坊をつくらせたのか、良く考えて欲しいと思います。
どうせ お金を取るなら林道を通る全員からお金を取って、林道や山道の維持修理に使えば
みんながなっとくするのになあ。
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行者堂です。開いているのを初めて見ました。無事下山の折にご挨拶させてもらいます。
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消滅した他の四宿坊の石垣の間を歩きます。
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石畳の道を歩くのも ほんの一時です。
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すぐに山道に入ります。
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道は分かりにくいので 時々テープを結びます。
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正式な道標も矢印がおかしくて 訂正された物もあります。
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階段が現れたら、奥駈出会いまで 延々と階段が続きます。凄い工事ですねえ。
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洪水で 階段が流されて前方左上に少しだけ残っているのが見えます。
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階段の残骸もあります。
階段が流されて以来 かなり時間が経ちましたが ボランティアの方の努力でなんとか歩いて登れるようになっています。

林道ゲートから 前鬼まで料金を取って通行させれば、その収入で道のメンテナンスに少しは
役に立つのではないでしょうか。

往復1時間の退屈な林道歩きの代わりに 「登山道修理協力金」の名目なら、千円とか二千円とか
喜んで出す人が多いと思いますが、いかがでしょうか、下北山役場のみなさん。
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桜満開の前鬼から釈迦ヶ岳へ その2へ続く
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