Spanish Breeze

夫のMBA留学に4歳の息子とついて、マドリードと上海での14ヶ月の生活を紹介していきます.

2度目のセゴビア

2011-04-05 23:20:33 | 旅行 -Spain-
ご無沙汰してます。
なかなかPCに向う時間がとれずにあっという間に4月になってしました。
3月の終わりにサマータイムになり日本との時差も7時間になりました。
20時半位まで明るく、1日がすご~く長くなってきました。
おまけに陽射しが強い!!
帽子嫌いのうっぐもさすがに帽子をかぶってくれます。
最近の様子はまた追ってお知らせするとして、先に先月母が遊びに来てくれてた時の続きです。

もう、かれこれ1ヶ月前の事になってしまうけど、ポルトガル旅行から帰って来てからのマドリードはまた冬に戻ったみたいに寒く、天気予報を見ればずーっと雨模様そんな中、1日だけ晴れマークの付いてる日に日帰旅行をして来ました。

母が、こっちに来る前にTVでセゴビアが紹介されているのを観て行ってみたいと思っていたし、私も前回見る時間がなかった『白雪姫のお城』の全景を見てみたかったから。

3月10日(木)

マドリードのバスターミナル「プリンセペ・ピオ(Principe Pio)」までメトロで向かう。
La Supulvedana社のチケットブースでチケットを購入(往復12.33ユーロ/3名)。
なんと、うっぐも大人と同じ料金をとられました!!
前回は膝の上だからタダだったけど、今回は頭数でとられました。
0歳児の赤ちゃんも同じ料金みたいで...これにはかなり驚きました...

平日なので夫は来れず、母とうっぐと私の3人。
おにぎりを持ってバスの中で朝食。
平日なのにほぼ満席。
約1時間のバスの旅もあっという間。

前回は、10月に来たけどその時はどんより曇り空、時々雨(前回の旅日記)。
だけど今回は、予報通り晴れ雲一つないいい天気♪

バスターミナルから水道橋に向かう途中、最初に出会う12世紀に建てられたサン・ミリャン教会(Iglesia de San Millan)。

前回は、まだ木々には青々とした葉が残っていたけど、さずがにそこはまだ冬仕様。
夏だったら木で見えない景色も見えていいものです。

そして、ローマ水道橋。

前回どんより雲の中に神秘的に浮かび上がっていたこの水道橋も、この青空の中では、ただただ迫力満点!

今回もポルト同様、うっぐはここに来た事をちゃんと覚えていて、張り切っておおママを案内する。
ほんとに嬉しそう

行く先は、前回行っていない路地だったりするけど、結果、気持ちのいい見晴らし台にでたりもする。

こんなにいい天気だけど、遠くには雪山が見えてました。

少し早いけど、ランチをする事に。
うっぐはアイス、私達は、Plato Combinatoで典型的なスペイン料理を。

本当はセゴビアと言えば、子豚の丸焼きだったりするんだけど、二人では食べきれないし、そもそもやっぱり子豚さんはちょっとね...

腹ごしらえをした後は、マヨール広場でマーケットをしていたので、どんなものがあるのか散策。

夏向けのブラウスがなんと1ユーロで出てたり、骨董品や本や、その他諸々。
私は、この1ユーロのブラウスとうっぐのズボンの膝に穴が空きそうだったのを思い出して、小さなアップリケを40セントで購入。

うっぐは、広場の中心にあるステージで何やら楽しそうに歌ったり踊ったり...
もちろん、しまじろうも一緒です


カテドラルの横を通り、


お土産屋さんの子豚さんたちに挨拶をして、


今回の目的の『白雪姫』のお城のモデルになったアルカサルを城壁の外から見れるスポットまで向かいます。
13世紀に建てられたサン・エステバン教会(Iglesia de San Esteban)の横を通り、


時々、地図で確認しながら、


城壁の外に出れるサンティアゴ門(Puerta de Santiago)を目指します。
だんだん、観光地と言うより一般の家らしき町並みになってきて、ようやくサンティアゴ門を発見。


門をくぐると...

坂道の先にお城が見えました!

城壁の周りには川が流れていて、その川の向こうには、昔のままの石造りの家が立ち並んでなんとものどかでタイムスリップしたみたい。


ここからは、アルカサルの全貌を眺めながら散歩です。


すると古~い小さな教会が。


そしてその庭には遊具があり、もちろんうっぐは一遊び。私達は休憩。


その庭の先に下に下りる階段があり、行ってみると広~い芝生があって、ここからのお城の眺めも抜群。


この開放感は本当に気持ちよかった!


更に先に、木の橋が見えたのでさっそく行ってみることに。


ここからの景色がまさに『白雪姫』のイメージそのものでした
森の中のお城...
ここでもこの森の木に葉がついてたら、お城は見えなかっただろうし、本当に来る度に違う印象を与えてくれんだろうな~

この後は約1時間半くらい森の中を散歩し、お城に戻っておやつタイム。


何がそんなに可笑しいのか、うっぐは、おおママといる時はいつも大笑い

一休みした後で前回は入らなかったお城の中を見ることに(4ユーロ/人、うっぐはタダ)。
調度何かドラマの撮影をしている最中で13世紀の時代の衣装をまとった人や、演出でスモッグも炊かれていてなんとなくリアルな感じ。
うっぐは、怖い、怖いモード


いい天気のお陰でステインドグラスの色が鮮やか。これにはうっぐも興味津々。

結構シンプルな外観からは想像できなかったけど、中は結構煌びやか。

ここからの景色も抜群。

さっき走り回った芝生だよ~とうっぐに話しかけるも、おんぶで寝てました...

そろそろバスの時間。ローマ水道橋を上から見るのがうっぐの定番のコース。
5分ちょっと私のおんぶで急速チャージした後は、張り切ってしっかりおおママを案内します。

セゴビアの路地はいつみても素敵。


前回は、見れなかったこの水道橋の影。

この日も充実した1日でした。
前回は神秘的なイメージの強かったセゴビアも今回は、隅々までじっくり味わえた。
このスペインでの短い滞在中に2度も訪れたセゴビアとポルト、ますます好きになりました!


(おまけ)
見えずらいけど、水道橋のそばにある子豚の丸焼きで有名な老舗レストランの風見時計を見てみたら、なんと子豚さんの形をしていました



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2 コメント

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Unknown (ちゆママ)
2011-04-06 12:05:13
すっごい素敵だね~~
スペインというと、古くて派手な建築物とZARAのイメージだったけど
こんなに自然と歴史を感じさせてくれるなんて。
どんなガイドブックよりも上手く(行きたくなる)表現されてるわ。
 さすが海外生活されてただけあって、普通の母親世代とは違い
おおママはセンスもいいし素敵だね。
うっぐママも幼い頃に身についた海外経験+センスが今の暮らしに繋がってるんだよ。
ご両親に感謝だね!
 うっぐもまた、将来素敵なママとパパに感謝するよ。
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確かに (yukiko)
2011-04-06 19:39:04
大帝国時代の派手なイメージは強いよねー。うん、だから私もこの町が好きなのかも。可愛らしいよね。
ホント、幼い時にの経験が無かったらこんなにパワフルに動き回れてないかも...感謝だね。
うまくうっぐに伝わるといいんだけど...
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