NPO法人野生動物救護の会ブログ

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オオタカ その4

2013-12-03 09:41:22 | M-プロジェクト

オオタカのお話、続編。 今回は死の危険編。

前回の報告から24日まで、小暴走はあるものの順調に距離を伸ばして、

11月25日(月) 782.2g 11:00から1時間ほど訓練。

25mを20回飛ばしてすごく順調。が、、、!!

16:30に様子を見に行くと、ひっくり返っている?!

足をつっぱらかして硬直し、動かない・・・何が起きたのか?

とりあえずダンボール箱に入れて家の中に収容。(慌てすぎて、写真撮っておけば良かった)

原因として考えられるのは、エサのニワトリの羽毛の食べ過ぎ??

 

そのまま翌朝26日(火)になり、隙間から様子をのぞくと・・・生きていました。

多量なペリット(未消化物を吐き出した物)。

まだ座り込んでいる状態でしたが、食欲は旺盛。様子を見ながら食べさせる。

日中にちょっと外に出しましたが夜は寒いので、また家の中で安静。

11月27日(水) 朝から元気そうなので小屋に戻しました。(↓)

小屋ではいつもこの状態で止まっています。足はヒモで繋がれています。

訓練は飛ばすために、かなりぎりぎりの体重を維持しています。

急な気温の低下など、死の一歩手前。放野のためとは言え、過酷な試練。(オオタカも私も)

11月28日(木) 今日も訓練はお休み。体調は戻ったかな?

11月29日(金) 777.7g 訓練再開。22mを15回で終了、疲れたかな?

11月30日(土) 776.1g 27mを16回。↓ 奥にある止まり台から腕めがけて飛んで来て・・・

私は背中を向けているので、腕に来てくれるまで、まったく様子がわからない・・・。(恐)

もう確実に飛んで来てくれます。ただ、普通の道路で飛ばしているので、

当たり前だけど、背中むけている時に、車とか人が来ると・・・・・(汗)

ダニーくん、夢中でエサを食べているけど、私の右手もエサだと思って時々かじる。

血豆が・・・・。(痛) でも、よくぞ回復してくれたぁ~このくらいの痛みは耐えるぞ。

次の報告、待っててネ **


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