旧大正飛行場掩体壕を見に行った。

八尾市に有る、「旧大正飛行場掩体壕」を見に行きました。
仕事は５時までだったので、その後、東にバイクを走らす。昨日の弥刀駅は通らない。国道２５号線を通っていく。

信貴山のふもと、高安を目指す。

そこから北上、旧国道１７０号線を走る。垣内の地名を探す。
何処に有るかはネットで見た「垣内」の地名だけだからだ。

垣内１丁目の標識を見て、山の方（東）へ右折する。

たまたま偶然ここだった。

住所は八尾市垣内３丁目。

旧国道１７０号線をここで曲がるといい。




元善光寺の石柱。これが目印。




途中、家が無くて更地にしてあった。トラロープを張って、人が入らなくしてあった。
お陰ですぐに解かった。ここだ！あった！あった！

ちょっと入らしてもらって撮影。（おいおい、あかんって。）





畑の中にドカンと有った。
畑の持ち主だろうじいさんに断って撮影させてもらう。




撮影して、帰ると、畑の道がぐるっと向こうまで有るから、入って撮って来いと言ってくれる。
おお、じいさん優しいやん。お言葉に甘えて、あぜ道を入っていく。

中は深い穴になっている。




ほんと、畑の中にドカン！とある。



ネットには、倉庫に使っていると書いてあったが、実際は雨よけに使ってはった。
畑の横に、竹などで棚を作っているのを良く見かけるが、そんな感じに使ってはった。




後ろ、山側の入り口。切断面が荒れている。鉄骨が入っていたが剥がれた感じ。でこぼこだ。
でも、切断面が真っ直ぐ。自然に剥がれたのか、不便だから切り落としたのか不明。
コンクリートに知識が深い人が見ないと解からないね。私じゃ解からんよ。




南側から見る。この後ろは崖になっている。山の斜面に畑があるからだ。




表側の切り口は真っ直ぐ。中は1.5ｍぐらい深く掘ってある。




ドームはまだ前の方に有ったのだ。なぜか、ドーム部分が切り取られていた。




左隅に写っている蜜柑の木の辺りまで、基礎があった。深さは50ｃｍぐらい。
中は跡で掘ったのかな。




蜜柑の木は、実はどうやらレモンの形だ。レモンの木かな。




後ろから、八尾の町を眺める。
「昔は飛行場まで道が有ったよ。今は畑やけどな。」とさっきのじいさん。
ここに飛行機隠したんですか？と聞くと、「使わんうちに終戦になった。」とじいさん。




今、家建ててるけど、あそこにも有ったし、その向こうにもあった。
全部で３つ有った。と教えてくれる。

おーーい！八尾市！あのじいさんが死ぬ前に、ＤＶＤに全部撮影しとくんや。もう時間が無いぞ！
証言が聞けなくなるぞ。




諸般の理由により、全部「コニカ　レビオＣ２」諸般の理由を知りたい人は、昨日の日記を読んでください。

平成１７年６月９日（木）




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