世界遺産大峯奥駆道を歩く その2

世界文化遺産大峯奥駆道を歩いた記録です。

前鬼から深仙宿往復 その1 2013年6月25日

2013-06-26 16:53:40 | 大峯奥駆道を歩く

前鬼から深仙宿往復その1

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久しぶりに奥駈を歩いて見ようと 前鬼御坊へ向かった。

Line

ピンクのラインが 今回往復したコース

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国道169号線から分岐して前鬼林道へ入る。

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不動七重の滝は、最近の雨続きで 轟音を立てている。

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林道ゲート到着。ここからは道路を歩いて行く。

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351

林道を約50分歩くと、宿坊近くに畑の跡が出てくる。

石垣をきれいに積んだ もと畑だ。

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前鬼宿坊の由緒書き。林道はここまで。

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4160

小仲坊(おなかぼう)到着。

もと5軒あり、1300年も続いた宿坊も 今は1軒のみだ。

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内部は広い。素泊まりは4千円だ。普段は無人だが

週末には御主人の 61代目当主である五鬼助義之さん夫妻が滞在し

小仲坊を守っています。

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667

左が行者堂、右が五鬼助さん宅。

行者堂にお参りして 出発。

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登山道の最初は、とても雰囲気がある。

道の両側に 小さな祠が置いてある。

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977

今はない、残り4軒の宿坊跡の説明看板を見ながら歩く。

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谷を二回渡る。増水時には 渡るのが困難な時もあるそうだ。

※そんな時は 尾根道もあるようだが、まだ歩いたことは無い。

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所々に標識があるが、後は目印のテープを探して歩く。

あまり鮮明な道では無いが、なんとなく道は分かる。

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やがて木製の階段が始まる。これがまた長くつらいのぼりだ。

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延々と続く階段。しかも苔むしてツルツル滑るから気を抜けない。

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二子岩到着。ここも奥駈の行場の一つで 第33番靡きだ。

少し休憩する。

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15205

数年前の大洪水で流された階段が転がっている。

津サリが取り付けられているから(新宮やまびこぐるーぷ さん

ありがとうございます) 安全に進める。

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1608

熊笹地帯に来ると 奥駈は近い。もうすぐ奥駈道だ。

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太古の辻到着。宿坊から2時間半かかった。

小雨が降りだして、かなり寒いので雨具装着。

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「新宮やまびこぐるーぷ」さんのお知らせ看板によると、「持経の宿」から

「池原集落」の間は 土砂崩れのため 来年3月まで歩行不可だそうだ。

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85

太古の辻付近一帯には、「小茄子こなすび」が一面に咲いて 草むらが

黄色くなっていた。

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19213

世界文化遺産の奥駈道を進む。何時歩いてもこのあたりの道は

はきれいで清清しい。

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その2へ続く ここをクリックすると「その2」へ行けます。

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前鬼から深仙宿往復 その2 2013年6月25日

2013-06-26 16:32:09 | 大峯奥駆道を歩く

前鬼から深仙宿往復 その2

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2020

天の奥駈を ゆっくり楽しんで歩く。

ここらあたりは起伏は少ない。熊避けの鈴とベルを沢山鳴らす。

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約40分歩いて 「深仙宿(じんせんしゅく)」到着。

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深仙灌頂堂。この灌頂堂(かんちょうどう)は 最近まで灌頂儀式

(密教の最高位就任儀式)が行われていたという。

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内部の仏さん、役行者さんたちを 拝ませてもらう。

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深仙小屋で昼食とする。

ゲートを8時半に出発し、今12時半だ。4時間かかった。

※熊に出あわないための注意と、熊に出会ったときの注意書が張ってある。

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灌頂堂の周りや、深仙宿一帯に梅恵草が満開だった。

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梅恵草(ばいけいそう)の葉は、山菜で人気の「大葉ギボウシ」の葉と

そっくりらしいが これを食べると中毒を起こすらしい。

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昼食が終わったのは13時過ぎ。ここから釈迦ヶ岳へ往復すると

午後4時に帰着する。3時間で下山すると、午後7時にゲート着だ。

残念ながら遅いので、釈迦ヶ岳はやめて下山する。

天は相変わらず 降っている。

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2417

大日岳の分岐へ戻ってきた。ここから少し行ってみよう。

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2537

一つ手前のピークのあたりで 雨が激しくなってきた。

ここから先は、滑りやすい岩肌尾根なので ここで引き返すことにした。

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2640

一つ手前のピークにも  お札が納めてあったのでここを拝んで行く。

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2715

雨の奥駈を引き返す。熊に出会わないように、時々声を出す。

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2812

太古の辻(第32番靡き)にお参りして下山する。

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2996

帰路に二子岩にお参りして安全をお願いする。

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3048

帰路もテープを探しながらの下山だ。道は鮮明ではない。

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3150

巨木、倒木の森を歩いて行く。

熊避けのベルが煩いくらいに 森に鳴り響く。

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3252

もうすぐ小仲坊という地点で、この左の森で大きな物音。

「ドスドス」という足音(らしき音)と、大きな岩が転がり落ちて

「ドッスーン」という大きな音。先週に引き続いて またしても

熊モンに遭遇なのか。熊避けスプレーを取り出して手に持ち

「おーいおーい、ちょっと通してくれ」としばらく叫び続ける。

物音がしなくなってから、「おーいおーい」と言いながら下山した。

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3355

小仲坊無事到着。やれやれだ。

行者堂で 無事のお礼を言って すぐ下山。

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3459

林道ゲート帰着。途中林道で鹿の親子に遭遇した。

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いつも思うのだが、この林道は全長12キロくらいだが、ゲートから小仲坊

までの最後の2キロを何故一般車両通行止めにしているのだろう。

車両の通行で道が痛むわけでもないし、小仲坊の宿泊者も

もっと増えるはずだ。奥駈も小仲坊も ともに世界遺産になっているのだから、

もっと多くの人に奥駈を歩いてもらえばいいのにと思う。

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3963

車について靴を脱いだら 靴下に赤い血が付いている。

山タイツの上に靴下を履いて、その上からズボンと、合羽を履いて

その上から スパッツを装着していても 潜りこんだのは凄い。

まだ 血を吸ってそんなに時間が経っていないから、こんなもんで

済んで良かった。いつも靴下全体が真っ赤になるのに。

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4060

よく探すとこいつが出てきた。こいつの仕業だ。丁寧に潰した。

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Photo_3

歩いた実際のコース。

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Photo_2

高度記録。標高600mから1500mまで歩いて、距離は約11キロだった。

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