第4回のホームヘルパー2級の講座に参加してきました。参加というより僕の場合は「参戦」と言った方がいいのだけど。毎回自分との戦いです。で、第4回目なので、先に3回目とか2回目のとかを読んでおくとあとあとよろしいのでオススメしておきます(ページビュー稼ぎ)。
今回は午前中に杖と車椅子のことについて勉強しました。杖っていろいろあるんですね。よく見るのがぐにゃあと取っ手のところが丸くなってるやつですが、他にもT字型やF型のもあるらしいですよ。歩行が不安定の人には脚が3本になっているものや、4本になっているものもあるんです。脚が6本だったらタコ足杖、通称タコ杖とかいったら面白いなあとか思ったのですが、そんなに脚があってもあまり意味がないので残念です。
よくある間違いなのですが、杖は健側(元気な側)の手に持つんですよね。左側が不自由な人は右手に持ち、右側が不自由な人は左側に持つ。どうして? な人がいると思いますが、実際に歩いてみたら分かりますので実習してみてください。
車椅子の実習をしました。テープを2本横に貼り、その間を溝とみなして車椅子で溝越えに挑戦しました。僕は車椅子を普段から扱っているのでここは割りと楽にクリアー。質問されると「はい」と答える回数の多いNさんは毎回前輪が溝にはまって乗っている人が笑っていました。溝を越えるのだから、ティッピングバー(前輪を上げるために踏むバー)を踏み、車椅子を上げないといけないのだけど、元自衛官のキムさんは力まかせにバーも踏まず両腕で下方向に押しておりました。僕が実験台で座っていたのだけど、その角度の急なこと。危うく僕は後ろにそのままもっていかれ、後頭部を打っちゃうと心配しましたが大丈夫でした。
段差越えは素人にはなかなか難しいらしい。まず車椅子を段差付近までつけて、次にティッピングバーを踏み前輪だけ上げる。次に後輪を段差の壁面までぴったりとつけ、半身になり右側面で上に押し上げるのです。僕は素人に毛が生えたようなものですから、今まで最後の部分を両腕の力だけでしておりました。でもたしかに半身になった方がいいや。なにより介助者の体が間接的に利用者と接していることで利用者の安心にも繋がります。ここでもキムさんはやはりその大きな、とりわけ持ち前の大きなお腹に力を入れて半身にならず上げておりましたが、やはり先生に注意されたようです。
野外で実習もしました。わざとでこぼこ道を通ってそれを体感したり、車椅子の人が利用するスロープを上ったりしました。で、ここでハプニング。キムさん、僕を乗せてスロープを上ったはいいけど、そこから再度スロープを使って帰ろうとせず、2段もある石段を使って降りちゃった。案の定がたん! と大きな音がして、僕もびくっとなり、青ざめました。キムさん、先生の指示を待たずに自分勝手なことはやめておこうよ。
午後は衣服の着脱をしました。先生はかなりのボインちゃんで視線はおのずと胸にいってしまいました。仕方ないのです。衣服の着脱ではある四字熟語があるらしいです。これを何度も言われました。「脱健着患」です。だっけんちゃっかん。つまり、健側(健康な側)から脱ぎ、患側(不自由な側)から着るということです。この要領で1人でパジャマの上着を着替えてみました。左半身麻痺の人の場合です(動画だとその性質上右半身麻痺になるかも)。
パジャマを脱ぐ
①左側(患側)のパジャマをちょっと下げる
②右側(健側)から一気に脱ぐ
③右手を使って左腕から抜く
パジャマを着る
①右手(健側)でパジャマの左の袖口を持つ
②そのまま左手から通過させる
③右手をうまく使い、右手を右袖口に入れる
これを1人で行った後は2人1組になって、お互いに更衣しました。といってもパジャマの下は普通に上着なので残念でした。途中、先生が「かぶりものの場合はまた仕方が変わってくるんだけど」と言われたので、かぶりもの!? そうか、中にはピカチュウのかぶりものなどをかぶって寝たい老人さんもいるのか、と思っていたらかぶりものとはボタンがないパジャマのことでした。
そういうわけで今回のヘルパー講座は終わります。えっと、マルコちゃんファンの人のために最後にちょっと付け加えると、今回マルコちゃんは浴衣になってベッドで寝たりしていました。それを見れただけでも講座にいったかいはあったと思います。そういうわけで終わります。
今回は午前中に杖と車椅子のことについて勉強しました。杖っていろいろあるんですね。よく見るのがぐにゃあと取っ手のところが丸くなってるやつですが、他にもT字型やF型のもあるらしいですよ。歩行が不安定の人には脚が3本になっているものや、4本になっているものもあるんです。脚が6本だったらタコ足杖、通称タコ杖とかいったら面白いなあとか思ったのですが、そんなに脚があってもあまり意味がないので残念です。
よくある間違いなのですが、杖は健側(元気な側)の手に持つんですよね。左側が不自由な人は右手に持ち、右側が不自由な人は左側に持つ。どうして? な人がいると思いますが、実際に歩いてみたら分かりますので実習してみてください。
車椅子の実習をしました。テープを2本横に貼り、その間を溝とみなして車椅子で溝越えに挑戦しました。僕は車椅子を普段から扱っているのでここは割りと楽にクリアー。質問されると「はい」と答える回数の多いNさんは毎回前輪が溝にはまって乗っている人が笑っていました。溝を越えるのだから、ティッピングバー(前輪を上げるために踏むバー)を踏み、車椅子を上げないといけないのだけど、元自衛官のキムさんは力まかせにバーも踏まず両腕で下方向に押しておりました。僕が実験台で座っていたのだけど、その角度の急なこと。危うく僕は後ろにそのままもっていかれ、後頭部を打っちゃうと心配しましたが大丈夫でした。
段差越えは素人にはなかなか難しいらしい。まず車椅子を段差付近までつけて、次にティッピングバーを踏み前輪だけ上げる。次に後輪を段差の壁面までぴったりとつけ、半身になり右側面で上に押し上げるのです。僕は素人に毛が生えたようなものですから、今まで最後の部分を両腕の力だけでしておりました。でもたしかに半身になった方がいいや。なにより介助者の体が間接的に利用者と接していることで利用者の安心にも繋がります。ここでもキムさんはやはりその大きな、とりわけ持ち前の大きなお腹に力を入れて半身にならず上げておりましたが、やはり先生に注意されたようです。
野外で実習もしました。わざとでこぼこ道を通ってそれを体感したり、車椅子の人が利用するスロープを上ったりしました。で、ここでハプニング。キムさん、僕を乗せてスロープを上ったはいいけど、そこから再度スロープを使って帰ろうとせず、2段もある石段を使って降りちゃった。案の定がたん! と大きな音がして、僕もびくっとなり、青ざめました。キムさん、先生の指示を待たずに自分勝手なことはやめておこうよ。
午後は衣服の着脱をしました。先生はかなりのボインちゃんで視線はおのずと胸にいってしまいました。仕方ないのです。衣服の着脱ではある四字熟語があるらしいです。これを何度も言われました。「脱健着患」です。だっけんちゃっかん。つまり、健側(健康な側)から脱ぎ、患側(不自由な側)から着るということです。この要領で1人でパジャマの上着を着替えてみました。左半身麻痺の人の場合です(動画だとその性質上右半身麻痺になるかも)。
パジャマを脱ぐ
①左側(患側)のパジャマをちょっと下げる
②右側(健側)から一気に脱ぐ
③右手を使って左腕から抜く
パジャマを着る
①右手(健側)でパジャマの左の袖口を持つ
②そのまま左手から通過させる
③右手をうまく使い、右手を右袖口に入れる
これを1人で行った後は2人1組になって、お互いに更衣しました。といってもパジャマの下は普通に上着なので残念でした。途中、先生が「かぶりものの場合はまた仕方が変わってくるんだけど」と言われたので、かぶりもの!? そうか、中にはピカチュウのかぶりものなどをかぶって寝たい老人さんもいるのか、と思っていたらかぶりものとはボタンがないパジャマのことでした。
そういうわけで今回のヘルパー講座は終わります。えっと、マルコちゃんファンの人のために最後にちょっと付け加えると、今回マルコちゃんは浴衣になってベッドで寝たりしていました。それを見れただけでも講座にいったかいはあったと思います。そういうわけで終わります。