最近読んだ中で一番ハマった本。
主人公は、生まれつき顔に痣がある女の子の成長物語なんですが、
その中で主人公の大学恩師が彼女に伝えた言葉にグッときました。
「もし無理をすれば違う自分になれるんじゃないかと思っているなら、その幻想は捨てた方がいいかもしれない。
確かに人は変わる事もある。しかし違う人間にはなれない。それは神の領分です。」
これは、自分自身に向けてもそうですが、子供たちに向けてもそうなんだろうなと。
今より良い自分、憧れの人に近付く為に頑張りを重ねたい、自分を変えたいって思いはいつもありますが、
そのベースには生まれつきの自分があるという事は忘れずにいたいです