高知のティファニーが2月14日で閉店した。
2015年のルイ・ヴィトンに続いて、
希少なブランドショップが閉店。
希少な、というか、
もうこれでブランドショップはすべてなくなったのかな。
COACHやPRADAとかがあるわけでもないし。
多くの人は今までも、
ひょいっと県外にいって買ったりしてたのだろう。
だから特に困ることはないのかもしれない。
ここで大切なものを買った(買ってもらった)思い出が
あるヒトは、寂寥感があると思う。
かくいう私は、
ティファニーも先に閉店したヴィトンも
高知では一度も足を踏み入れたことがない。
それでも閉店は寂しいと思う。
一回くらいは行っとけばよかったなあ。
ティファニーと言えば、
「ティファニーで朝食を」
がすぐに思い浮かぶ。
まだ10代の頃、
ヘップバーンに魅せられて観た映画のひとつ。
ベタだけど「ローマの休日」で一気にファンになって、
ヘップバーンが出てるのをいろいろ借りてきて観た記憶がある。
「シャレード」とか、「暗くなるまで待って」とか。
で、この「ティファニーで朝食を」は
”Moon River”の音楽が素敵だ、ということはわかっても
内容はあんまり理解できなかったと思う。
"I think it'd be tacky to wear diamonds before I'm forty."
<「ティファニーで朝食を」より>
ここでいう40歳という区切りが、
それなりの人生経験とかステイタス?、
精神的オトナとか
そんなものなのだとしたら、
私は、almost40だというのに
まだまだダイアモンドは身に着けられそうにない。
さよなら、ティファニー in 高知
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今日の一枚。
福井県の親戚から届いた冬の味覚。