繰り返しの人生

小さな命と楽しい小学生、老人の日常の日記と防犯プロよりセキュリテイ案内。
 

6年ぶり皆既月食・残暑の夜空  お施餓鬼に出席してご先祖を供養してくる

2007年08月29日 05時16分35秒 | Weblog
朝より強い雨が降っております。久しぶりの雨で庭の木々も喜んでいるようです。でも朝方は蒸し暑いです。
月全体が地球の影に入って暗くなる皆既月食が28日夜にあり、残暑の夜空に浮かぶ赤銅色の丸い月が一部の地域で観測された。2001年1月以来、6年7カ月ぶりに全国で見ることができる条件だったが、雲がかかったところが多く、北海道、東北北部と九州、沖縄は晴れた。次に日本で見える皆既月食は、3年後の10年12月21日。
皆既月食は、太陽、地球、月がこの順で一直線に並び、月を輝かせる太陽光を地球が遮るために起きる。皆既月食中は、地球の大気で屈折した赤い太陽光が月にわずかに届き、赤黒く見える。北海道では見えたようですが我らの地区は残念でした。

私が住んでおります地域には古くからの慣わしがたくさんあります、特に祭りは我らが子供の頃はイベントでありました。昨日は我が家でお世話になっているお寺でお施餓鬼が行われて参加してまいりました。この行事は例年8月28日午後2時からと決まっており厳かに行われました。檀家より約100名、僧侶が9名でお施餓鬼が行われました。施餓鬼とは私達が亡くなると仏教では因果応報と言われるように生前行った功徳の結果において六道世界に振り分けられると言われます。1、地獄 2、餓鬼 3、畜生 4、修羅 5、人間 6、天の六つの世界。その中で餓鬼の世界とは生前欲張りで嫉妬深いと陥る世界で、餓鬼の世界には様々な欲求不満の人間がおり、決して満たされることの無い己の欲望の炎によって自身の身をおく世界であると言う。我らの祖先が餓鬼に落ち込んで苦しんでおるかもしれません。今生きている私達が餓鬼の世界で苦しんでいる人々に替わり善行を積んで仏様の慈愛をもって餓鬼の世界から苦しむ人々を極楽世界に導いてもらうことを施餓鬼と言います。年1回行われるこの行事に僧侶の読経に心を寄せて先祖の供養をさせていただきました。チビは保育園が大好きなようで昨日も母親の手を引くようにして出かけた。ぼうずは学童保育が気に入っているようで休みません。勉強は無しで遊びとゲームで一日がクーラーの設置された部屋で過ごされるからです。夏休みがそろそろ終わりますがマイペースであります。私は午後よりお施餓鬼会場に出かけましたので帰ってきた時はぼうずは自室でクーラーを点けてテレビの観戦中です。ぼうずに宿題はどうしたのと言うとお絵かきを始めましたが、母親が手伝ってくれぬともう出来ぬと言い出し、5分で終了であった。チビはいつものお迎えであり、お友達と楽しそうに遊んでいたが私と目が合うと飛んでやって来て「じいじ」であります。最近のチビは会話もよく成立し、理解するようで楽しみである。何でもこれなーにで質問攻めであります。