Spanish Breeze

夫のMBA留学に4歳の息子とついて、マドリードと上海での14ヶ月の生活を紹介していきます.

ラ・マンチャ地方の風車の村へ (第1日目)

2011-02-28 15:11:20 | 旅行 -Spain-
2月26日(土)~27日(日)
今週末はスペインのイメージの一つでもある、「風車」を見ラマンチャ地方に一泊旅行。

広大な赤土の大地に広がるオリーブとブドウ畑。
青い空と白い風車。
『ドン・キホーテ』の舞台となったラ・マンチャ地方へ。

ガイドブックによると列車で唯一行ける風車のある村はCampo de Criptana(カンポ・デ・クリプターナ)。
但し列車の本数が少ない為、日帰りは難しいとの事。
ホテルを検索するが、いいのが見つからず。
隣町のAlcazer de San Juan(アルカサル・デ・サン・ホアン)に宿泊する事に。

ここまでは、往復Renfe(23.90ユーロ/人)。

マドリードのAtocha(アトーチャ)駅から約1時間半。
あっと言う間に広大な大地の中に点々と広がるオリーブの可愛い丸い木々。


11時過ぎにAlcazer de San Juanに到着。


駅前のアパートの入口もいい感じ。


町前のおもちゃ屋さんで寄り道しながら、


ホテルに向かいます。

一般の民家にも『ドン・キホーテ』の話のレリーフがあり、この町の人達がいかにこのキャラクターを誇りに思ってるのかが伝わってくる。

ホテルに到着。



昔は修道院か何かだったようなたたずまい。

部屋には、Welcome sweetsがあり、家から持って来た紅茶で一休みしてから、早速、Campo de Criptanaへ。
距離にして約8キロ。タクシーで向かいます。

村の中心地では調度マーケットが開催されていて賑やか。


お昼までまだ少し時間があるから、先に風車に向かって坂道をぐんぐん登っていく。
この地方の特徴は白い壁に青いアクセントの家々。
この日は、本当に天気が良く、真っ青な青空といい感じ。



村の中心から15分位歩いたところに急に風車が見えて来た!


ここの風車は荒れ果てた大地の丘の上、と言うより丘の上の村の一部って感じで賑やか。


うっぐは、石の間に力強く生えている小さいお花を見つけては、「ママのお誕生日プレゼント!」と持ってきてくれる。


久しぶりに最初から天気に恵まれ、澄み切った青い空!


この丘には、11基の風車があり、そのうちの1基にはインフォメーションセンターが、もう1基は、有料で中の見学ができる。

せっかくだけど、中は見学せずにこの丘の上でしばし休憩。

ここでも美味しいお茶が飲めました

そして、ほぼ満開のアーモンド。


ちょっと離れたところにもう何年も放置された風車の残骸を発見!
行ってみる。 

そのまんまで、登りたい放題。
うっぐも「なんでプーシャ壊れちゃったの??」(風車の事を「プーシャ」と言います...)と興味津々。

また丘を下り、

村で軽くランチを済ませ、プラプラ散歩しながら私達のホテルのある町に帰る為に駅に向かいます。

誰もいないスペイン広場のドン・キホーテ。


アパートの壁にも。


村の薬局の看板が23℃と指している。本当に暖かい。
これが夏だったら、本当に暑くて歩けないと思う...


駅の場所を村の人に聞いても知ってる人があまりいないのも納得。駅の周りには本当に何にもなく、あんまり使われていないみたい。落書きだらけ、もちろん無人。


電車が来ても自由に線路に下りれちゃうから、小さい子供がいると本当に目が離せない...


電車が来たのはもう19時。夕陽に浮かぶ丘の上の4基の風車。

あれが、私達が泊まる町の風車。

Alcazer de San Juanに着いた頃にはすっかり日も沈み、町もライトアップ。


良さそうなお店に入って夕食を済ませる。

店内の様子はうっぐが撮りました。

頑張って沢山歩いたうっぐには、ご褒美に車に乗ったアイス。

初日に見た風車は、「荒地にたたずむ」と言うイメージではなかった。
この町の風車はホテルから徒歩圏内にあると言うから、翌日は、この4基の風車に行く事に決めて眠りにつく...


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