Spanish Breeze

夫のMBA留学に4歳の息子とついて、マドリードと上海での14ヶ月の生活を紹介していきます.

うっぐの恐怖

2011-12-04 01:07:16 | 子供のこと
11月17日(木)

この日は幼馴染のRちゃんと夏以来の再会。

Rちゃんは、お誕生日がうっぐと2日違いの女の子。
お姫様ブームの真っ只中。
うっぐを王子と言ってくれて、久しぶりのご対面にお姫様みたいに照れてる。
そんな女心に全く気づくはずもないうっぐは、相変わらず運河沿いを「走ろう!」と言って誘う。
Rちゃんも仕方なしにうっぐと走り回り、結局二人楽しく走る、走る。

ランチの時も楽しそう♪


その後も運河沿いの小さい頃よく遊んだ「クジラの滑り台」に行って大はしゃぎ。
やっぱり大きいよな~この滑り台!
運河に向かって気持ちいいんだ。

スペインに行く前は、うっぐはまだ小さくて私と一緒に滑ってたけど、もう最初っからお友達と楽しそうにキャーキャー楽しんでいて...成長したな~。

親同士もおしゃべりを楽しみ、和やかな時を楽しんでる最中、近くの水門の開閉点検のアナウンスが響いた。

おじさんの仰々しい声に、うっぐ、何を思ったのか、滑り台を慌てて降りてきて、「早く行こっ!早く」と私の手を引っ張ろうとする。
「どうしたの?」と聞いても、
「早くお家に帰らないとっ!!」と涙を浮かべて泣きそうになってる。
「水門がちゃんと閉まるかなって調べるだけだよ」と説明しても殆どパニック状態。

そして、「早くしないと津波が来る!地震が来る!」と。

ギュッと抱きしめ落ち着かせる。
お友達が水門の上を歩くおじさんに手を振って、おじさんが手を振ってくれたのを見てやっと状況が理解できたようで、また笑顔になって一緒に手を振ってた。ふぅ~。


うっぐはスペインにいる時も上海にいる時もずーっと日本に帰りたいと言っていたけど、とにかく地震と津波を怖がっていた。
まだ大きな地震を体験した事がないから本当に怖いんだなと改めて思った。

TVやYouTubeなどの映像が脳裏に焼きついているんだな...。
地震大国に住む為には少しずつ慣れていかないとならないけど、大きなハードルになりそう...

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2 コメント

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Unknown (ちゆママ)
2011-12-05 09:08:03
うっぐ賢いんだね、それに感受性が豊か。
7歳の娘もTVなんかで見てたけど津波はドミノ倒しを見てる感覚だったんじゃないかな?
その下にたくさんの人が居て流されて命が失われたとは理解できてなかったみたい。
(被害にあった方には申し訳ないですが)
うっぐの優しい心を大切に育ててあげないとね。
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>ちゆママさん、 (yukiko)
2011-12-09 01:05:20
そうだね。確かに感受性は豊かな方かな。
大切に育てないとね。
ありがとう~
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