Spanish Breeze

夫のMBA留学に4歳の息子とついて、マドリードと上海での14ヶ月の生活を紹介していきます.

再びポルトガルへ -リスボン~ポルト-(第3日目)

2011-03-23 23:46:14 | 旅行 -Portugal-
3月5日(金)
3日目は、リスボン14時発のポルトガルの新幹線、アルファ・ペンドゥラール(Alfa Pendular)に乗ってポルトに移動する日。
列車が出発するサンタ・アポローニア(Santa Apolonia)駅は、リスボンで最も古い町並みを残すアルファマ(Alfama)地区の方にあるので、出発まではぶらぶら散策しながら時間をつぶす。

アラブの影響を色濃く残すこの地区は本当に迷路のように道が狭く、クネクネしている。
その狭い路地をギーコギーコ言いながら通る路面電車を横に、丘の上の展望台まで歩く。



そんな路地の小さなお土産屋さんが目に留まり、入ってみる。
そのお店では、可愛らしいタイルが沢山飾ってあって、こっちに来る前からタイルを買って帰ると決めていた母はこのお店で買う事に。
このお店のオーナーが自分で手書きしてるらしく、本当に可愛いものがたくさん!
(こんな時に写真を撮ってないのが残念でならない...)

気になる雑貨屋さんを何軒が通り、道が開けて来たところがサンタ・ルジア展望台(Miradouro de Santa Luzia)。
アルファマ地区と海のようなテージョ川が見渡せます。

展望台にあった丸い窓越しから見えるテージョ川。


その隣にあるポルタス・ド・ソル広場(Largo das Portas do Sol)からの眺め。

天気予報では、今回のポルトガル旅行の天気は雨だったけど、今のところ天気にも恵まれ白い壁とオレンジの屋根、海のような川と空が本当に綺麗なコントラストになってる。

この近くにサン・ジョルジェ城(Castelo de Sao Jorge)があるのだけど、前日シントラで古城は満喫していたので、お城の周りを散策、車も通らない位細い道をぷらぷら。


登ってきた坂道を今度は下り、ようやくサンタ・アポローニア駅に到着。
駅構内には、スーパーもあり、オープンカフェもある。
ここで簡単にランチを済ませ、いざポルトガルの新幹線、アルファに乗り込む。

リスボンからポルトまで2時間45分の旅(大人30ユーロ/シニア割引15ユーロ、席の要らない4歳以下は無料)。
金曜日の午後と言う事もあって満席。
うっぐはずーっと膝の上。
沢山歩いたし、殆ど熟睡。

リスボンの郊外を過ぎるとずーっと田園風景が続く。

そして見覚えのある雰囲気、景色になったと思ったら、いきなりポルトのドウロ川。

再びやってきました、ポルト!
つい4ヶ月前に来たばかりだけど何故かすごく前の事の様に感じて懐かしい気持ちでいっぱい。
前回泊まったホテルと同じホテルにしたし、馴染みのある町だから安心して旅を楽しめる。

アルファの終着駅、ポルトのカンパニャン(Campanha)と言う駅に到着。


街の中心地のサン・ベント(Sao Bento)駅まで普通列車に乗り換えて一駅...のはずが、うっぐがポルトのメトロをちゃんと覚えていて「黄色いメトロに乗る!」と言い張り結局メトロに乗る事に。
サン・ベントの駅のアズレージョを母に見せたくて同じホテルにした位なのに、なんと前回に増して修復中...!!!
全面網で覆われていたり、タイルが剥がされていて...写真も撮れないくらい...残念!!!

ホテルにチェックインし、早速夕食の場所を探しに出掛ける。
前回気になっていた、ドウロ川沿いのカイス・ダ・リベイラ(Cais de Ribeira)にあるレストランを目指す。

ホテルを出てからは私ではなくうっぐの案内で周る。
3,4ヶ月も前の、しかもたった1泊しかしなかった町の事を本当に良く覚えていて、おおママの手を引っ張り「こっち、こっち」と大はしゃぎ。

前回と同じようにエレベータのようなメトロでドウロ川沿いまで下りる。
うっぐは、これが1番印象に残ってるみたい。


日が暮れた後の川沿いを散歩しながら入るお店を探す。


前回来た時より人も多く、簡易オープンカフェが出来ていたり、すごく賑わっている。
やっぱり晩秋とこれからのハイシーズンに向けてとは全然街の雰囲気が違って面白い。

川沿いの古いレストランに入り、うっぐ、2Fの一番窓側の席を確保。


テーブルに着くとムール貝とパンが出され、「これは食べたら料金を頂きます。食べなかったら料金は頂きませんから。」とお店の人に言われ(良心的!)
、とりあえずパンは片付けてもらった。
ムール貝はどうしようかと考えてる間にもう、うっぐの手が伸びていた...


スープを2つとメロンと生ハムの前菜、前回シーズンオフで食べれなかったイワシの炭火焼を注文。

もちろん、ポートワインも忘れてませんよ。


どれも本当に美味しく頂きました。
何よりうっぐが沢山食べてくれたから良かった。

帰りに翌日に乗る電車の時間を調べにサン・ベント駅に寄ったけど、まだ20時半過ぎと言うのにチケットオフィスは閉まっていて、駅員も見当たらない...
だけど壁に貼り出されている時刻表を見つけ、なんとか出発時間の情報を得る事ができた。

ホテルは3つ星なのにイギリス系だからなのか、珍しく部屋に湯沸かし器が付いてるので部屋でのんびりお茶を飲める。
のんびりガイドブックなどを読みながら夜を過ごす。

サン・ベント駅のアズレージョを母に見せれないのがすごく残念で、翌日は、ガイドブックに載っていた、ポルトガルで最も美しい駅、ピニャォン(Pinhao)駅を目指します。

最新の画像もっと見る