二十代の若者で神社巡りが趣味の人なんて滅多にいないと思います。滅多にない、しないことをすることが好きな変わった人種なので、してきました。神社巡り。今は三月ですが、初詣になりました。神さまにあったら「えらい遅いな、おいッ!」って叱られることだと思います。
同行人は紺のカラータイツと慣れないだいだい色のヒールをはいた二十代の女性です。「神社いく? 興味ないと思うけど」といっても「いく!」とでかい声で返してきたので、まあちょっとは興味があるのかなと思い、同行していただきました。
まずいったのは鳥取県中部の人には一番馴染みがあるであろう、倉吉の賀茂神社です。中部人の初詣客はほとんどここにとられることでしょう。毎年長蛇の列ができます。
クロマツ、ヒノキ、モミジ、アカガシ、イチョウなど多種多様の木があるのも魅力の一つでしょうか。いちいち名前が書いてあるのが優しいです。
でも健康的なのが何よりのウリの連れ合いは「もっとすごいと思ってた」と言い放ちました。それでも「馴染みやすい、庶民的なところだね」と付け加えていました。
続いて倉吉の八幡神社。入り口のでかい鳥居、灯ろう、シイの木(たぶん)が一際目をひきます。
賀茂神社にもありましたが、入る前に手水をして身を清めなければなりません。ここの手水舎は龍の口から水がでるようになっていて面白いです。
手水の順序はなんやかやありますが、ここでは省略しておきます。左手、右手、口、左手、柄杓の順番で洗い流していきます。って順序書いてるやん。
狛犬ちゃんが6体もいました。一方は口を閉じて、もう一方は口を開けてるんですよね、どこの狛犬ちゃんも。
メガネからコンタクトにかえてすっかりメガネっこのイメージがなくなった連れ合いは「インパクトがあったね。うん、神社っぽい」と八幡さんの印象を述べていました。
ここでちょっとお休み。
白壁土蔵群周辺にオレンジ色の道があったので、だいだい色のヒールを履いている連れ合いとコラボれると思い、撮ってみました。なかなかアーティスティックなものになりました。
午後最初に向かったのは湯梨浜田後にある田後神社。
このには9年間住んでいたこともあり、馴染みのある神社でした。とはいっても来るのは何年振り(いや、十年以上?)なので、小さいときの記憶を辿りつつの参拝となりました。
入り口の鳥居から境内まで続く細長い一本道が特徴の一つです。赤色や白色のツバキ花が印象深く咲いていました。夏場は涼むためによくきたものです。ここはどうも出雲の八重垣神社と関係があるらしかったです。こりゃ八重垣さんにもいってみにゃならんな。
唇が厚いのがチャームポイントの連れ合いは「開きが違う(ツバキの)。はじめてきたのに、そうじゃない感じ」と評していました。さすが神社専門家です。
実はこの神社の前で今も愛用しているあだ名を付けられたという縁がありまして。せっかくなので、名付けられた地点で写真を撮ってもらいました。カラス天狗をイメージしたつもりが、万年打率が一割台のへぼバッターみたいになっちゃいました。
続いて日本海に浮かぶ鳥居を見にいきました。鳥取市にいくときに気になって仕方がなかったんです。まあ神社じゃないですが。日本海からはびゅんびゅん強風、小雨も振ってきて吊り目の連れ合いも岩続きの先にある鳥居の前にはいけないようでした。なので、僕がかわりに岩をとびとびいってみました。因幡の白兎にでてくる民話のうさぎのような軽やかなジャンプでした。ジャンプしながら祈ってましたからね。ジャンピング祈願です。流行りますかね、これ。
雨脚が強くなってきました。次にいったのは湯梨浜町橋津にある北野神社。連れ合いは早々に石段を上って境内にいったのですが、すぐ帰ってきました。「こわい、こわいよ」って言いながら。どうも薄暗いらしいです。行ってみるとたしかに。というか、なんだかあんまり手入れがしてありません。学問の神様がおられるみたいですが、こんなんじゃ勉強にも集中できませんよ、神さん。「トトロみたい」と木々が密集しているイメージのところでした。石段に落ちているツバキはでも雰囲気がでてよかったように思えます。
最後の最後、行ったのは湯梨浜町宮内の一ノ宮倭文神社。ついたときには大雨だったので、しばらく降りが弱くなるまでまって、いざッ! と腹をくくって出陣しました。
さすが一ノ宮さんといいますか、全てのものがでかかったです。どうも天皇さんに関係のあるところらしく、管理も行き届いているようでした。狛犬ちゃんは赤色で化粧もしてるし、まり持って遊んでるし、他のところとえらい違いでした。でも本殿にいってびっくり。鐘ないやん。りんりん振れんがん。鐘を振ることが神社である証のように思ってた自分としては、これは痛かったです。って、これって鐘じゃなくて鈴ちゃうの? 今まで鐘って書いてきた僕って……。
そろそろ神社に対しての興味が薄れてきてるだろう気配を漂わせている連れ合いは「やっぱりでかいよね。きれいな神社だった。ならすのがないのが残念ですね。どっかにあるんかな」と言われてました。
えっと、今日だけで6個行けました。近いうちに全部制覇できるなこれは。
同行人は紺のカラータイツと慣れないだいだい色のヒールをはいた二十代の女性です。「神社いく? 興味ないと思うけど」といっても「いく!」とでかい声で返してきたので、まあちょっとは興味があるのかなと思い、同行していただきました。
まずいったのは鳥取県中部の人には一番馴染みがあるであろう、倉吉の賀茂神社です。中部人の初詣客はほとんどここにとられることでしょう。毎年長蛇の列ができます。
クロマツ、ヒノキ、モミジ、アカガシ、イチョウなど多種多様の木があるのも魅力の一つでしょうか。いちいち名前が書いてあるのが優しいです。
でも健康的なのが何よりのウリの連れ合いは「もっとすごいと思ってた」と言い放ちました。それでも「馴染みやすい、庶民的なところだね」と付け加えていました。
続いて倉吉の八幡神社。入り口のでかい鳥居、灯ろう、シイの木(たぶん)が一際目をひきます。
賀茂神社にもありましたが、入る前に手水をして身を清めなければなりません。ここの手水舎は龍の口から水がでるようになっていて面白いです。
手水の順序はなんやかやありますが、ここでは省略しておきます。左手、右手、口、左手、柄杓の順番で洗い流していきます。って順序書いてるやん。
狛犬ちゃんが6体もいました。一方は口を閉じて、もう一方は口を開けてるんですよね、どこの狛犬ちゃんも。
メガネからコンタクトにかえてすっかりメガネっこのイメージがなくなった連れ合いは「インパクトがあったね。うん、神社っぽい」と八幡さんの印象を述べていました。
ここでちょっとお休み。
白壁土蔵群周辺にオレンジ色の道があったので、だいだい色のヒールを履いている連れ合いとコラボれると思い、撮ってみました。なかなかアーティスティックなものになりました。
午後最初に向かったのは湯梨浜田後にある田後神社。
このには9年間住んでいたこともあり、馴染みのある神社でした。とはいっても来るのは何年振り(いや、十年以上?)なので、小さいときの記憶を辿りつつの参拝となりました。
入り口の鳥居から境内まで続く細長い一本道が特徴の一つです。赤色や白色のツバキ花が印象深く咲いていました。夏場は涼むためによくきたものです。ここはどうも出雲の八重垣神社と関係があるらしかったです。こりゃ八重垣さんにもいってみにゃならんな。
唇が厚いのがチャームポイントの連れ合いは「開きが違う(ツバキの)。はじめてきたのに、そうじゃない感じ」と評していました。さすが神社専門家です。
実はこの神社の前で今も愛用しているあだ名を付けられたという縁がありまして。せっかくなので、名付けられた地点で写真を撮ってもらいました。カラス天狗をイメージしたつもりが、万年打率が一割台のへぼバッターみたいになっちゃいました。
続いて日本海に浮かぶ鳥居を見にいきました。鳥取市にいくときに気になって仕方がなかったんです。まあ神社じゃないですが。日本海からはびゅんびゅん強風、小雨も振ってきて吊り目の連れ合いも岩続きの先にある鳥居の前にはいけないようでした。なので、僕がかわりに岩をとびとびいってみました。因幡の白兎にでてくる民話のうさぎのような軽やかなジャンプでした。ジャンプしながら祈ってましたからね。ジャンピング祈願です。流行りますかね、これ。
雨脚が強くなってきました。次にいったのは湯梨浜町橋津にある北野神社。連れ合いは早々に石段を上って境内にいったのですが、すぐ帰ってきました。「こわい、こわいよ」って言いながら。どうも薄暗いらしいです。行ってみるとたしかに。というか、なんだかあんまり手入れがしてありません。学問の神様がおられるみたいですが、こんなんじゃ勉強にも集中できませんよ、神さん。「トトロみたい」と木々が密集しているイメージのところでした。石段に落ちているツバキはでも雰囲気がでてよかったように思えます。
最後の最後、行ったのは湯梨浜町宮内の一ノ宮倭文神社。ついたときには大雨だったので、しばらく降りが弱くなるまでまって、いざッ! と腹をくくって出陣しました。
さすが一ノ宮さんといいますか、全てのものがでかかったです。どうも天皇さんに関係のあるところらしく、管理も行き届いているようでした。狛犬ちゃんは赤色で化粧もしてるし、まり持って遊んでるし、他のところとえらい違いでした。でも本殿にいってびっくり。鐘ないやん。りんりん振れんがん。鐘を振ることが神社である証のように思ってた自分としては、これは痛かったです。って、これって鐘じゃなくて鈴ちゃうの? 今まで鐘って書いてきた僕って……。
そろそろ神社に対しての興味が薄れてきてるだろう気配を漂わせている連れ合いは「やっぱりでかいよね。きれいな神社だった。ならすのがないのが残念ですね。どっかにあるんかな」と言われてました。
えっと、今日だけで6個行けました。近いうちに全部制覇できるなこれは。
細かい場所を知りたければおおしえしますよ。
でもこういう海の中の鳥居って全国にあるようです。
わっと二ヶ月ぶりですね。どうも。
ここですか。橋津って集落にあると思います。国道9号線沿いの日本海に浮かんでます。わりと目につきやすいかもしれません。長瀬臨海公園を一分ほど車で東に進んだらたどり着けると思います。
近いうちに行ってみます♪