じゃっくり

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A MOON CHILD IN THE SKY/天野月子

2005年10月01日 | 雑記
A MOON CHILD IN THE SKY
天野月子, 戸倉弘智
ポニーキャニオン

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天野月子のニューアルバム「A MOON CHILD IN THE SKY」なのです。1曲目のタイトル作「A MOON CHILD IN THE SKY」でどかーん! と来ると思ったらこなくて1分少々のバックミュージックだけで終わっちゃったよ。最初からリスナーに肩透かしをしてくるあたり、天野節は健在でした。2曲目からは天野ロック! 前奏から鳥肌が立ってしまい、ノリノリになっちゃいまして、3曲目の「JOKER JOE」などは僕の今回のお気に入りの一曲でありまして、天野さんと一緒に「ジョーカジョー!」と言ってしまうわけです。

4曲目はシングル曲でもある「イデア」です。2,3曲目で我々のほてったハートをしばし落ち着かせるような落ち着いた声と曲からはじまり、と思ったらサビはやっぱりロックだったり、ふり幅の大きな曲です。5曲目の「STONE」はサビでの伸びやかな声が印象的で、歌詞も意味ありげでファンには好まれる曲でしょう。6曲目の「翡翠」は本格バラードです。部屋を真っ暗にして、目を閉じながら歌詞を思い浮かべながら口ずさみたい曲ですね。

7曲目の「1/2 -a half-」は宗教チックな前奏からはじまりちょっと頭がおかしくなりそうですが、また新しい天野ワールドを形成していく価値のある曲になりそう。8曲目の「聲(こえ)」は変換しても出てこない難しい漢字なので、ここに表示するだけでも苦労しましたが、ええ曲ですよ、はい。前に出された「蝶」とテイストが似ていますが、こっちの方がちょいと壮大な感じがしますね。いかに力を入れているかが曲から歌詞から分かります。「聲」を聴くだけでもこのアルバムを買う価値はあるでしょう。死ぬまでに聴いてみてください。

「聲」でひと段落し、次は「砂糖水」というアルバムチックな曲です。というと天野さんに失礼かもしれませんが、すいませんすいません。「パレード」はタイトルから割りと期待して聴いた曲です。本来ならもうちょっと前に出てもいい曲かもしれませんね。「博士と孔雀」でアルバムの終わりを予感させ、「花冠」は終わりっぽく終わります。

最後は……ええ、アレです。今回が一番ぶっとんでるなあ。とにもかくにも一度聴いてみてください。ビビンときますよ。ビビン!

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