五番関から大峰山寺まで往復 その5
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更に登っていくと、ついに本堂が見えました。やれやれです。
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大峰山寺本堂です。
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その横にある 護摩壇広場です。
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本堂にお参りして ここまで無事にこれたことを感謝しました。
ちなみに 今月23日はこのお寺の戸閉式があり、来年5月3日まで お坊さんはいらっしゃいません。
その間は山頂付近は 宿坊も含めて無人になります。
そこでこの時期に奥駈道縦走をする若いカップルが増えます。
私は過去3回、そういうカップルにお会いしました。
皆さん女性は キャップ帽を深くかぶり 長袖シャツや長ズボンですが、女性であることは
体つきですぐにわかります。
私が女人禁制に反対の立場だというと 皆さん安心していろいろとお話ししてくれます。
私が 奥駈道を何回も歩いているというと 皆さんは 必ず水場の場所を聞かれます。
標準で7泊8日の旅ですから 荷物を極力軽くするため、水は最低限の量しか持ち歩かないですから
水の補給が 一番の心配事ですね。
秋は縦走可能ですが、積雪期、残雪期は縦走はかなり困難でしょうね。
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お寺にお参りした後、山頂へ行くと
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南の方から 真っ黒い雲がこちらに向かってやってくるではありませんか。
あっという間に周りは雲で覆われて何も見えなくなりました。
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この写真は残雪期で雲のない日の 同じ方向の写真です。
右手前が稲村で、中央奥にかすかに見えているのが 弥山と思います。
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ここで向かい側の 稲村大日を眺めながら お弁当の予定が 突然の雲の出現で変更に
なりました。早く山頂から 離れないと 雷雨になれば大変です。幸い雷鳴は聞こえませんが。
周りは雲で何も見えません。
洞辻小屋まで戻り あそこで休憩してお昼ご飯を食べようと思います。
あそこなら 雷雨でも大丈夫だと思います。
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蓮華辻分岐を通り抜けます。母公堂から山上辻を経て蓮華辻から急登するとここに出ます。
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日本岩に到着しましたが、あいにくの雲で何も見えません。
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晴れていたら 稲村大日から金剛葛城までぐるっとみわたせるのですが。残念です。
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山上が岳方面も雲で何も見えません。
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雲がなければ 右奥に稲村が見えて、そのすぐ右の牙のような尖峰が大日です。
この写真は以前の雲の少ない日の写真です。
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岩の割れ目にリンドウが咲いていました。
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さあ下山します。雷雨が来なければいいのですが。
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日本岩から どんどん登山道を降りると龍泉寺の横に出ました。
奥駈道に戻ったら ひたすら洞辻小屋を目指して急いで降ります。
かなりおなかが減ってきました。
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その6へ続く
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