3/16,17、1泊2日で飛騨高山、白川郷へいってきました。
今回の旅トモは、トルコ旅と同じ、やまちゃん。
リフレッシュにどこか行こう、と先月思いつき、どこ行きたいかなー。
前から行きたいと思っていた白川郷!と決めました。
トルコと同じく、お互い行きたいと思っていたところが合致。
白川郷。ツアーでよくみるくらいだから、行きにくいところなんじゃ?
と調べると、高山や金沢からバスで1時間ほど
高山はけっこう時間がかかる。金沢のほうが便がよさそう。
兵庫と東京に離れて住む私たちは、
金沢で合流して、白川郷に行き、泊まりは加賀温泉にしよう。
とプランニングしていた。
しかし、だ。
白川郷のガイドブックは高山と一緒になっている。
見てみると、なんとも魅力的な高山。
金沢はいったことあるし、多少便悪くても、高山にしない?
と提案。
やまちゃんも高山には行ったことなかったので、
あっという間に、飛騨高山、白川郷プランに変更。
高山まで東京からは名古屋経由で4時間半ほど。
土曜日朝9時過ぎ、名古屋で合流し、 9:40のバスで高山へ!
途中、事故渋滞などで30分ほど到着が遅れて12:40高山駅着。
お昼は、決めてました。
高山ラーメン
飛騨牛にぎりつきのセットに。
素朴な中華そば。懐かしい味でした。
それから、高山街歩き。
古い町並というエリアがあって、街歩きが楽しい町。
趣にひかれて入った駄菓子屋さん
中でお茶とお菓子の試食をいただきました。
町を流れる宮川には、数百メートルごとに橋がかかっている。
歩いて渡って、と進めることがいい。
さて今回の楽しみの一つ。さるぼぼ作り!
さるぼぼは、飛騨弁で「猿の赤ちゃん」のことで、
冬は雪深く外で遊べない子供たちのために、おばあちゃんが手作りした人形が始まり。
今は、災いがサル、良エン、エン満のお守りとして大切にされているらしい。
高山につくと、さるぼぼのいないお店はない、というくらい、
そこかしこにいます。
作ると言っても、綿をつめるところからでは、
もちろんない(笑)
定番は赤だけど、いろんな色があり、
好きな色を選んで、前掛けも選んで、絵や字を書いて、
オリジナルさるぼぼちゃんを作ります。
照明の加減でオレンジに見えるけど
ピンク
前掛けは緑を選択。
左が私作。右がやまちゃん作。
さるぼぼ作りを真剣に行った後は、また散策へ。
古い町並、とちゃんと書いてあります^^
日本のいろんなところに、このような古い町並みを保存しているところがありますが
どこもそれぞれすてきで、ほっこりする。
昭和(大正?)な感じは落ち着きます。
飛騨牛串焼きや、牛多子(たこ)焼、五平餅、だんご・・
たくさんの食べ歩きができる。
飛騨牛とさるぼぼと同じくらいよく目にする朴葉味噌
その味噌まんじゅうを見つけたら、食べないと!
お米も入っていました。
そして、つぎは、みだらしだんご。
みたらしじゃなくてみだらし、とかいてある。
甘くない、しょっぱいタレでした。
おばあちゃんが「おいしいよー」と売っていました。
70円
そして、たくさんのおしゃれなカフェが並ぶので、どこにしようか悩むほど。
選んだのは、ここ。
ガイドブックのおすすめ通り、抹茶パフェにしました。
夕食まであと1時間ちょっとという時間。
でも、躊躇せず食べてしまう私たち。
今度の橋は、高知のはりまや橋より立派!な橋を渡り、
ホテルへ。
今回のお宿は、高山桜庵。
宿の入り口に足湯もあり、
なかなか素敵なつくり。
玄関では、さるぼぼさんがお出迎え。
和室に低床ベット。部屋だけでなく、各フロア、畳の床なので、スリッパもなく快適。
そして、無料でみだらしだんごか鶏チャンまんじゅうのサービス
だんごはさっき食べたので、鶏チャンまんじゅうをセレクト。
もうすぐごはんなのに・・・・
サービスとなると食べなくちゃ?
肉まん鶏バージョン、みたいな感じです。
18時前から夕食。
コース+ハーフバイキングでした。
揚げたての天ぷらや飛騨牛のどて煮などたくさん
焼き物は、鰆のみそ焼き。
そして、もちろん。飛騨牛の朴葉味噌焼き
葉っぱの上のお味噌と一緒に焼くものだけど、焼けにくいので
先に鉄板で焼いてから、葉っぱに乗せます。
とろける・・・・飛騨牛おいしい。
デザートもかわいらしくあったけど・・・
フルーツのゼリー寄せ(みたいなの)だけにとどめました。
大満足の食事の後、高山の町を一望できる最上階の温泉へ。
そして、調子に乗って(?)フェイシャルのエステもやりました^^
トルコのときと同じく、お布団に入るとすぐ寝入る2人・・・・
朝は、6時起床。やまちゃんを置いて、旅先朝ジョグ行ってきました。
昨日別の橋から遠目に見えていた鳥居までやってきて、くぐる。
二大朝市のひとつ、宮川朝市準備中。
散歩している人に数人会ったくらいで、静かな朝の町と空気が爽快だったので
2キロくらいでいつも帰ってくるけど、3.5キロ。
戻って、やまちゃんと朝風呂へ。
朝ごはんは、バイキングでした。
地物もたくさん
うきうきとする私たちの隣にいた若夫婦のお皿には
「スクランブルエッグとウインナーとサラダ」
高原豚とかこだわりのウインナーじゃなく、ふつうのウインナー
ビジネスホテルとかじゃなく、こういうところで
こういうの選ぶ人いるのかな、と素通りした私たちだったけど、いた!
いつもの朝ごはん、が安心なのか、少食なのか、
こんなにたくさんのおかずがあるのに!(もったいない!)
しかし、夫婦って似るものなのね、と思いました。
彼らにとっては、私たちは
「食べすぎでしょ・・・」って思ったのかも(笑)
人それぞれですね。
朝ごはんを食べて、朝市にいってから白川郷にいこう!
と決めていたので、まず陣屋朝市へ。
賑わってる、と思ったら、雫宮祭というのをやっていました。
なんでも、お米から作ったオリジナルの日本酒の発表だとか。
(それがメインかどうかはよくわからなかったけど、そのお酒を販売していた)
温かい高山プリンというのを見つけて、ふたりで半分こ。
パン屋さんが出したプリン。いまやプリンのほうが有名になったらしい。
朝市餅を買いました。
(右端は、白川郷で買ったモナカです)
陣屋朝市を歩いて、宮川朝市へ向かう。
途中、お雛様を展示しているところも立ち寄りました。
お内裏様とお雛様が御殿にいる!豪華。
飛騨地方では、冬が長いので、ひな祭りが1ヶ月遅い、と
ニュースでみました。
ほどなく、宮川朝市に到着。
朝市は、高知の日曜市みたいでほっこり。
宮川朝市のほうは、その通りにあるお店も賑わっていて、活気があった。
たまごやき?100円。
人が食べているのを見て、どんなものか食べてみたくなって
買いました。
中は卵白。ふわっとしていて、甘い。
朝市があまりに楽しかったので、予定より1時間あとの10:50のバスで
白川郷へ。
バスに乗ってすぐ、ぐっすり眠ってしまい・・・・
着く頃、起きると
雪の世界!!!にびっくり
でも、寒いかと思ったら、ぽかぽか陽気
合掌造りの雪?
人型がついている!
ちょうどお昼ごろだったので、しおらぎというお店で
おそば+飛騨牛コロッケ
飛騨牛なのかは、よくわからない(苦笑)
屋根の雪はほとんどなかったけど
雪の中の合掌造りの家は素敵でした
さるぼぼ暖簾
荻町最大規模の合掌造り家屋・和田家の中を見学
広い。
現在も住居として利用しているらしい。一部を一般公開。
(入場料300円)
和田家からの眺め
散策していると暑いくらいでした。
マンホールも白川郷
旅ペットのぺんぎんくんに、さるぼぼさんが仲間入り
合掌造りの喫茶店で一休み
コーヒー専門と貼紙があり、15歳未満は禁止。
ゆったりクラシックを聞きながら過ごせる。
コーヒーだけなので、注文をとりにくることなく、
好きな席についたらややあって、コーヒー(一口チョコつき)を
運んできてくれた。
貼紙の感じから、気難しい頑固親父かと思いきや、
フレンドリーな気さくなマスターでした。
私たちが入ったときはお客さんも一組だけだったけど
その後、何組かお客さんがやってきた。
でも貼紙の効果(?)か、がやがやした人は1人もおらず
おだやかーな時間が過ごせました。
それから散策をしつつ
飛騨牛串焼きを食べ、
さるぼぼさんと記念撮影をして、白川郷を後にしました。
白川郷から名古屋へバスで。
途中、やはり渋滞に巻き込まれ、45分くらい遅れました。
バスの中で、夕食どこで食べる~?とサーチしていたものの
帰りのそれぞれの新幹線まであまり余裕がないということで
選択の余地はあまりなく・・・・
味噌カツ、味噌煮込み、手羽先・・・の中から味噌カツを選び、
混んでないお店に滑り込み、
味噌カツをかけこんで、それぞれの新幹線に乗りました。
いや、急いで食べた割には、余裕で間に合ってしまったんだけど。
早食いってこういうとき、役に立つ?!
1泊2日だと、駆け足になってしまう、というか、
下呂温泉や奥飛騨も行きたいなあ、と未練が残ってしまったけど、
旅程としては、ほっこり温泉、町歩き、念願の白川郷、と
満足できる内容でした^^