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責任転嫁、みんなでやれば、怖くない

2005-06-21 17:00:49 | スポーツ
F1・アメリカグランプリ05。これは記憶に残るレースになった。
発端はフリー走行中の事故。原因はタイヤにあると断定。しかし原因不明(構造的欠陥?)。本当のことは分からないだろう。まさか速く走るために耐久性のないタイヤを供給したなんて言えないだろうし・・・
今年のF1は予選からタイヤを固定することで、経費削減を掲げてきた。タイや開発にかかる莫大な予算を削減するためには理にかなった方法の一つだ。今まではタイヤ交換することで、車は速くなりレースは緊迫した。今は給油の時間で順位が変動し、この給油作戦でしのぎを削っている。
ファイナルラップでタイヤが壊れ、首位から陥落した車があった。今回のタイヤと同じタイヤを供給された別メーカーだ(昔は赤いシェブロンだった)。数周前から明らかにタイヤが振動し、危なそうに見えていた。しかしその車は止まらなかった。
今回は走れないのだから、スピードを落とせだの、タイトルからはずしてくれだのだだをこねた(10チーム中7チームにタイヤを供給している奢り?)。
走った車は、日本製のタイヤを履いていた。全て完走した。ここで得た信頼は大きいだろう。
片方は危険だからレースを中止してくれ、もう片方は何も語らずレースを終えた。