食べて、笑って、旅をして

ニュージーランドにいたときに書き初め、いまではテーマはいろいろ。旅、グルメ、高知、鳥、ダイエット、英語。徒然思うこと。

#地中海に浮かぶ島国Malta~final.古都イムディーナ

2013-10-16 | Travel

2013/9/17
この日は、12時に迎えがきてかつての首都イムディーナに移動するので
ゆったりと朝ごはん。


ビュッフェは、広々としていていろいろあって楽しい。
パンの種類も豊富で、パンケーキもあった。 

 
たくさんおかずがあるので、なかなか卵料理をオーダできなかったけど
今日ようやくオムレツを。

隣に座る老夫婦の奥さんが、何やらじっと私たちを見る。
ベトナム人?と聞かれた感じがして、
「Jananese」と答えると、首をかしげる。
のだめ風に、「ジャポネ」といってみると、わかってくれた。
フランス語?
英語はほとんどわからなかったみたいで、
会話が成り立たない中、日本にいったことあるみたいなことがわかった。
どうやら、クルージングか何かで、台湾とかといっしょに沖縄などを
まわった。(と思われる)

朝食の後、部屋でのんびりし、チェックアウトしてると
予定の時間前にちゃんとお迎えがきた。
マルタ島のフェリー乗り場からホテルまで送ってくれたあの
元軍人のおじちゃんだった。

強面だけど、実はフレンドリー。にこやかに車を停めてくれて
写真を撮らせてくれたりした。
この遠くに見えるお城のような場所に向かってます。

ヴァレッタの前に首都だった町。アラビア語で「城壁の町」

町に入るのに、門があります。おぉ!狭い。

メインゲート


雰囲気あるなあ。と気持ちは高揚してくる。

狭い路地を車でくねくねたどり着いたホテルは、
その名も
「ザ・シャーラ・パレス・ルレー・エ・シャトー」
17世紀の貴族の邸宅を改装した、17室しかない
贅沢なプティホテル。


メインゲートからとても入り組んだところにある、と思ったけど
地図を見ると、一方通行だっただけで、歩くととてもゲートに近いことが
あとで分かった。
まだチェックイン時間には早かったので、荷物だけ置いて
散策に。

 

車代わりに馬車が走っている・・・
わけではなく、観光用。

歩いていると、Sightseeing  Trainという看板をみつけたので
乗ってみることに。

写真を撮っていると、自転車でレモンソルベを売っているお兄さんが
2人で一緒に撮ってくれた。

聖パウロ教会
 
や、街中の

こんな狭い道を走ったり 
眺めのいいところを走ったり、
心地よい風の中を30分の観光列車でした。

その後、ぶらぶらしながら、遅いランチを兼ねてCafeへ。
 サンドイッチにしました。

アウトサイドで食べていると、さっきのレモンソルベのお兄さんが自転車で
走って行ったので、バイバーイと手を振った。

どこいくかと検討し大聖堂へ行こう、と立ち上がりCafeを出て歩き出す。
すると、またしてもレモンソルベのお兄さんに遭遇。


味見させてあげる、というので、1個買ってわけようか
なんて話していると、味見として渡してくれたのが
1人前くらい (@@)味見多い!

レモンの果肉もたくさん、さっぱりとおいしいソルベ。

どうしてマルタにきたの、とか何してるの(仕事)、とか
少し談笑して去っていきました。爽やかなナイスガイでした。
ごちそうさまでした。

4pmには入らないと閉まる、と急いで大聖堂へ。
 
大地震の後、17世紀にマルタ人の建築家ガッファにより建造されたもので
彼の代表作。
 
この大聖堂もすばらしかった。
 
博物館と合わせて5ユーロだったかな。


イムディーナの町もはちみつ色。そして城壁の町というだけあって、
巨大迷路の中にいるみたい。
 
 

大聖堂を出てからホテルへ戻りチェックイン。

ウエルカムドリンクは何がいい?と聞かれたので
もちろんKinneを選択

 

癖になる~


17室のうち、私たちの部屋はここ

どの部屋も同じつくりではないみたい。
全部みてみたい^^


部屋に入ると、かわいらしさにはしゃぐ2人。

そして、ロフトが!

階段をかけあがる。

上からみた下の部屋。
嬉しさのあまり荷物を放り出して駆けあがったから、この有様(笑)

ロフト部分は、ソファが置いてあって、壁には絵がかけられ
画廊のよう。
 

バスルームはこんな感じ
 

素敵だ。
3つのホテルすべて、それぞれにいい!

少し寛いでから、夜ごはんがてら再度散策に。


マルタでよくみかけるこのポコッとした窓。
プレグナントウィンドウ(妊婦の窓)と呼ぶそうな。
メタボのぽっこりお腹、ではないらしい。

壁づたいにテクテク

やっぱり迷路みたい。


最後の夜ごはんは何にしよう。
ピザがまた食べたいねー。ということに。

本にも載ってたので、この↑お店に。

心地よい風に吹かれながら・・・・は最初だけで
そのうちかなりの風に、震えながらの夜ごはんになりました(笑)

シーフードサラダと、マルチーズピザ

マルタのチーズ、ソーセージなどがふんだんに乗ってます。
生地もモチパリッで、おいしかった。 

 

昼間賑わっていた町も、夜は人気もなくなっていた。
でもさみしさはなく、のどかな感じでした。


2013/9/18
翌朝
眺めのいいテラスで朝ごはん。

品数は少なかったけど、十分でした。


もうこの日に帰途につきます。
1pmには空港への迎えが来るので、午前中、どこか観光しよう
と決めたところは、聖パウロの地下墓地(Catacombs:カタコンベ)
22万2000�の広さに、1000の墓地が連なる
マルタ一番の規模を誇る地下墓地。



ほんとに広かった。

埋葬の際に会葬者がお別れの食事をしたといわれる大きな岩を使った
「アガペ・テーブル」

そしてたくさんの部屋。
迷路のよう。 



 

地下墓地を出ると、ちょうどいい時間。
けっこう歩いたので暑かった。地下と言っても涼しくない。

目の前にあったジェラート屋さんで、迷わずジェラートを。

たくさんあると迷う。

ピスタチオにしました。

1スクープ1ユーロ。

安い。

1pmの約束で、12:45くらいにいくと、もうお迎えきていた。
これまでも、約束の時間より10~15分前にきてくれる。
遅れるかぎりぎりではなく、日本時間ビジネス。
ゆったりとしたマルタの人たちとのギャップが(笑)
さすが、観光が主な仕事の国。
単に日本人仕様なのかな。

空港には余裕をもって着いたので、KinneやらCISK(ビール)などを
買い込んだ。
機内持ち込みはできないので、スーツケースにつめこむ。

帰りもエミレーツ航空。
楽しかったマルタともお別れ。
15:45出発が遅れ、16:20くらいの出発。
 


マルタ→ラルナカの機内食


ラルナカ→ドバイの機内食


ドバイに着いたのは1am。
なのに、さすがハブ空港。
夜中を感じさせない。

きらきら。
すごい空港でした。
帰りの乗継は2時間くらいだったので、移動とかがあると
実質ロビーで待ったのは30分くらい。待ち時間が少なくすんだ。 

ドバイから関空の機内食1(牛丼)

同じく機内食2。


関空について、行きと同じく粉もの(タコ焼きと焼きそば)を食べて
それぞれやまちゃんはバス、私はまた羽田行の飛行機に乗って
帰途についた。

今回は、のんびりゆったり自由気ままな楽しい旅でした。
無事に帰国できるといつもホッとする。 

 


#地中海に浮かぶ島国Malta~vol4.マルタ島観光

2013-10-05 | Travel

2013/9/16
今日は、昨日に引き続き、Harumiさんガイドによるマルタ島の観光

今日もお昼つきなので、控えめな朝食
 

夜中、ふと目が覚めたとき、雷雨が鳴り響いていたのですが
朝になると雨は上がっていたものの、曇天。
風も強く、楽しみにしていた青の洞門は、ボートが運航中止
 
一番下に、「今日は運航してない」と書いてます(涙)

 DON'T MISS IT!!なのにー。うう

イタリアの青の洞窟にもいったことがない私は
とてもいきたかったので残念な思いでいっぱい。


海に向かって吠えました。

まあ、そんなこといっても、天候は仕方ないですね。

風も強く、波も高い。

ほんとは乗るはずだったボート。

ここから海に出て洞くつに入るはずだった。

ボートが出ないので、周りのお店もお休み。
がらん としたところにいつまでいても何もないので

次の観光スポットへ移動。

ハジャー・イム神殿です。
はい、巨石神殿群のひとつです。


ここはテントで覆われてきちんと保護されています。

 

何の接着剤や器具も使わずに巨石を垂直と平行に積み上げられています。
ハジャー・イムとは、聖なる石、という意味だそうです。
 

それから私たちは、ボートに乗らなかったこともあり
時間があるというので、予定にはなかったスリーシティーズへ
連れて行ってもらいました。
スリーシティーズは、
ヴィットリオーザ、セングレア、コスピークワの3つの町の総称。
首都ヴァレッタの町の対岸、城壁に縁どられた町です。


セングレアの見晴台。
見えにくいかもしれないけど、目と耳の印がついています。
 
対岸に見えるヴァレッタ
 
素晴らしい眺め。

そして、ヴィットリオーザへ移動。 



街中には、騎士団の宿舎として利用されたオーベルジュが
役場などに用途をかえ、残されています。
 

 


散策を楽しんだ後は、
マルサシュロックというマルタ本島最大の漁村で
ランチ。
マルサ=港、シュロック=風
という意味の町。素敵ですね。 

ランチはシーフードのお店へ。
お店の前に料られるお魚さんが。
 

 

かわいい雰囲気のお店です。


ドリンクは、一度飲んですっかりはまった、マルタ特有のKinnie

コーラにオレンジの皮の苦味がブレンドされた感じなんですが
ほんと病みつきになりました。


お魚のスープ。
エビのうまみと魚のうまみ、おいしい。

そして、メインは鯛の一種

に、チップスとサラダがついてきました。
お魚大きい!!
そして、身がふっくらジューシーで、かなり美味しかった。


デザートはティラミスを選択。

だから、大きいんだってば。。。

ランチを食べて外に出ると、
おじさんと犬2匹がなんかやっている。

なんだろうとみてみると、おじさんが海に投げたペットボトルを
1匹の犬が飛び込んで取りに行き、くわえて泳いで戻る。
 

でも、上がったところで、もう1匹の犬に奪われる。
 

そして、取り上げたわんこのほうがそのままボートに飛び乗って
独り占め。

うらめしそうに岸から見る、海に飛び込んで
ホントはとってきたわんこ。

 

見守るおじさん。


それを何度もやっている。

かわいいトリオでした。

そして、ヴァレッタに向かいます。

アッパー・バラッカ・ガーデンからの眺め。
このとき、とても暑くてすこしバテ気味。

市民の憩いの場らしいです。

さてガーデンをあとにし、騎士団長の宮殿へ。

前の広場。

この宮殿は、現在は大統領府と議会がおかれていて、

毎週木曜日は国会が開かれているとのこと。

かなり豪奢なつくりです。

やってみたくなりますよね、こういうの。

それから、マルタ騎士団の守護聖人ヨハネにささげられた教会
聖ヨハネ大聖堂へ。

1573年から1577年にかけて
騎士団の建築技師のジェラーロモ・カサールの設計により建立されたもの。 

中に入ってその、目を奪われる豪華さにあんぐり・・・

そして、ここに描かれている絵、3Dです。

黒い服の人の手が出ている感じ。

遥か昔にすごい技法だなあ、と思います。
 


大聖堂を堪能したあとは、賑やかなヴァレッタの町を散策。

老舗のお菓子屋さん(カフェ)
 

お土産を買ったりしながら、楽しみました。



ヴァレッタの町で、今日の観光は終わり。

ホテルまで送ってもらいます。

さあ、今日の晩もまた、昨日と同じ海岸沿いを歩いて
タコを食べよう。(2人ともタコが食べたかった)
少し休んでから出かけました。

海沿いのお店に入り、
マルタのビール、CISKで乾杯

前菜は、マルチーズ(マルタの)いろんなもの。

パンつき。だから多いって・・・

メインは、唯一あった、タコ料理。
オリーブオイルとガーリックで炒めたもの。


食後にはカプチーノ

今日もあっという間の一日が終わりました。




 


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