世界遺産大峯奥駆道を歩く その2

世界文化遺産大峯奥駆道を歩いた記録です。

和佐又から大普賢を経て伯母谷覗きへ、下山は柏木道で柏木へ 2016年11月3日 その1

2016-11-07 12:31:55 | 世界文化遺産大峯奥駈道を歩く
紅葉の奥駆道を見に、この前は五番関から 大天井ヶ岳と大峰山を歩いたが
今回は 大普賢岳から 伯母谷覗きを歩いてみようと 和佐又へ向った。
和佐又は 今年の2月24日に大普賢へ向ったけど、積雪の急斜面のトラバースで
足元の雪が次々に崩れて 危険を感じ引き返して以来の 山歩きだ。
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和佐又から大普賢を経て伯母谷覗きへ その1
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今回の計画ルートが ピンクのラインです。和佐又から伯母谷覗きまで往復の予定でした。

ところが途中で知り合った女性と 意気投合して 柏木道で柏木へ降りて その女性に柏木から
和佐又まで 車で送っていただきました。
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朝8時半に和佐又駐車場着。凄い数のクルマです。いつも冬に来る事が多いので 
こんなに沢山の車があるのを見るのは、初めてです。と言うことは人も多いのでしょう。
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駐車料金を払いに行くと 誰も居ません。どうせ後で取りに来るのでとりあえずスタートします。
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午前9時スタート。気温3度、非常に寒い。しかし晴天なので 気温は上がるのかもしれません。
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それにしても車の数には驚きです。マイクロバスも1台止まっていて
先ほど 上北山村のバスも客を降ろしてかえって行きました。
そして次々にクルマが登ってくるようです。
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登山口です。
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紅葉の森を一人気持ちよく歩きますが、こんなに沢山の人が先行していて マイペースで歩けるのか不安です。
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晴れているのですが、非常に寒く山の上はひょっとして0度以下でしょうか。
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今度は 暫く林道を歩きます。
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記念碑の広場を左へ登ります。
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山道にはいると ここも紅葉がきれいです。
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静かな森を ゆっくりと歩きます。どうせ 先行者に追いつくのは 時間の問題ですから。
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尾根道に出ました。左は和佐又山です。帰りに寄るつもりですので ここは右へ進みます。
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暫くは尾根道を進みます。
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紅葉が素晴らしいので 写真をあちこち撮りながら歩きますが、
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残念、もう追いついてしまいました。
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周りの紅葉を見ながらゆっくりと歩きます。
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前の三人は 会話の中身から ガイドのおっちゃんと 初心者の二人の女性のようです。
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シタンの窟を過ぎます。
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このあたりは日当たりが良く、紅葉も鮮やかです。
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やがて路は急坂になります。もうすぐ日本岳のコル直下のガレ場です。
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朝日窟を過ぎます。
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歩き出して 約1時間で 奥駈62番行場「笙の窟」です。
ここでお経を唱えて ゆっくり過ごします。
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岩壁の紅葉も小さいながらきれいです。
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再びゆっくりと進みます。
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無双洞分岐です。積雪期にここから無双洞へ進もうとして 道が不明で引き返しました。
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鷲の窟の役行者にも、お参りしてゆっくりと御真言を唱えてから進みます。
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ところがまたしても追いついてしまいました。さすがに今度こそは 道を譲ってくれました。
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追い越して振り向いたら、日本岳と三人です。
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その2へ続く
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和佐又から大普賢を経て伯母谷覗きへ、下山は柏木道で柏木へ 2016年11月3日 その2

2016-11-07 12:31:37 | 世界文化遺産大峯奥駈道を歩く

和佐又から大普賢を経て伯母谷覗きへ その2
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このあたりから 鉄梯子と鉄階段の岩場になります。
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石の鼻到着です。
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さきほどの日本岳です。
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水太谷です。この谷は紅葉は始まったばかりのようです。
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左奥の平らな山が 大台ケ原日之出が岳です。
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先ほど登ってきた鉄梯子の下から 追い越した三人の声が聞こえてきました。
さあ先を急ごう。
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手前のピークが小普賢岳、奥が大普賢岳です。
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今年の2月に 雪が多すぎてトラバースを断念した場所です。
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是では滑落したら死ぬなあ。
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今年の2月24日にトラバースを断念したときの写真です。
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引き返そうとして ぞっとしました。雪庇の上を歩いてきていたのでした。
一歩ずつ、慎重にピッケルを差し込んで 何とか無事に帰ることが出来ました。
雪庇が崩落して 滑落した稲村ヶ岳の事が頭によぎりました。
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小普賢分岐まで来ると 終に団体に追いつきました。
追い越しはしんどそうなので 小普賢に寄り道します。
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山頂は 残念ながら何も見えません。
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樹木の間から かろうじて大普賢が見えます。ここは大普賢より100mほど低いのです。
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路は一旦 急降下します。
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このあたりで何人かが 道を譲ってくださいました。振り返った小普賢です。
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小普賢を右手に見ながら 絶景の鉄橋を渡ります。
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急登しているうちに 小普賢の高さを越えました。
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奥駈出会いです。ところが 尾根は強烈な風が吹き付けています。
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出会いから奥駈を南へ 2~3分歩くと大普賢岳山頂です。標高1780m、駐車場から約800m
登ってきました。駐車場が3度でしたから、恐らくここは氷点下でしょう。寒すぎます。

歩き始めが 9時15分、到着が11時30分、2時間15分かかりました。
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奥駈の先のほうは 雲で何も見えません。
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西のほうから 真っ黒な雪雲のような雲がどんどんこちらにやってきます。
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左奥の日之出が岳も このあとすぐに見えなくなりました。
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頭上が真っ黒になりました。
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さあ 先を急ごう。ほとんどの人は ここで休憩して引き返すようです。
何人かが、奥駈を南へ歩いて行きました。七曜岳まで歩いて、無双洞へ降りるコースでしょう。
とても縦走者の 感じではありませんでした。
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落葉した奥駈を歩きます。このあたりは標高が高いので、紅葉は終わり 落葉したのでしょう。
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やがてピークに着きました。
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標識は朽ち果てて ありません。
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その昔、天理大学が設置した標識が風に飛ばされてちぎれて転がっています。
これが 「世界文化遺産」の現実です。行政の怠慢としか言いようが無い 現実です。
国の文化政策のレベルの低さも 追い討ちをかけているようです。
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和歌山県や奈良県のアホな無策政策で 「世界遺産高野町石道」をゴルフ場の中を通したり、
熊野古道小辺路、中辺路を林道建設で バラバラにしたり、伊勢路、大辺路は もう面影もありません。
奥駈道に至っては 管理放棄です。

新宮ヤマビコグループなどのボランティアが 細々と奥駈道や小屋のメンテをされています。
政府、行政の職員の文化程度の低さが 奥駈道をはじめ 世界遺産の参詣道を荒廃させています。
特に「胎蔵界曼荼羅」と呼ばれる「南奥駈」が惨憺たる状態です。新宮ヤマビコグループの皆様
いつもご苦労様です。感謝しながら 歩かせていただいています。
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大普賢岳 その3へ続く
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和佐又から大普賢を経て伯母谷覗きへ、下山は柏木道で柏木へ 2016年11月3日 その3

2016-11-07 12:31:03 | 世界文化遺産大峯奥駈道を歩く

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和佐又から大普賢を経て伯母谷覗きへ その3
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経函石(きょうばこいし)分岐です。何回か以降としましたが 道は不明瞭で分かりません。
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奥駈行場88箇所の内、奥駈から離れた場所に行場ある場合に そこへ直接行かないで
(いけない場合もあると思います)お札だけを奥駈道に納める人が
最近は多いように思います。もっとも30番千草岳、31番小池の宿などは道は全く消えていて、
行きたくても行けません。45番七面山などは 5回目の挑戦でやっと奥駈からたどり着けました。
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急に晴れてきました。もう誰も奥駈を歩く人は居ません。マイペースでどんどん歩けます。
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奥駈の尾根筋が連なって見えます。素晴らしい眺めです。
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再び紅葉が 現れました。標高が下がったのか、樹相が変わったのか。
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高度はどんどん下がって行きます。帰路は大変です。
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広場に出ました。脇宿跡です。ここまでくれば もう少しで阿弥陀森です。
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不明瞭な道を テープの目印を探しながら 暫く歩くと
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大きな女人結界門が現れました。阿弥陀森です。
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大峯山から南へ歩く人は 少ないので この門や看板の「女」の文字は消されたり、
外されていません。五番関や蓮華辻等は「女」の文字を消されて「人は立ち入るべからず」
と 日本語も英語も表記されて居ます。そのうちここも消されるでしょう。
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富士山の参拝者減少に悩んだ 江戸時代の御師(おしー神職にして 登山案内人、宿泊施設経営者)
たちは それまでの富士山女人禁制を撤廃しました。そのお陰で参拝者が飛躍的に増えたそうです。

奥駈縦走者が もっと増えれば 政府や行政も 道の維持、宿泊施設の完備に力を入れるでしょう。
今のままでは 世界に対して恥ずかしいですよねえ。
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奥駈道からの柏木道分岐標識です。
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熊笹の道をどんどん下ります。笹の中に石碑があり 良く見ると「柏木へ八十二丁」とあります。
約8.2キロです。
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伯母谷覗き到着です。午後1時、大普賢から90分でした。
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大学生たちが休んでいました。彼らは柏木から登ってきて、ここから大峰山へ行き
洞川温泉へ降りる予定だそうで、今夜は小篠宿の山小屋で泊るそうです。
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素晴らしい岩壁の紅葉です。
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中央奥に 和佐又ヒュッテが見えています。あそこまで帰らなくてはいけません。
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荒々しい大普賢の岩壁です。
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山肌の紅葉も素晴らしい景色です。
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途中からご一緒した女性もポーズを取って 絶景を楽しんでおられます。
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その女性は 柏木に車を止めて ご家族の方に和佐又まで送ってもらったそうで、
「柏木まで一緒に下りませんか。私の車で和佐又へお送りしますよ」と仰るので
お言葉に甘える事にしました。お話しながら柏木道を下ります。
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道標も続きます。82丁から始まって 次第に数字が減ってきます。
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初めの内は 山の紅葉を楽しむ事が出来ました。
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紅葉を楽しみながら 軽快に飛ばして下山していると
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道のすぐ両側は 自然の森を残しながら その奥に遠慮がちに 植林帯が出てきました。
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そのうち遠慮も無く、全面的に植林帯がはじまりました。
歩いていても 我が家の裏山の岩湧山や金剛山とおんなじです。
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やがて「天竺平」というポイントに差し掛かります。
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同行の女性に地図を調べてもらうと もうすぐ 柏木と上谷の分岐になります。
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やがて突然山道に電柱が現れました。人里が近い証拠です。その奥に標識も見えます。
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分岐標識が出てきました。
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地図に書いてあった「小さな祠」も朽ち果てて お地蔵様がむき出しです。
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どんどん降りていくと 柿の木があります。人里に出たのです。
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やがて民家の庭に出てきました。
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上谷集落の中を歩いて 女性がクルマを止めた広場を探します。
無事にクルマに帰着して その方に 和佐又まで送っていただきました。
時刻は 午後3時過ぎ、歩き出して約6時間の山歩きでした。
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その方に和佐又まで送っていただき本当に助かりました。
和佐又には4時前に着いたのですが、団体登山客が次々に降りてきて 迎えのバスに乗り込んでいました。
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実際に歩いた記録です。
柏木に着いてから、GPSの電源を切るのを忘れたので 車の移動も軌跡が表示されて居ます。
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累積標高差は約850mでした。歩行距離は約17キロでそのうち柏木道は8キロと半分近くを占めました。
歩行時間は約6時間で、休憩なしです。
※歩きながらおにぎりを食べました。
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