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芭蕉翁

2011年11月30日 | 俳犬倶楽部
(水)|仏滅|札幌時々|最高気温/0

今朝のサッポロ、
軽くふぶき模様です。



昨日の津軽で度々登場します、松尾芭蕉。
太宰は芭蕉翁と書いております。
名句 古池や蛙飛び込む水の音
太宰はこの句に対して、先ず、こう書いております。
私には、あの句がわからなかった。
どこがいいのか、さっぱり見当もつかなかった。
名物にうまいものなし、と断じていたが、
それは私が受けた教育が悪かったせいであった。
と。
しかし、実家の古い家で池に蛙がチャポリと飛び込んだのを
見て、ひらめく訳です。

 >(気になりましたら、読んで見てください。)

後半には、こう記しております。
革新である。いい芸術家は、こう来なくっちゃ嘘だ、
とひとりで興奮して、その夜、旅の手帖にこう書いた。


目から鱗”がよぎりました。
津軽を読んで、この話に出逢ったことも縁でしょうか。

それでは、一句。
冬時雨 よきせぬ出逢い いとうれし 清沢 犬





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