捨てた先に

今日立ち寄った本屋さんの一角は、断捨離関連の本が沢山。

ブームと言うより、一つの分野なんでしょうね。

でも、最近気になるのは、断捨離した部屋の作り方がみんな似ている事。

無印良品やらIKEAの白い収納小物を使った部屋作りは
どれもみんな似ていて、怖いぐらい

この前も、知り合いの家に行った時、
雑誌に載ってるまんまの白い部屋に
「雑誌に載っている部屋みたいだねぇ・・・」
と、どっちとも取れる一言で終わってしまったり

物を捨てたり、すっきりとした収納方法は簡単だけど、
問題はそのすっきりした部屋にどういう個性を与えるか。

さすがに何もない部屋は寒々しいし、
長時間過ごすには安らがない気がする。

でもねー、物が少なくなれば、それだけ選ぶのが苦しくなりそう。

結婚してすぐ、私はなぜか「一生もの」という言葉に縛られてしまい
新しく買うものすべてに、
選んだ理由と特別な価値観がないとダメなんじゃないかと思い込み、
何にも買えなくなってしまいました。

で、思ったのが自分軸をしっかり持たなければダメなんだなぁと。

誰もが認める一流品は文句や不満はないんだけど、、
それが自分にとって必要なものか、買えるレベルのものか、
自分がときめくものじゃなければ、自分にとっての「いいもの」じゃない気がする。

家は掃除が行き届いていて、機能的な配置で、季節感がある事。

服は今は汚れたら家で洗濯出来て、
尚且つ美しい色（または組み合わせが出来るか）という事。

自分のセンスに自信がないので、もちろん色々な人の物選びは参考にしますが、
その時々自分がいいなと思うもので選んでいいと思う。

それが今の自分なんだし、誰の為でもない自分の心地よさを認めてかなぁと。

もっともっと自由になりたいって、この頃強く思います