前鬼から深仙宿往復その1
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久しぶりに奥駈を歩いて見ようと 前鬼御坊へ向かった。
ピンクのラインが 今回往復したコース
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国道169号線から分岐して前鬼林道へ入る。
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不動七重の滝は、最近の雨続きで 轟音を立てている。
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林道ゲート到着。ここからは道路を歩いて行く。
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林道を約50分歩くと、宿坊近くに畑の跡が出てくる。
石垣をきれいに積んだ もと畑だ。
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前鬼宿坊の由緒書き。林道はここまで。
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小仲坊(おなかぼう)到着。
もと5軒あり、1300年も続いた宿坊も 今は1軒のみだ。
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内部は広い。素泊まりは4千円だ。普段は無人だが
週末には御主人の 61代目当主である五鬼助義之さん夫妻が滞在し
小仲坊を守っています。
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左が行者堂、右が五鬼助さん宅。
行者堂にお参りして 出発。
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登山道の最初は、とても雰囲気がある。
道の両側に 小さな祠が置いてある。
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今はない、残り4軒の宿坊跡の説明看板を見ながら歩く。
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谷を二回渡る。増水時には 渡るのが困難な時もあるそうだ。
※そんな時は 尾根道もあるようだが、まだ歩いたことは無い。
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所々に標識があるが、後は目印のテープを探して歩く。
あまり鮮明な道では無いが、なんとなく道は分かる。
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やがて木製の階段が始まる。これがまた長くつらいのぼりだ。
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延々と続く階段。しかも苔むしてツルツル滑るから気を抜けない。
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二子岩到着。ここも奥駈の行場の一つで 第33番靡きだ。
少し休憩する。
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数年前の大洪水で流された階段が転がっている。
津サリが取り付けられているから(新宮やまびこぐるーぷ さん
ありがとうございます) 安全に進める。
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熊笹地帯に来ると 奥駈は近い。もうすぐ奥駈道だ。
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太古の辻到着。宿坊から2時間半かかった。
小雨が降りだして、かなり寒いので雨具装着。
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「新宮やまびこぐるーぷ」さんのお知らせ看板によると、「持経の宿」から
「池原集落」の間は 土砂崩れのため 来年3月まで歩行不可だそうだ。
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太古の辻付近一帯には、「小茄子こなすび」が一面に咲いて 草むらが
黄色くなっていた。
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世界文化遺産の奥駈道を進む。何時歩いてもこのあたりの道は
はきれいで清清しい。
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