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世界遺産大峯奥駆道を歩く その2

世界文化遺産大峯奥駆道を歩いた記録です。

五番関から大峰山寺まで往復しました。 その1 2024年9月13日

2024-09-19 11:43:29 | 祈りの道世界文化遺産大峯奥駈道を歩く

先週、大峰修験道よりも古いと伝わる 葛城修験道の聖地と言われる犬鳴山七宝瀧寺境内の

「元山上が岳」に登ってきました。

そこは 表行場と呼ばれて 「蟻の戸渡」とか「西の覗き」という行場もありました。

そこで今回は 今の「山上が岳」に 五番関から登ってみることにしました。

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五番関から大峰山寺まで往復 その1 

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駐車場はありませんが 林道に路駐します。ブルーラインは奥駈まで登る道で、赤いラインが今回歩く

予定の大峯奥駈道で 五番関から大峰山寺までです。

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林道天川村川上村線(名前はよくわかりませんが 洞川温泉と川上村を最短で結ぶ林道です)の

五番関トンネルの手前の広い場所に車を止めました。ここは標高が1000m前後です。

気温は18度です。少し肌寒い感じです。

今日は私も含めて三台のようです。ここから奥駈へ歩くのは多分3回目です。

午前8時にスタートしました。

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東屋の奥の突き当りが 登山口です。

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標識もちゃんと整備されています。

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いきなりガレ場の急登が始まります。

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そのうちロープが現れました。助かります。

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道の真ん中に骨が何本かありました。鹿の足の骨と思います。

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急登を約25分すると ここの峠に出ました。右が大天井が岳、吉野で左が大峰山寺です。

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女人結界門の文字が直してあります。以前は 女人禁制に頭に来た人なのか 女の文字を壊してあり

「人結界」となっていました。「誰人も入るな」と長い間なっていて笑えました。

今回女の文字を再設置したので 女の文字だけが 光っています。

女の修験者は 隣の大日岳へ行けという事でしょうが、私個人としては はやくこんな結界門は

なくしてほしいと思っています。

 

参詣道を祈りの道として歩くのに男も女も関係ないと思いますし、世界文化遺産に登録された

ので、世界中からいろんな人が 「紀伊山地の霊場と参詣道」を歩きに来られます。

江戸時代に富士山の女人禁制を解除したとたん、富士山詣でが急増したそうですが、高野山も

女人禁制を止めたことだし、大峰山も女人禁制を解除すれば 洞川温泉も大峰山の宿坊ももっと

もっとにぎわうと思いますが いかがでしょうか。

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今は女性の修験者は 吉野から歩いてきて ここでひとまず下山して 私が駐車した場所に大型バスや

マイクロバスが待っていてそれに乗り込み、川上村柏木へ運ばれて そこから柏木路で伯母谷覗

経由で阿弥陀ヶ森女人結界まで登り返すという不便をされています。

 

日本の女の人は おとなしいので こんな理不尽にじっと耐えていますが、昔南奥駈太古の辻付近で

白人のカップルにお会いした時、「熊野から歩いてきて 吉野へ行きたい。しかし山上が岳は通れない

ので、前鬼で下山して 一日一本のバスに乗らなくてはならない。どうしてこんな目に会うの」

と女性にまくしたてられました。日本はどうしちゃったのと言う意味なのか what's going on

みたいな言葉を何回も言われたことを覚えています。私はひたすら謝りましたが。

 

はやく男も女もない参詣道になれば 世界にも はずかしくないのですが。

平安時代の熊野古道は男女関係なく 歩いていたそうですし。

 

仏教にはもともと女性蔑視はありませんから日本神道の要素が山岳修験に入り込んだあたりから 

おかしくなったのでしょうね。

小乗仏教の国で昔仕事をしていました。女性は僧侶に絶対に触れません。たとえわが子でも。

それは女性蔑視ではなく宗教上の戒律と思います。僧侶は女性に触れては絶対にだめです。

日本の坊さんが 結婚して肉や魚を食べているなんて 仏教の世界では考えられませんね。

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右側の道にロープが張ってあり 通行止めです。どうしたのでしようか。

この右の道は 奥駈の昔の道でとても歩きやすい道です。どうしたのでしょうか。

台風で崩れたのか、人に歩かれるのが嫌な 山主がロープを張ったのか。

ここに分岐の案内表示もありましたが 撤去されています。

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この道を往復とも歩くしかないのでこちらへ進みます。この道が唯一の奥駈道となっている

ようですが、途中になかなか危険個所もあります。

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危険なトラバースか所に来ました。足元注意と書かれています。

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ロープの先にはワイヤーが張ってあり、ロープをもって危険個所をトラバースすると ロープも

登山者と共に ワイヤー沿いに移動する仕組みです。考えましたねえ。以前はありませんでした。

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足掛かりの部分が少ないので 鎖場も慎重に進みます。

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梯子も滑りやすいので慎重に渡ります。

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最初の難所です。谷の突き当りをグルっとトラバースするのですが、足掛かりが少なくロープも

ありません。左へ滑り落ちたら 数百メートル滑落します。慎重にトラバースします。

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その2へ続く

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トンネル西口から明星が岳往復 その1 2021年11月5日 残念ながら駐車料金千円払いました

2021-11-10 10:27:07 | 祈りの道世界文化遺産大峯奥駈道を歩く

トンネル西口から明星が岳往復 その1

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トンネル西口から弥山八剣を経由して明星まで往復するコースです。

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トンネル西口有料駐車場に車を止めました。

昔はこの付近は駐車し放題でした。路肩は国道事務所の管轄の国有地です。

ところがある日突然天川村が有料駐車場にして登山者から千円巻き上げだしたのです。

いつものように路肩駐車しようとしたら おっちゃんが飛んできて「千円払え」というのです。

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「ここは国道の路肩やで、あんたは誰で何を根拠に人からお金を取ろうとしているんや」

と言うと 「奈良県知事の許可を得て天川村がお金を取ることになったんや、お金を払うのが嫌なら

ここに車を止めんといてくれ」とけんか腰に言ってくるので

「おう、分かった。誰がお金払うもんか、ここは国道やないか」

と言ってトンネル東口に車を止めて奥駈を歩きました。

ほんま天川村の連中はお金に汚くて気分わるいなあ。

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昔天川村の神童子谷の奥でテンカラ釣りしていた時に ボディーラフティングとかいう

スポーツの団体客が源流を遡行してきてバシャバシャやるので釣りにならず

日券を購入した漁協に文句言いに行くと

「あんたからもお金もろとるけど、向こうからもお金もろとるさかいのお」と

相手にしてくれません。頭にきてそれ以来天川村には釣りに行っていません。

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結局ここから歩くほうが トンネル東口から歩くより弥山方向はかなり早く奥駈に出れるので

千円払いました。日がかなり短くなっていて明るいうちに山を下りたいからです。

この道を歩くのは 数年ぶりです。

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この丸太橋は昔からあり、ここを渡ります。

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丸太橋を渡ると悪路の急登が始まります。

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次第に高度を上げていきます。

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右手の高い山が弥山でしょうか。

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石楠花の群落の向こうの紅葉がきれいです。

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奥駈が見えてきました。

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歩き出して丁度一時間です。トンネル東口からここまで2時間弱かかるので

往復約2時間短縮できます。しかし悪路の急登は1時間で約500m登るので

かなりしんどいコースです。東口からの道はきれいで優しい道です。

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前回と違い 今日は晴れていて歩いていてもとても気持ちよく歩けます。

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この前児道迷いした倒木地帯です。

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晴れていて視界良好なので難なく通過します。ホワイトアウト寸前の分厚い雲の中では

これは迷いそうですね。

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この前ぐるぐる回った挙句に出てきた弁天の森も なんなく通過します。

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この辺りは本とんど落葉して冬の装いですね。

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その2へ続く

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トンネル西口から明星が岳往復 その2 2021年11月5日 残念ながら駐車料金千円払いました

2021-11-10 10:26:49 | 祈りの道世界文化遺産大峯奥駈道を歩く

トンネル西口から明星が岳往復 その2

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左手に弥山八剣が見えてきました。

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落ち葉が積もり、道を覆っているので道がわかりにくい。帰路は気を付けないと

と思っていたら案の定帰路で道を外れてしまいました。

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第五十五番靡き「聖宝の宿」に難なく到着。参拝します。

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聖宝の宿を過ぎると「聖宝八丁」と言われる急登が始まります。

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振り返ると行者還岳あたりの奥駈の峰々が見えています。

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中央やや左奥が大台ケ原でしょうか。

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鉄骨階段が現れると急登もそろそろ終わりです。

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道の両側の苔がとてもきれいです。

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弥山のトイレに到着です。

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珍しく誰もいません。みんなどこに行ったのでしょうか。

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すぐに八剣山へ向かいます。

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第五十二番靡きの古今宿です。ここは第五十三番靡きの「頂仙岳遥拝所」でもあるようです。

ここも参拝していきます。ほんとは頂仙岳まで行けばいいのですが、時間が気になります。

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八剣山に着いたとたん 真っ黒い雲に覆われました。なんか嫌な予感。

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ここは第五十一番靡きなので 御真言を唱えていたら 後ろで女の人が見ていて

「どこまで行かれますか」と聞かれるので「明星まで行きます」と言うと

「ご一緒してもいいですか」とおっしゃったのでご同行しました。

と知友奥駈の道についてあれこれ質問されました。

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足元には奥剣又谷が切れ込んでいます。

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その3へ続く

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トンネル西口から明星が岳往復 その3 2021年11月5日 残念ながら駐車料金千円払いました

2021-11-10 10:26:31 | 祈りの道世界文化遺産大峯奥駈道を歩く

トンネル西口から明星が岳往復 その3

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その女の人と早速明星へ向かいます。あの山です。

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なんか嫌な雲だなあ。風雨が来なければいいのだけど。

こんなところで雷に会えば 隠れるところもないし。昔南奥駈で雷に会い死にそうになりましたけど。

電が真横から来て ピンク色に光り 轟音の中泣きながら走って駆けましたけど。

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天川村役場からの天川路分岐を過ぎて

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明星へ着いたらなんと晴れました。

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奥駈の続き、仏生ヶ岳、孔雀岳、釈迦が岳が連なります。

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振り返ると八剣山の向こうに弥山があり、小さく小屋も見えます。

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方向的に中央やや左の奥が大台ケ原日の出が岳のはずです。

ここで先ほどの女生徒お弁当を食べながら奥駈道の事をいろいろとお話しした後女性はお先に下山されました。

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八剣山に戻ってきました。先ほどとは打って変わって晴天です。

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振り返ると先ほどまでいた明星が岳

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続いて弥山山頂に来ました。

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弥山は第五十四番靡きです。ここにも参拝しました。

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正面の八剣山、左の明星の奥に釈迦が見えます。

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弥山小屋のわきを通り、下山開始です。

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黒っぽい山が行者還岳、左奥の尖った山が大普賢です。

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中央の尖った山が大日岳、その右が稲村が岳、左が山上が岳です。

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その4へ続く

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トンネル西口から明星が岳往復 その4 2021年11月5日 残念ながら駐車料金千円払いました

2021-11-09 23:12:42 | 祈りの道世界文化遺産大峯奥駈道を歩く

トンネル西口から明星が岳往復 その4

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聖宝八丁を急降下して聖宝の宿に帰着しました。今までの無事を感謝して 先に進みます。

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弥山八剣が次第に遠くなります。

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一面の落ち葉で道が隠されてわかりにくい場所です。

考え事をしながら歩いていたら案の定道を外れていました。

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第五十六番靡きの「石休みの宿」に帰着して参拝。

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この辺りもわかりにくい場所ですが できるだけ尾根の真ん中を歩きます。

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午後3時に出会いに帰着しました。さあこれから悪路の急降下です。

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右手に行者還岳を見ながら

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左手に弥山を見ながら急降下を続けます。

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紅葉のみごとな場所が多く、時々立ち止まり見とれます。

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次第に高度を下げて川が見えてきました。

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上のほうから雲が下りてきたようです。上は先ほどのようにまた雲が出たのでしょう。

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あの丸太橋に戻りました。

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朝は気が付かなかったのですが、この道も紅葉の素晴らしい道ですね。

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満車だった駐車時用も車はほんの数台です。弥山小屋に泊りの人でしょう。おっちゃんに2千円払っていましたから。

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歩いた記録です。トンネル東口より今回がだいぶ近道ですね。道は悪路ですが。

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歩いた距離と高度の記録です。弥山八剣の標高差がおおきいですね。歩いていたらそれほど感じませんが。

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奥駈トップページはこちらです。

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おわり

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