Spanish Breeze

夫のMBA留学に4歳の息子とついて、マドリードと上海での14ヶ月の生活を紹介していきます.

地中海に浮かぶマヨルカ島(Malllorca) -3-

2011-05-26 00:53:55 | 旅行 -Spain-
5月15日(日)

最終日。帰りの便は18:45発。
南部にもいいビーチがあるとの事で、さっとパルマ・デ・マヨルカ市内を観光、出発までビーチで過ごす事に。

ところが、朝7時半頃目を覚ますと、1年の300日は快晴と言われているマヨルカなのに、なんと大雨
のんびりと朝食を済ませ、チェックアウト時には、何とか雨は上がったものの、なんとなくまだ雲は残ってる...

また路線バス(Line 3)に乗り、今度はパルマの中心にあたるジョアン・カルロス1世広場(Pl. de Rei Joan Carlos I)で降り、そこにある観光案内所で
ビーチまでの行き方とそこから空港への行き方を確認する。

まずは徒歩でカテドラル(Catedral)に向かう。
少し晴れ間が出てきたと思ったら、日差しの痛いこと!遊歩道の並木が本当にありがたい。

その遊歩道の真ん中で航空会社の展示がしてあって、うっぐは、最近、友達から譲ってもらった貨物や車を運ぶ飛行機のおもちゃと同じ飛行機の写真をみつけて、「うっぐと同じ~!写真撮って!」と。

並木道が終わるとすぐカテドラル。
このカテドラルは1230年に建築が始められ1601に完成した物。中央祭壇にはガウディが手がけたという箇所があらしいから中に入ってみたかったけど、時間がなくてパス。外から見てもものすごく手が込んでます。




高台の上にあって、海側は広い遊歩道になっていてすごく開放的。


カテドラルのと海沿いを走る道の間には広場になっていて、何やらイベントの準備中。
こんな大きなパエリアの鍋、初めて見た~~!!

何人分??

バス通りに出てLine 15に乗り(Line 21でもOK)、パルマ海岸(Platja de Palma)へ向かう。
20分以上は乗ったでしょうか...観光案内所の人は、水族館のところで降りればいいと教えてくれたけど、チラッと見えた海岸と海があまりにも綺麗だったので思わず降りてしまった。

朝の大雨はどこに行ってしまったの?本当に綺麗なビーチ

ここでも汽車型観光バスが走っている。でもこんな色見た事がない~。


あまりにも暑い&日差しが痛くて海沿いのカフェに逃げ込み、そこでランチ。
最近うっぐは、写真を撮られるのが嫌で逃げ回るけど、撮るのが上手になって来た。
ママとパパだってちゃんとぶれずに撮れます


本当に暑く、パラソルと椅子を借りずにはいられなっかった(4.90€)。出発までの時間をビーチで過ごす。

さぁ、準備運動だ~


暫くすると風が出てきて雲が出てくる
雲の陰にお日様が隠れるとかなり寒くなってきた。でも雲から出てくると本当に暑い
そんな中、夫は砂浜に大の字に横になり、爆睡

うっぐは、ご覧の通り、思うがまま自由に遊ぶ


小一時間位昼寝をした夫は「泳がなきゃ」と言って、うっぐを連れて行く。

夫は、うっぐを波打ち際に置いて、どんどん沖へと泳いでいく。おいおい
首まで海水に使ったうっぐは、「寒い、寒い!」と言って走って戻ってくる。スーツケースを開け、私のTシャツで体を拭き(今度はフェイスタオル位は持って来よう)、着替えさせ、うっぐの毛布を頭からかぶり、暫く私の膝の上で丸くなっていた。あっと言う間に寝てしまっていた

風がどんどん強くなってきて、また雨が降ってきた...

気がついたら、周りにいた人達もいなくなってビーチチェアなども綺麗に片付けられていた。早っ
少し早いけど空港に向かう事に。

このビーチは本当によく手入れがされていた。ビーチの後ろの遊歩道には、砂を落とすシャワーが常備され、カフェにちゃんと綺麗なトイレもある。パラソルや椅子の料金も一律だし、ちゃんとした人が回収しに来て、チケットをくれるから安心していられる。
なるほど「青旗」ランク(ヨーロッパ共同体が安全性、水の美しさ、設備の充実度等において優れたビーチとして認定したもの)。
マヨルカの殆どのビーチがこの「青旗」ランクだそう。

空からのマヨルカ島(この時にはすっかり晴れている...)。

入り江の美しい青のグラデーションが今でも目に焼きついている。
車を借りたりすればあんな綺麗なところに行けるんだろうな...なんて思いながら久しぶりに潜りたくなった。スノーケリングでも充分綺麗そうだけど...

もうすっかり「夏」らしい旅行になりました。
マヨルカ島。
最終日に感じたモダンで洗礼された感じのビーチと前日に行ったソーイエルの列車の旅で感じた大自然とのどかさ、両方味わえ変化に富んだ印象を楽しめる島なんだなと思った。
欲を言えば、ミロの美術館とショパンがジョルジュ・サンドと一冬過ごした町「バルデモサ(Valldemossa)」に行きたかったけど、仕方がない。
これを見ていれば、もっと変化に富んだ印象を受けたんだろうな~


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2 コメント

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Unknown (ちゆママ)
2011-05-27 09:03:02
やはり西洋のリゾート地は洗練されてていいね。
近い安いのアジアンリゾートもそれはそれでヨシなんだけど、散歩道やカフェやバーや
空気(アジアは湿気が多いでしょ?)贅沢言えばそんな所が違うしね。
物価はどんな感じなの?
スペイン首都は東京と比べてどう?
あと観光地はやはり観光地価格なのかな?
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>ちゆママ、 (yukiko)
2011-05-27 09:35:29
私もアジアンリゾート大好きだけど、整備された遊歩道とかカフェバーあたりが違うのかな?そう、確かに空気がカラッとしてるから、気持ちいいよね~。
物価は、色々。お水とかは東京と比べたら半値位だけど、おしゃれなカフェバーで日替わりランチメニュー(前菜、メイン、飲み物が付いたり付かなかったり)を頼むと1500円位はしちゃうよ。もちろん私達はそうゆう所では食べれないけどね...外食ばかりしていたら破算しちゃうから旅行以外はなるべく3食作るようにしてます!
でも地下鉄や路線バスは一律1€だから、本当に助かってるよ。
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