しあわせのかけら

日々の生活で見つけたちいさな幸せなかけらを綴っていきたいです

重陽の節句

2016-09-09 | 礼法
九月九日は「重陽の節句」

(母の20歳の振袖より)

かつては五節句の中で最も大切な節句とされていました


五節句の最後を締めくくる行事でもある重陽の節句は、陽数の九が重なっていることから
「重陽」といいます

古代中国では、十は全数で数の頂点ですが、満ちれば欠ける数とされています

そして、九は満ちて極まった数として、陽の極数 最高の数、と考え
天の数、天子の数として神聖視したのです (「気」の12か月 秋篠野安生先生著より)



また「重陽の節句」は「菊の節句」とも呼ばれています

この季節になると様々な菊の花が見られますね


中国の故事 「菊慈童」に

菊の文様が長寿のお祝いの文様とされた意味

そし重陽の節句について書かれております



(菊の文様の小紋)




今夜は お酒に菊の花びらを入れて飲み 邪気払いをしましょう^^


ワインでもいいかな?