食べて、笑って、旅をして

ニュージーランドにいたときに書き初め、いまではテーマはいろいろ。旅、グルメ、高知、鳥、ダイエット、英語。徒然思うこと。

# 夢のトルコへ~VOL.4 カッパドキア気球編

2012-10-01 | Travel

「もし一生に一度だけ気球に乗るのだったら
 カッパドキアをオススメする。
 割と安定して飛べるから誰でも怖がらずに楽しめる。
 なんといってもすばらしい景色!」

私のガイドブックに載っていたトロイ・ブラッドリーさんが言っている(^^)

気球は、乗る前に
「何があっても責任を問いません」
みたいな署名をしなければならない。
(バンジージャンプのときもしますね) 
何があっても、には「死ぬようなことになっても」
も含んでおり
「大丈夫かな・・・」とちょっと不安になる。
ということもあり、だいたいどこのツアー会社もオプションで
早朝の気球ツアーを組んでいる。
添乗員さんによると、昔は手配すらしていなかったようで
個人におまかせしていたのだとか。
どこかがやり始めて、今ではだいたいオプションとして
手配してくれるそう。
わたしたちツアーメンバ29名。出発時には20名だった申し込みも
現地ガイドさんの口車に乗り(笑)、
全員参加!
そして、添乗員さんも「私に似た旅人が参加していると思います」
と自費で参加!

早朝4:30と6:30の集合で朝2回の飛行。

4:30はフルだったため、6:30の回になった。早起きが苦手な私としては
内心ほっ。
でも、4:30の方が朝日が昇るのが見られたかな、と思うとちょっと悔しい。


さて、6:30にロビーに集合。
ホテルから見える気球に、みんなのテンションはすでにあがる。

ふわーっとたくさん。


ちょこん
 


朝日が昇る~ 


ホテルから気球ツアー会社の迎えの車で、乗り場まで移動。

そこで軽食が出て、少し待ちました。


さて、気球は22人乗り。
29名+添乗員さんににた旅人で30名は一緒に乗れないので
ハテムさんと、アンドリューさんのパイロットそれぞれに22と8で分かれます。
私はハテムさんの方でした。

乗った気球はこれ。


トルコのビールEFES号。
なんと!現在、EFES気球は1つだけしかないらしい。
他、ベンツやら阪急交通社(!)やら、いろいろありましたが

もしこの気球が雑誌に載っていたら、それは、私たちが
乗ったものだよ~。
と、現地係員のアサコさんが教えてくれました。

さて、4:30組が1人降りるごとに、私たちが1人乗る。
そうしないと、気球が飛んでいってしまうそうな。
次の組が乗らない気球は、しぼんでいきます。

ぷしゅー


しかし・・・籠に乗るのは一苦労。
ヨイショっとよじ登っていたら、係りのトルコ人のお兄さんに
あっという間にお姫様だっこで乗せられました。
けっこう重いのに、軽々と持ち上げた腕力は、素敵^^
次々にみんな、ぽいぽいっと乗せられる。


私たちのパイロット、ハテムさん。エジプト人。

200人中ナンバー8の実力だそう。

さあ、いよいよ出発!
4:30組に手を振って、飛び立ちます。



影がかわいい。
 

ピンクの岩を気球から。



どんどん どんどん 上昇していきます。

 

籠の高さがあるせいか、まったく揺れないせいか
ハテムさんの腕が抜群なのか 
まったく恐怖を感じることなく、あっという間に上がっていく。







すばらしい眺め!

気球を指でさしてみたり
 

みんないろんなパターンで気球と絡んで写真をとる。




 

上からながめる奇岩たちは、ほんとうにすばらしい。

 

あそこに降りて走りたいねー。
なんてみんなで話したりした。


たっぷり1時間くらいゆうらりゆうらり。

しかし・・・・暑い。熱い。

「早朝だし、上昇するから、かなり寒いですよ。」
 と言われていたから、みんな着込んでいた。

けれど、日が昇っていたこと、
そして何より、熱気球!
熱いのなんのって。

みんな徐々に薄着になっていきました。 


たっぷり飛んでいるので、ひとしきり はしゃいで
写真をとったわたしたちは
「そろそろ降りるのかな」
「どうやって降りるんだろうね」
「どこに降りるんだろう」

とそわそわ。

すると・・・・・

 
あ!車が道もおかまいなく、走ってくる!!

 

急いでる感が伝わってくる。


車からお兄さんたちが飛び降り、すごい勢いで一斉に駆けてきて

ロープをつかむ。
 

ロープをつかんだら、やっと安心したように、ぐいぐい引っ張る。 


安全飛行をして、安全着陸。
「よ、おつかれ」 みたいな感じ。
 



次はもう誰も乗らないので、気球はしぼむ。






そしてまた、お兄さんたちが降りるのを手伝ってくれた。
この腕力、やはり魅力。

 

気球の空気を抜くために、みんなで踏み踏み。

 

 
そして、降りた後は、お決まりらしい、ワイン(もどき)パーティ。
手馴れた様子で、テーブルクロスを敷き、ワイングラスを並べる。

朝なので、お酒抜き。 

ぶどうジュースと炭酸で
かんぱーい



パウンドケーキも切って配られました。

気球に乗る前に軽食も出てハムサンドを食べたし、
パウンドケーキはそんなに好きじゃないのもあって
遠慮しようと思っていたら、アサコさんが
「トルコはホントに小麦粉の質がいいので
 パンがおいしいんですよねー。
 そのパウンドケーキもおいしいですよー」
というので、食べないわけにはいかない。
確かめないと(笑)

いや、ほんとに、おいしいパウンドケーキだった。

パンはどれもおいしいのはこれまでの食事で思っていたけど
そうか、小麦粉の質がいいのか。


その後、畳んだ気球の、さらに空気を抜くために、
お兄さんたちにみんなどんどん、気球の上に投げ込まれていく。
 

この気球、なんと400kgもあるらしい!!!すごい。

 そして、飛行証明書を1人ひとりもらい、
ハテムさんにアラビア語でサインしてもらい
 

楽しい気球ツアーを終えました。


それからホテルに戻り、ホテルの朝食(また食べるのか!)を
とって、今日の旅程が始まります。

気球だけでじゅうぶん1日遊んだ気分だったのに、まだ10時前。

この日は、カッパドキア満喫日。

つづきは、vol.5へ。 


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