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ナベブログ

クルマ好きな元同人絵描き
わたなべやすおのブログです。
(現在は同人活動は無期限休止中です)

週末の顛末

2008年01月28日 20時09分38秒 | なべ旅行記

週末ですが、前の日記にもありましたように、
Club Favoritesの慰安旅行オフとして、静岡県は奥大井・寸又峡温泉へ行ってきました。
とても良いところでしたよ~。

土曜の朝のこだまに乗って、静岡駅まで行って、そこから東海道線で金谷まで。
地元、東京駅、静岡駅、そして金谷駅で…と、仲間と合流していきます。
予定通りに全員集合。ありがとうございます。
ここ、金谷からは大井川鐵道で奥大井まで入っていきます。

金谷から乗るのは、お茶とならぶ川根路の名物である「SL急行かわね路号」です。
日本のSL復活運転の嚆矢であり、日本でただ一つの恒常的に運転されているSL列車です。
しかもSLだけでなく、それが牽く客車も往時そのものということも稀有な列車です。
古き良き日本を感じさせる風景をゆく列車の車内は、まさに郷愁の世界です。
これに揺られて奥大井の名湯を訪ねるというのが今回の慰安旅行の趣旨であります。

美味しいお弁当を食べながら、ゆったりとした揺れに身を任せながらの道中は
皆、夢見心地だったよう…です(と信じております…)
終点・千頭駅まで1時間半の旅路は、思いの他早く過ぎ去っていきました。

千頭駅でSLの写真を撮ったり、資料館を見たりした後は
バスで寸又峡に向かいます。
本来ならば金谷駅から出ている井川線という登山用のトロッコ列車で
奥泉駅まで行ってからバス乗り換えなのですが、今は工事運休中でして
代行バスでの出発となります。

奥泉駅からは、とんでもない険しい山道となりました。
本当にバスが通れるのか?と思うような、よくドライブに行く林道並みに険しい道。
しかも延々と走っていきます。
てっきり奥泉駅からちょっとの距離にあるものと思っていましたよ(汗)
険しい山を越えたところで寸又峡の大渓谷が見渡せる所にでましたが
よく知られた温泉ゆえに、もっと開けていると思っていましたが
こんなに険しい山に囲まれたところにあるとは…。
失礼覚悟で言うならば、まさに「秘境」という感じがしました。
銀山湖並みの秘境かも知れません。

寸又峡は谷あいにある、こじんまりとした好ましい雰囲気の温泉町でした。

お宿は「翠紅苑」というホテルにお世話になりました。
温泉街の入り口にあるので、非常に分かりやすいホテルです。
落ち着いた感じのお宿で、お部屋も清潔感があり、広々としています。
お茶のお香が良い感じです。

寸又峡温泉は美人づくりの湯と呼ばれるそうです。
(おっさんの私でもキレイになれるかな(爆))
いかにも温泉という感触が心地良いです。
お風呂上りの冷たいお茶のサービスも気が効いていますね♪

食事は山の幸たくさんで、非常に豪勢でした。
イノシシ鍋、岩魚、鹿肉、山菜、…本当にいろいろ出ましたが
どれも美味しかった…。
何一つ残しませんでしたです。おなかいっぱい。
実は私は川魚が苦手なのですが、ここの岩魚は非常に美味しくて
この私でも頭から尻尾まで食べられました。
お昼のお弁当に入っていたヤマメの甘露煮も美味しかったですし
大井川の川の幸は素晴らしいのかもしれません。
岩魚の美味しさは、そのまま川の水の清さだとも聞きます。
寸又川の水の清さは翌日も見ることになったりしますが
静岡の自然の豊かさを感じるメニューでした。

その後は何度か温泉に入ったり、のんびり語らったり、落書きしたり…。
そんなことをしていたら夜は更けていきました…。


翌朝は、のんびり起き出して朝ごはんをのんびり頂いてからチェックアウト。
ホテルに荷物を預け、寸又峡散策に出ました。
吊り橋を渡ったり、谷あいを歩いたりと、けっこうハードでしたが楽しかったです。

帰路は行き当たりばったりで戻っていきました。
一本列車を遅らせて、金谷駅前でお昼を食べ、金谷駅を出発。
川根温泉笹間渡駅で途中下車して、川原からSL列車を撮ることもできました。
「非鉄」なお二人にもご理解&ご協力をいただけて、感謝しきりです。

いよいよ旅も終着駅。
新金谷、金谷、静岡で、そして東京でそれぞれの方角へ向かうことになります。
皆さんお疲れ様でした。
良かったらまた行きましょう。

静岡で新幹線をちょっと撮ったりして、晩飯の駅弁を手に
私たちも帰路に就きました。


正直、最初は少人数に戸惑いましたが、
やって良かったと思います。
お泊りオフの本質をあらためて感じた気がしました。
本当に面白いオフでした。
久しぶりに仲間とワイワイできたのが嬉しかったです。
ご一緒してくださった皆様のおかげです。
本当にありがとうございました。

またお泊りオフ、やりたいです。


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ジムニー憤死未遂と新幹線

2007年12月02日 21時48分09秒 | なべ旅行記

週末は富士川近隣へ新幹線の写真を撮りに行ってきました。
同行してくれたでんぶ~さん、晩飯をご馳走してくれたKさん・Mさんご夫妻、
ありがとうございました。
Kさん、今度お返しするので覚えていてくださいまし…。

往路の中央道、愛車ジムニーが高速道路追い越し車線上で
憤死しかけるというハプニング(笑)もありましたが、
何とか人車共々トラブルを解決して、無事目的地に到着できました。

週末はα700の正式デビュー戦だったのですが
サブカメラに一切出番が回らぬほどの大活躍でした。
カス写真もたくさん作ったけれど、それは私のせい…。
上がりを喜べる写真もちゃんと手にできたのは、カメラ+レンズの
描写力のおかげ…。
非常に使い易く、撮り手と一緒に頑張ってくれるカメラでした。
あらためて良い買い物したと思います。
こういうカメラを作ってくれた人たちのためにも
もっともっと努力したいと思いますです。

でんぶ~さんからテレコンを借りる機会がありましたが
足らないのは一先ずそれだけですね(^^;)

細かい話はまた後日…。
とりあえず撮ったものをUPしておきますです。
お見苦しい写真ばかりですが、ご容赦ください…。


とりあえず元気です。



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開高健に誘われ…

2007年10月06日 22時41分30秒 | なべ旅行記

今日は久しぶりにS2000で出かけることにしました。
目的地は奥只見ダム、別名”銀山湖”です。

先日この湖のことを調べていた時に
著名な小説家で、釣師としても有名であった開高健という方が
この湖を表現したという言葉があったのです。 
「銀山湖畔の水は水の味がし、
  木は木であり、雨は雨であった」
それを聞いて以来、私もそれがどんなものかを
見せて欲しいと思っていました。

そして今日思い切って行ってみたのです。


別に普通に観光する訳ではないので、ゆっくり10時くらいに出発、
途中渋滞に巻き込まれたりしながら、1時くらいに小出IC到着。
関越トンネル、実は初体験でした。
そこから奥只見シルバーラインを使って銀山湖へ向かいました。
このシルバーライン、総延長22kmのうち、18kmがトンネル…と
事前に聞いてはいましたが、聞きしに勝るすごい道でした。
何か狭く暗いトンネルという感じが強くします。
内部にカーブがあったりするのですが、大量の湧水で
路面が完全に濡れているのと、路面の荒れと低摩擦で
非常に圧迫感を感じる道です。
湧水は非常に多く、まるで雨の中を走っているようでした。

こういう道の奥にあるからこそ、余計に銀山平や銀山湖に
秘境としての趣を感じるのでしょうけれど…。


到着まではクルマ満喫、
到着後は景色を満喫です。
開高氏の言葉のような景色を捜してうろうろ、
確かに静かで綺麗なところです。
しかし、あの言葉を感じる風景に、すぐには出会えず…。
見たいのは観光地としての銀山湖ではなく、
開高氏が見たであろう景色です。

いろいろ動き回って、何箇所かいい感じの所に巡り合えました。
肉眼で眺めても、写真を撮っても楽しいところ。

夕方、最終の船が出て、釣師たちも家路についたり、
宿に戻ったりします。
けれど私だけ誰も居なくなった夕暮れの銀山湖畔に残り
開高氏が見たという景色を見るために粘ってみました。

ひとり築堤上で、暮れ行く湖を眺めているというのは
非常にいい気分でした。
日が落ちてゆく瞬間は何でも美しく見えるものですが、
いつも以上に趣のある瞬間でした。
この景色を今独り占めできていると思うと、
なんとも言えない気持ちになります。

開高健は何度もこの地を訪れたといいます。
この絶景も氏は何度も見た筈ですし、きっとこれ以外にも
もっといろいろな表情の景色も見てきた筈。
いきなり来た私が全て同じ景色を見ようと思っても
それは無理というものです。

いい所ですよ。
またここへ来て、また違う景色を見てみたいと思います。


総走行距離は490km、楽しかった!
エスが食ったガソリンは39.7L、渋滞にはまったり、山越えをしたのに
これしか食わずにあのパワー…、えらいえらい♪

エスの方は明日掃除と使用後メンテしてやるようですね。



連休一日目は楽しく終了です。

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一都六県大回りの旅 無事終了

2007年09月08日 23時06分07秒 | なべ旅行記
たった今自宅へ戻ってきました~!
東飯能駅5時20分発、高麗川駅着21時00分!
”ほぼ”予定通りに一都六県を回ってきました(^^)/

途中発生にはトラブルもありました…。
茅ヶ崎乗換え直後に京浜東北線鶴見駅で事故が発生、
その影響で東海道、横須賀、京浜東北線が40分に渡って
運転を見合わせました。
私たちも大船で40分ほど足止めされてしまいました。
その後も運転調整や現場検証などによる見合わせがあり
鶴見線・南武線区間への乗り継ぎができなくなりました。
その結果、同区間の乗車を諦めることになりまして、
完全なる大回りを達成することは出来ませんでした。

「完全なる大回りは、また次回に…」ということで
一都六県大回りを達成するためにルートをちょっといじりました。
先を急ぐ+本当は食べたかった駅の駅弁ゲットを旅に組み入れ
品川から総武線経由で千葉へ出るルートに変更しました。
先の大船、品川と千葉で名物駅弁ゲットです。
ボックスシートでみんなで駅弁をほおばることも出来たので
まぁこれはこれで楽しくて良かったと思います(^^)
距離的なロスも最小限で済み、蘇我からは本来の行程で
旅行を続行できました。
Kさん、今度ぜひご一緒してください!

長い道中ゆえに退屈するかと思いましたが
皆共通していたのは関東地方の変化を実感できて
飽きている暇がない…ということでした。
車窓のいい路線も多かったですしね♪
16時間フルに楽しかったですよ~。
人間観察と言う意味でも楽しかったですね。
女の子の雰囲気が関東各地でこれほど違うとは
思いもよりませんでした。
何所の子も可愛かったですが…(^^;)

ルートを組みかえればいろいろ変化をつけられることを
身をもって感じられたのも収穫でした。
大回りでなくても中回りで楽しむ…ってのも手かもです。

またやろう!と皆で言いながら高麗川にゴールしました。
一都六県大回りの旅、面白かったです~♪ 

最後に…今回の旅に協力していただき、旅行計画まで
立てさせて下さった同行者のお二人に感謝いたします。


詳しい話や写真などはまた改めて…。

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白い雲の向こうの青い空が呼んでいたから

2007年06月16日 12時01分16秒 | なべ旅行記
昨日は有休でした。
本当は原稿やったり、片づけをする予定でしたが
あまりに空がきれいだったので…、
日差しが青いほどにきれいだったので…、
プチたびてつすることにしてしまいました。

それに夕刻に出かける用事がありました。
どうせ出るなら…とも思った訳であります。

片付け物を急ぎで終わらせ、バスの時間を見たら
ちょうど良い便がない…。
タクシーを呼べば…、そうすればいつもの狭山市ではなく
武蔵高萩からスタートができると。
何でも使えるものは日常からの変化に使ってしまえ。
11時にタクシーに乗って家を後にしました。

ルートは武蔵高萩駅から川越線で一駅となりの高麗川駅まで。
高麗川からは八高線に乗って寄居駅まで。
寄居からは実は私初乗車である秩父鉄道でお花畑駅まで。
お花畑駅から西武秩父駅までは徒歩移動…。
西武秩父からは飯能・所沢を経由、最寄の狭山市駅を通り越して
用事のある本川越までのプチ旅行です。

平日の昼前の車内はがらがら…、車窓を眺めてぼーっとするには
これ以上ないような静かなものでした。
高萩駅で買ったお茶を窓辺に置いて、
ボックスシートの向かいに足を投げ出して、
青い空にぽっかりと浮いた白い雲の流れるさまを眺めて
ゆったりと列車に揺られてきました。

お昼は列車の待ち合わせで時間が空いていたので
寄居駅のホームでおにぎりを食べました。
日差しは青いほどだけれど、心地よい風があるので
暑くはありません。
いまどき珍しい木製の大きなベンチでした。
待ち合わせの時間も心地良し…。

緑が濃さと空の青さ、そして流れる白い雲を見ながらの静かな道中は、
短いながらも旅行をしている感じを濃密に感じさせてくれました。


今日乗った路線はどれも関東近郊にありながら
ゆったりとした雰囲気を味わうことができる路線でした。
秩父鉄道は改めて楽しみに行きたいです。



余談ですが…。
お花畑の駅脇には「打出の小槌」があります。
触れて望むものの名を三回唱えると願いが叶う…とありました。
実は以前欲しいと書いたカーナビですが、昨日出発の時点では
欠品についての連絡が注文先と上手くできておらず
諦めるしかないような状況になっていたのです。
けれど、昨日帰ったら状況がすべてクリアになっていて
先ほど品物が届きました。
…ちゃんと打出の小槌にお願いしてきていたのです
 「カーナビ欲しい」って(^^;)
ご利益があったんですね。
皆様もお花畑駅を訪れる機会があったら
打出の小槌に願ってみてください。




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旅日記 ~山陰・神戸~ ごあいさつ

2007年04月04日 22時32分50秒 | なべ旅行記

今回の鉄道旅行をちょっとまとめて
読み物風にしてみようかと…。
文章書きの練習ですね。
(あくまで文章書きの練習として書いております
 このあと本編UP…という訳ではありません、すいません)

ちょっといくつかに分けて書き込みますので
お暇な方は読んでみて下さい。
練習ですので読み難かったらごめんなさいです。

それではよろしくお願いいたします…。

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旅日記 ~山陰・神戸行き~ 3月30日 (1)

2007年04月04日 22時29分15秒 | なべ旅行記

■西武新宿線 特急小江戸44号 狭山市駅 20時37分発■

ドキドキします。いつ以来でしょう…。 
夜行列車で旅に出る…なんてのは。

今回の旅先は神戸、三宮。
そして山陰線の餘部橋梁です。
いったん三宮を通り越し、山陰線を経由して姫路、三宮へ戻ってきます。
2泊3日、総工程約1800kmの旅になります。


1週間の仕事を終え、先ずは急いで帰宅。
風呂に入り、ご飯を食べて、身なりを一応整えて出発。
家にいた親が最寄り駅まで車で送ってくれるとの事。
助かります…(^^)

20時37分の特急レッドアローで高田馬場まで。
この時間の上り特急だから車内は空いています。
落ち着いた雰囲気で旅のスタートが切れるのは
正直にありがたいです。


高田馬場でJRに乗り換え。
ここからが往路の切符になります。
東京発姫路行き、東海道、山陽、伯備、山陰、播但線経由。
予定通りなら明日の夜7時過ぎまで、約1100KMの旅路です。
帰路としているのは新神戸→東京。
姫路から三宮までは私鉄利用の予定。

東京駅に着いて、階段を上がりきったところで
これから乗り込むサンライズ号のアナウンスが流れてきました。
間も無く赤とベージュに塗り分けた車体がホームに滑り込んできました。
キオスクで缶ビールとリザーブ缶を買っていそいそと乗り込みます。
おつまみは事前に準備済み。ここだけは年の功かな?と。

今夜のお宿は10号車の20番、B個室寝台「ソロ」。
正直ちょっと狭いですね。
本当はもう少し広い個室を取りたかったですが、春休み中ですから
指定が取れただけありがたいと思わなくては…。
それにこれには乗ったことがないですし。

個室の中で、荷物をちょっと広げたところで
車内に流れる車掌さんのアナウンス。
「まもなく発車します。お見送りのお客様はご注意ください」
…いよいよです。

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旅日記 ~山陰・神戸行き~ 3月30日 (2)

2007年04月04日 22時28分24秒 | なべ旅行記

■東海道本線 寝台特急サンライズ出雲号 東京発22時00分■

定刻通りに列車は東京を出ました。
銀座や有楽町のネオンが窓を過ぎていきます。
この景色、本当に久し振りです。
寝台車に乗って旅するのは何と4年ぶり…、
北海道旅行以来です。
ソロ個室のベッドの上にでんと座り、久し振りの感慨に酔いしれます。

品川の駅を出たあたりで缶ビールを開けて、
車内の明かりを落し気味にしてみます。
こうすると夜でも表が良く見えるのです。
個室の特権ですね。

そうこうしているうちに横浜駅到着。
2階席なのでホームにいる人から中を覗かれる感じはありませんが
帰宅を急ぐ人々の前でビールを飲んでいるのは
ちょっと気恥ずかしい感じです。

列車は満席、しかも客席のほとんどが個室である為か
車内改札には手間取っている様子です。
ようやく回ってきた車掌さんも見るからに忙しそう。
「お疲れ様です」と声をかけて切符にハンコを捺してもらいます。
切符を見た車掌さんがおっしゃるには
伯備線から山陰線を東へ特急を利用して乗り継ぐ場合、
伯耆大山駅と米子駅の間の運賃は不要という特例があることを
教えてくれました。
忙しいのに親切にありがとうございます。
米子に着いたら駅係員に言って、払い戻してもらって下さいとのこと。
飲み物代くらいは捻出できるのかな?


列車が熱海に近付くと、車窓には海が広がってきます。
灯りを落としていると、夜の海に月明かりがきらめいているのが
良く見えます。
大きな窓は屋根まで回り込んでいます。高くにある月も良く見えます。


今から向かう方向には、何故かいろいろな思い出があるのです。
良い思い出もあるし、苦い思い出もあるし…。
恥ずかしながら失恋の思い出もあったりします。
そういうのもあって、これから向かう先は自分にとっては
特別な気持ちになる場所でもあったりします。
西行きの夜行に乗って、灯りを落として車窓を眺めていると
「あのコは元気にしているんだろうか?」といつも思うのです。


とりとめのない事を考えているうちに列車は長いトンネルに入りました。
丹那トンネルなんだろうか?

日付も変わりました。さあ、眠らなくては…。
ブラインドを下げたら、月明かりはさえぎられ
個室は真っ暗闇になりました。
目を閉じ、レールの音をぼんやり聞いているうちに
私は眠りに落ちていったようでした。


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旅日記 ~山陰・神戸行き~ 3月30日 (3)

2007年04月04日 22時27分25秒 | なべ旅行記

●おまけ B寝台個室「ソロ」上段 (サンライズEXPタイプ)●

今回泊まった個室寝台です。
鉄道ファンならばご存知かと思いますが、サンライズEXPには
B寝台の個室が4種類あります。
「ソロ」はその中ではもっとも廉価な客室になります。

見ての通り、室内スペースはミニマムです。
「ソロ」は北海道や九州行きに他のタイプもありますが
それに比べても多少窮屈な感じがします。
車内は木目調で、照明などは上手く使ってあるために
他の「ソロ」タイプに比べて車内が明るく、温かみはありますです。

車体中央に通路があって、それに対して左右対称に個室が並びます。
ドアを開けると急な階段がありまして、それの上にベットがある形です。
写真向かって左の屋根上付近に手荷物収納スペースがあるので
今回の私の荷物程度ならばそこに納められました。
階下席にはこの収納スペースがないので、ソロに乗るならば
階上席の方がお勧めです。

狭いには狭いですが、ベッドの上に座って座敷の上にいるような
気分でいれば案外快適なものです。

ベッドは横幅が狭いので、仰向けに寝ていると腕がずり落ちます。
安眠するには同じ場所で確実に寝返りが打てる技術を
要するかもしれません(笑)

正直なことを言えば
サンライズEXPに乗るならB寝台個室「シングル」がお勧めです。

本音を言えば昔からある個室じゃないB寝台が一番楽しいですけれど。
個室には「どちらへ行かれるのですか」からはじまるふれ合いは
なかなか始まりませんから…。

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旅日記 ~山陰・神戸行き~ 3月31日 (1)

2007年04月04日 22時25分40秒 | なべ旅行記

■米子駅着 9時11分 サンライズ出雲号■
列車が止まり静かになったところで目を覚ましたように思います。
ブラインドを開けて外を見てみると、ちょうど上郡駅に停車中…。

久し振りの寝台車でしたが、良く眠れたように思います。
夜中に一度、やはり同じような感覚で目を覚ましたら
深夜の名古屋駅に停車中でしたが、それ以外はよく眠っていたと思います。

もう一度ころんと横になって、うとうとしていたら
車内におはよう放送が流れました。
「定刻で運転しております…。あと20分ほどで岡山につきます…」
寝台車の朝は早いのです。


岡山には6時27分着、ここから車内販売が乗ってきます。
コーヒーが欲しいので、身支度を整えて部屋の外へ出ます。
車内販売を行なうミニロビーは
私の個室からそう遠くないところにあります。

岡山では電車の前半分、四国の高松行き車両を切り離すので
多くの乗客が降りていきます。
それは乗換えでも下車でもなく、列車の分割作業を眺めるため。
私も一応表へ出て、遠巻きに作業を眺めてみます。


その向こうでは車内販売員が一生懸命お弁当や飲み物を
車内に運び込んでいました。

その運び込まれたお弁当や飲み物たちですが
あっという間に売切れてしまうのも過去の経験で知っています。
車内に戻ると早くも数人が朝食のお弁当を求めに
ロビーに来ていました。
車販嬢は大急ぎで準備をすすめていきます。

列車は再び走り出しました。ここからは列車はちょっと短くなります。
山陽本線最後の停車駅・倉敷を出る頃には車内販売がスタート。
販売が始まる頃には小さな行列ができていました。
どんどんお弁当が売れていきます。
私もコーヒーを注文。あまり高い買い物でなくてごめんなさい。


列車は高梁川という川を左手に見ながら中国山地越え。
景色はどんどん山深くなっていきます。
ミニロビーを覗くと、全ての売り物が早くも売り切れ、
車販嬢は片付けと売り上げの確認をしていました。
新見へ到着。
ここで車販は終了、身軽になった車販嬢は下車していきました。

いよいよ山深くなり、景色が右へ左へところころ変わります。
個室からは左右両方の車窓は見えないので、
荷物をまとめてミニロビーへ移ることにします。

ミニロビーには私の他は年配の男性が一人居るだけです。
声をかけてみたところ旅行がご趣味で、今回は松江の美術館に行かれるとの事。
車窓を眺めながら、今までにしてきた旅の話や私のカメラのことなど
いろいろとおしゃべりをしながら過ごしておりました。

山を越え、車両の走り方も軽やかになったような気がします。
車窓左手に戻ってきた川の流れが今までと逆、進行方向と同じになりました。
いつの間にか分水嶺を越えたようです。
車窓左手の川は高梁川ではなく日野川になります。

車窓からお花がたくさん見えて綺麗です。
菜の花畑が多いのですね。黄色が目に鮮やかでした。

ほどなく右手に大きな山が見えてきました。
伯耆富士とも呼ばれる大山(だいせん)です。
見えるとほぼ同時に車内放送でも案内が流れました。
今まで山陰に何度か来た事はありますが、大山はいつも雲の中でした。
見れて嬉しいです。

日野川が伯備線から離れると、一気に平野となって開けてきます。
米子の市街に近付いてきたようです。
スピードが落ちて、左にカーブ。右手に自動車教習所が見えると
山陰線に合流です。

先ほどまで沿って走っていた日野川を一気に渡って米子市街へ。
サンライズ出雲号は定刻通りに米子到着。
11時間11分の寝台車の旅は、なかなかに楽しいものでした。

忘れ物はないかな?
最後にもう一回、一晩お世話になった個室をのぞきこみます。
財布、携帯電話、切符、カメラ、そしてリュック。
みな揃っています。大丈夫。

ドアが開くと久し振りの米子の空気が流れ込んできました。

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旅日記 ~山陰・神戸行き~ 3月31日 (2)

2007年04月04日 22時24分22秒 | なべ旅行記
 
■山陰線236D 倉吉行き各駅停車 米子発9時27分■
一夜の宿だったサンライズ出雲号がホームから
するすると出て行くのを見送ります。
あの列車は終点の出雲市まで、あと一時間ほど走っていくことになります。

昨日サンライズ号の車掌さんから聞いたとおり、伯耆大山→米子の切符が
払い戻されるかを確認しに窓口へ行ってみます。
窓口駅員は説明はすぐに飲み込んだ様子、
ところがなかなか払い戻しに応じてくれません。
私には必要がないのに「ここで下車してくれ」みたいなことも言います。
最後は払い戻し手数料がかかってほとんど戻ってこないから
意味がないよみたいな事まで言ってきます。
しぶしぶ払い戻しには応じましたが、片道しか払い戻さないの一点張り。
列車の時間も迫っていることですし、止む無くそれで窓口を後にしました。

払わなくて済む筈のものを払わされたのに、払い戻し手数料がかかるってのも
いまいち腑に落ちない話です。
国鉄が分割民営化してだいぶ経ちますが、お役所仕事っぽさは
あいかわらずな感じに時々見えるJRです。



気を取り直して4番線に移動。
ここからは各駅停車を乗り継いで、山陰線を東に向かいます。

車両は新型のディーゼルカー(キハ121型)です。
何年か前に山陰線乗り通しの旅をした頃には昔懐かしい車両が現役でしたが
今はずいぶん変わったようです。

車両は1両だけ。車内はそれなりの乗車率で、席はあまり空いていません。
こういう場合はすっぱりと席に座ることを諦めるのも手、
私は車両最後部のデッキにて過ごす事に。
幸いにして後ろへ流れ去る景色を見ることができますです。
うん、わるくない。


伯耆大山までは今来た道を戻る形になります。
伯耆大山を過ぎると伯備線が右手に去っていき、頭上の架線がなくなります。
ここからは電化されていない区間です。
柱や電線がないので周囲がすっきりしているように感じます。

大山口を過ぎた辺りから車窓に日本海が見えてきます。
海岸沿いに風力発電の風車がいくつも立てられています。
今日は曇りなので日本海も鉛色ですが、
晴れていたら丘陵地帯の向こうに海、そして白い風車ですから綺麗でしょう。
名和、御来屋あたりではそんな海がだいぶ近くに見えます。
御来屋駅のホームにある古い貨車を改造した待合室…、まだあった。良かった。

大山のふもとの丘陵地帯を列車は快調に飛ばしていきます。
昔のイメージがあるからすごく飛ばしているような感じがします。

右手には大山が見えています。
けれど山頂付近にはさっそく雲がかかってきています。
さっき見れたのは、やはり運が良かったのですね。
流れ去るレールを見ていたら、いつの間にか大山も小さくなっていました。


米子に着いたあたりでは薄日も差していましたが
倉吉に近付くにつれて薄暗くなってきました。
ここに来て天気が急に心配になってきました。傘はあるけれど…。

天候には関係なく列車のペースは順調、
倉吉駅の手前まで快調にきました。
が、何故か駅の間近にきたところでぴたりと停車。
工事だか何かの関係のようです。
この後の接続は時間に余裕があるので心配なし。
ちょっと車内がざわついた頃に再び列車は動き出しました。

1両のディーゼルカーが止まるには申し訳ないくらい長いホーム。
私たちを乗せたディーゼルカーが入っていくと、その先にも同じ顔のディーゼルカー。

折り返しの時につないで行くのかな?と思ったら
おでこの表示幕に「鳥取行き」と書いてある…。
このあと乗る予定の列車みたいですね。

長いホームのはじっこに申し訳無さそうに停車。
乗っていたたくさんのお客さんは急ぎ足でホームのずいぶん先にある
跨線橋に吸い込まれていきます。
次の列車までは時間もあるし、私も売店をのぞきついでに
コンコースまで行くことに。
行列の後をついて行きます。

振り向いてみると、乗ってきた列車の方向幕は
既に「米子行き」に変わっていました。


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旅日記 ~山陰・神戸行き~ 3月31日 (3)

2007年04月04日 22時23分22秒 | なべ旅行記
 
■山陰線238D 鳥取行き各駅停車 倉吉発11時14分■

コンコースに行っては見たものの、特に目新しいものはなく、
またすごい数のお客さん…、このあとここを出る「スーパーはくと」に乗る
お客さんたちのようです。
身の置き所が無さそうなコンコースでしたので、
大人しく発車まで車内で待つことに…。

スーパーはくと号はこっちより後からやってきて、大急ぎで車内整備を行なうと
これまた大急ぎでお客さんを乗せて倉吉を出て行きます。
はくと号は韋駄天列車と聞いていますが、その噂に違わぬ轟音を立てて
出発していきました。


待つこと暫し、がらがらだった車内にもいつの間にか5割の席が埋まりました。
それなりの数のお客さんを乗せて、列車は倉吉を出発。

ここからの車窓は先ほどまでのなだらかな丘陵地帯とうって変わって
けっこうトンネルが続いたりする変化にとんだ車窓になります。
またこのトンネルが煉瓦作りのいいトンネルで、見ていて楽しいです。
私にとって、鉄道旅行の一番の楽しみは車窓の風景なので
変化に富んだ風景は本当にありがたいです。

倉吉を出ると、すぐに松崎。
ここからバスに乗ると、日本のハワイ、羽合温泉に行くことができます。


今回は席が空いていたので、途中までは席に座っていましたが
先ほどまでいた最後尾にまたまた逆戻り。
立っているのも眺めが楽しいので苦にならず…(^^;)

建屋が増えてきて、何故か一気に高架となり鳥取駅到着。
県都・鳥取は高架駅なんです。

到着は定刻の12時01分、お昼ですよ。

ホームにおそば屋さんアリ。
そこで名物駅弁の「元祖かに寿司」を発見。

これをお昼にしようかな?
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旅日記 ~山陰・神戸行き~ 3月31日 (4) 

2007年04月04日 22時21分42秒 | なべ旅行記

■山陰線532D 浜坂行き各駅停車 鳥取発12時18分■
鳥取から浜坂まで行く各駅停車はまたまた1両。
先の列車の着いたホームの反対に鎮座していましたが
すでにだいぶ席は埋まっていました。
弁当は買っちゃいました。しまった…かな?

この列車に使われているのは、またまたキハ121。
ちなみに先の倉吉→鳥取の列車もキハ121。
同じ車両が続きます。
勝手が同じなのは助かりますけれど。
…というわけでまたまた車両の後ろのデッキにて過ごすことにしました。
ちょうど出っ張ったところに腰掛けて弁当も食べられそうだ…。
お弁当の包みを眺めていたら電話が。
明日のそうさく畑にご一緒する予定だった方からでしたが、
どうやら無理になってしまったご様子。残念。
明日はその分まで楽しんでこなくっちゃ。


鳥取を出てから次の福部駅まではいきなり11kmもあります。
高架を走っていたのがいつの間にやら山すそになり
一気に山の中に入って行きます。
山陰線の車窓は本当に変化に富んでいます。

山すそに入ったところでお弁当を紐解きます。
元祖かに寿司は初体験。
一緒に旅した友人が食べてるところは見たことありますが…。
かに寿司の名に偽りなく、生姜をまぶした酢飯の上に
錦糸卵とほぐしたカニの身がたくさんのっています。
生姜のおかげで後味さっぱりの美味しい駅弁でした。
ごちそうさま。

弁当をほおばっている最中に止まった福部駅で
鳥取方面行きの列車とすれ違い。
その屋根を見るとなんだか濡れているようです。
さっきからいつ降ってもおかしくない薄暗さだもんなぁ…。
腹をくくるようです。

大岩駅の手前で建設中の大きな土手が車窓左手に見えました。
位置関係的にもしかしたら山陰線の線路付け替えなのかしらん?
その大岩駅の付近には線路沿いに桜並木。
付け替えだとしたら何と勿体無い…。

窓にぽつぽつと雨粒がついたり消えたりしながら走り続けますが
決定的に降りだす事はなく。ぎゃくに浜坂に近付くにつれて
明るくなってきたような気も…。

結局浜坂まで本格的に雨が降りだす事はありませんでした。


山陰線はこの浜坂で運転系統が途切れるそうで、
あまり接続が良くないと聞きます。
かつて山陰線を旅した時も、ここで小一時間足止めされた記憶があります。

けれど今回は13分待つだけでの接続です。
今回の旅で最小の待ち時間です。

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旅日記 ~山陰・神戸行き~ 3月31日 (5)

2007年04月04日 22時19分33秒 | なべ旅行記

■山陰線174D 豊岡行き各駅停車 浜坂発13時17分■
米子から乗り継ぐ度にお客さんの密度が下がってきたこの旅ですが
ここで様相が一変…。

浜坂で乗り継いだ列車はすごい数のおじちゃんおばちゃんで
席は埋め尽くされ、大騒ぎとなっていました。
車内のにぎやかな関西弁に、あらためてここは関西の文化圏なんだなと実感。

私が下車する予定の餘部駅にはあの有名な餘部橋梁があります。
これが架け替えられることになって以来、鉄道ファンだけでなく
多くの一般観光客もツアー等で訪れていると聞いています。
噂には聞いていたがこれは確かにすごい混雑だ…。
何人かツアーコンダクターと思しき人がいたので、ツアーは一組ではないです。

それに加えて鉄道ファンも何人かいたのですが
賑やかなおじちゃんおばちゃんの前では何と大人しく見えることか…(笑)

浜坂を出て、次の久谷でいきなり列車交換。
窓にぬっと現れたのは大きなディーゼル機関車。
その後ろは何と昔懐かしき客車です。
側面の列車種別の札受けには「快速 おもいでのあまるべ」の表記が…。

もしかしてイベント列車かな??
今回時刻表は軽く目を通したくらいで、乗り継ぎはメモをもってきただけ。
インターネットの時刻表にも「快速」が載っていたのは気付いていたけれど
まさかイベント列車だとは思いもしなかった…。
ちなみに今、日本の路線上には機関車が客車を引くタイプの列車はほとんど無く
山陰線でも今は機関車無しで走るディーゼルカーのみなのです。
こういう列車が走るというだけで全国からやってくるというのが鉄道ファン=てっちゃん。

春休み、餘部橋梁架け替え、イベント列車…。
…嫌な予感がする。



そんな不安を乗せて列車は餘部駅へ到着しました。


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旅日記 ~山陰・神戸行き~ 3月31日 (6) 

2007年04月04日 22時18分15秒 | なべ旅行記

■餘部駅 餘部橋梁■
餘部駅へ到着。

嫌な予感は的中…。 
ホームには人、人、人、たくさんの人! とんでもない人数。
餘部は本来無人駅で、いない筈の駅員が何人もいるだけでなく
警察官までいる!
なんてこった…です。
ここまでのお祭りになっているとは。リサーチ不足…、失敗です(^^;)


とは言え人は多いものの、混乱は無く、何とかなりそうな雰囲気。
もうじき特急が餘部橋梁を通過するので撮影ポイントとして有名な
餘部駅上の展望台へ上ってみます。

展望台も鈴なりの人です。
案外行儀がいいのは意外でもあります。

何とかポジションが確保できたところで列車がやってきました。
JR職員が笛を吹き鳴らし、注意の放送が流れます。
そして列車が鉄橋に差し掛かると
周囲から一斉に"シャッターシャワー"が浴びせられます。

私もここぞとばかりシャッターを押しまくります。
何とか老雄・特急はまかぜ号が餘部橋梁を渡る姿を
カメラに収めることができました。


鉄道ファンにもいろんな種類がいて、乗るのが好きな「乗り鉄」や
模型が好きな「模型鉄」 切符やグッズ集めが好きな「収集鉄」など
たくさんの種類がありますが、
当然のように撮るのが好きな「撮る鉄」という方々もいらっしゃいます。

撮る鉄の方はこの後も撮影を続けるようであまり動きがありませんが
ツアーや一般の方々は列車が去れば動き始めます。
餘部の鉄橋は何度も渡りましたが、まじまじと見るのは
今回が初めての私です。
私も展望台を降りて、鉄橋見物に行くことにしました。

おそらく雨天時には下ること自体が大変そうな
山道を下っていきます。
この道が駅に通じる公的な道なんだそうです。
これでは高齢者の方はなかなか利用できないでしょうね。

下りながら木立の向こうに鉄橋を眺めます。何て大きな鉄橋なんでしょう。
老朽化や天候による運行障害など課題があるとは聞いていますが
これを壊してしまうというのは勿体無い気もしますです。

”山道”の登り始めには立て札がありました。
 「餘部駅 この先道なりに徒歩5分」
確かに5分は必ずかかりそうです。

下から見上げるとさらに立派な餘部橋梁です。
橋桁もそうですけれど、橋脚(トレッスル)の何と立派なこと。


ぐるりと橋のふもとを回って、海沿いの方にも回ってみました。
いい眺め…と思われるところを見つけました。
ここでもう一本列車を撮っていこう…。

川があって、それが海に注ぐ間近のところです。
人は多いし、賑やかだけれど雰囲気は和やかです。
親に連れてこられた子供たちは鉄橋そっちのけで水遊びをしています。
今日は暖かいからちょっと水に濡れても大丈夫でしょう。
ちょっと風が強いですけれどね。

架け替え、取り壊しなどという言葉から、もっと悲壮感みたいなものが
あるのかと思っていたけれど
橋もこれだけ賑やかにしてもらえればむしろ幸せなんじゃないだろうか…。


隣に来た人とちょっとお話。
どうやら次に来るのはあのイベント列車「おもいでのあまるべ」号らしいです。
今の鉄橋が健在のうちにもう一度ここに来ることができるかは分かりません。
それに工事はもうスタートしています。
餘部橋梁のこの姿をもう一度見る機会はおそらく無いでしょう
まさか餘部鉄橋で見上げる最後の列車が客車列車だというのも
不思議な気がします。


予定よりちょっと遅れて列車がやってきました。
「ピーッ!」という機関車の汽笛が谷あいによく通ります。
列車が来たのに合わせるように曇った空からも薄日が差してきました。
ゆっくりゆっくり列車は餘部橋梁を渡っていきます。

周りから一斉にシャッターの音、カメラを持たぬ人は皆鉄橋を見上げます。
私も何度かシャッターを切り、そのあと列車を見上げました。

列車に乗ってる人が手を振っていました。
こっちからも大きく手を振り返します。


列車はゆっくりと京都方のトンネルに消えていきました。



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